全国柔道整復学校協会監修教科書
病理学概論 第3版
(第3版第7刷:2018年1月10日発行)
(第3版第8刷:2019年1月10日発行)
正誤表
この度は,上記書籍をご購入下さいまして誠にありがとうございました.
以下の箇所に関して誤りがございましたので,ここに訂正するとともに深くお詫び申し上げます.
2019年1月21日更新
箇所 | 誤 | 正 |
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p148・下から10行目〜 p149・2行目 |
病原体の侵入する経路を感染経路という.生体への伝播経路としては,空気,接触,経口,経皮,胎盤などがある.侵入経路には呼吸器,皮膚,消化管,泌尿器,生殖器,胎盤などがあげられる.ノミとかカ(蚊)といった伝染を媒介するものを媒介体(vector)とよぶ. (1) 空気感染:麻疹,百日咳,インフルエンザ,おたふくかぜ,肺炎,肺結核など. |
病原体の侵入する経路を感染経路という.生体への伝播経路として,空気,接触,経口,経皮,胎盤などがある.侵入経路には呼吸器,皮膚,消化管,泌尿器,生殖器,胎盤などがある.呼吸器を侵入経路とするものには,飛沫感染と空気感染がある.飛沫感染は咳やくしゃみなどで飛散する水滴(飛沫)内の細菌やウイルスに感染するもの.空気感染は飛沫の水分が蒸発した細かい粒子(飛沫核)で感染するもの.飛沫は水分を含むので重く,すぐに地面に落ちるが,飛沫核は軽く長く空気中に浮遊,遠くまで拡散することができる.ノミとかカ(蚊)といった伝染を媒介するものを媒介体(vector)とよぶ. (1) 飛沫感染:百日咳,インフルエンザなど. (2) 空気感染(飛沫核感染):肺結核,麻疹,水痘. ※以下,(2) 接触感染〜(5) 経胎盤感染を,(3)〜(6)に繰り下げ(記述内容は変更ありません). |