第38-42回 理学療法士・作業療法士 国家試験問題 解答と解説 2008
(第17版第2刷:2007年1月20日発行) この度は,上記書籍をご購入下さいまして誠にありがとうございました. 2008年4月15日更新 |
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頁 | 箇所 | 誤 | 正 | |
42-91 | 問題6 解説 |
上腕三頭筋の内側頭は上腕骨後面,外側頭は肩甲骨の〜 | 上腕三頭筋の内側頭は上腕骨後面,長頭は肩甲骨の〜 | |
42-94 | 問題15 解説 |
〜上大静脈に直接入る静脈は左右の腕橈静脈と奇静脈である.奇静脈は第4腰椎の高さで上大静脈につながる. | 〜上大静脈に直接入る静脈は左右の腕頭静脈と奇静脈である.奇静脈は第4胸椎の高さで上大静脈につながる. |
第38-42回 理学療法士・作業療法士 国家試験問題 解答と解説 2008
(第17版第1刷:2007年6月25日発行) この度は,上記書籍をご購入下さいまして誠にありがとうございました. 2008年2月22日更新 |
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箇所 |
誤 |
正 |
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第30回共通94 | 解答:4 解説:変更する |
解答:2 解説:1.膀胱内圧の変化は尿貯留初期のわずかの上昇(I相),平坦部(II層),急上昇(III層)の3相に分けられるが,経時的にII層が長いのでほぼ一定としてよいだろう.2.最初の尿意は膀胱容量が150-200mlの時で,最大尿意は400-500mlで内圧が急激に上昇したときである.3.無抑制性膀胱(痙性または反射性,古い用語では自動性膀胱)は核上性障害等により,内圧が不随意に急上昇してその時期は不明である.4.自律性膀胱は核・核下性障害で起こり内圧の上昇に ヨして低コンプライアンス膀胱となる.正常な尿意がなく,残尿が多い.5.無緊張性膀胱(麻痺性膀胱)は脊髄損傷等の急性期に起こる.尿意がなく,括約筋の収縮は全く消失して尿閉状態となり,尿貯留は膨大になる.回復期には受傷部位により無抑制性膀胱や自律性膀胱になる. |
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34回理学療法13 | 解答:3 解説:変更する |
解答:4 解説:免疫性神経疾患と推定されるギラン・バレー症侯群は,病型がさまざまなため定型的な治療プログラムは作りにくいが,座位保持不能,ADL全介助状態では,筋力強化のためのゲームや遊びが可能な段階ではない.廃用予防や口すぼめ呼吸のような肺理学療法を行うべきである.筋力評価は動作の観察である程度可能である. |
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35回共通問題55 | 解答:3 解説:後半を変更する |
解答:5 解説:骨折治癒の遷延に影響を及ぼす主な原因は,不十分な固定,骨折部の感染,軟部組織の介在,血流不全,蛋白・カルシウムなどの栄養不良である.痙性麻痺の有無は骨折治癒に関係しない. |
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36回共通問題22 | 解答:5 解説:変更する |
解答:3と4 解説:セロトニンは生理活性アミンの一つで縫線核から放出され,平滑筋収縮に関与している.また,学習,記憶に関与している可能性も示されている.ドーパミンはノルアドレナリン,アドレナリンの前駆物質で,黒質−線条体系の伝達物質として機能している.ゆえにここでは3,4を誤りとした. |
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37回共通問題57 | 解答:3 解説:変更する |
解答:2 解説:合理化とは自分に役立って安心できる誤った説明を作り上げ,自分自身の思考,行為,気持ちの本当の動きを覆い隠すこと.代理は不安や葛藤を一見無関係な行動によって解消を図ること.昇華は社会的に受け入れられる行動を通して非適応的になる可能性のある気持ちを解放すること.置き換えは感情や反応を脅威の少ない他の対象に移し変えること.同一化とは有名人や自分が理想とする人と意見,感情,態度,行動を同じようにすることで不安を防衛することである |
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37回共通問題59 | 解答:5 解説:変更する |
解答:3と5 解説:障害受容は,@ショック,A否認,B怒り・うらみ,C悲嘆・抑うつ,D解決への努力,E受容というプロセスである.投射は心理的防衛機制の一つで,自分の欲求や感情を他人や物に向け変えることであり,障害受容の段階には含まれない.また,無感動はうつ状態の症状の一つで障害受容には含まれない. |
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第38回理学療法 問題19 |
解答:2 解説:変更する |
解答:5 解説:術直後義肢装着法(immediate postoperative fitting)は早期からの立位・歩行訓練が可能である.手術の状況等で訓練プロ グラムは若干異なる.術後1日目の立位開始は,荷重5kgという数値の根拠がやや微妙であるが,調整しながらの訓練は可能である.また,歩行器よりは平行棒内立位訓練の方が適当であろう.吸着ソケットへの移行は3〜4週以降が一般的で,2週目では早すぎる.したがって解答は2か5かとなるが,あえて1つを選ぶとすれば5となろう. |
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第38回理学療法 問題26 |
解答:5 解説:変更する |
解答:5 解説:1.棒体操は肩関節疾患やパーキンソン症侯群などの姿勢回復訓練に用いる.2.ロフストランド杖歩行は四肢の企図振戦があり転倒のリスクが高い.3.リズムに合わせた歩行はパーキンソン病のすくみ足防止対策である.4.体幹失調については不明であるが,起立・歩行が可能であれば立位バランスの訓練を行うべきである.5.失調歩行は支持基底の広い,股・膝関節を屈曲したいわゆるモンキーウオーク(knee bent walk)をいい,その訓練を通じてバランスや歩容を改善して 正常パターンに近づけていく. |
第38-42回 理学療法士・作業療法士 国家試験問題 解答と解説 2008
(第17版第1刷:2007年6月25日発行) この度は,上記書籍をご購入下さいまして誠にありがとうございました. 2007年12月12日更新 |
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箇所 |
誤 |
正 |
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第40回作業療法 専門問題2 |
解答 3 解説 母指対立筋(正中神経C6〜Th1)の起始停止は,大菱形骨結節,屈筋支帯から起こり 第1中手骨の橈側縁に停止する.母指を小指の方に引く.母指球部で触診する. |
解答 4 解説 母指球筋には短母指外転筋(正中神経),〔手の〕短母指屈筋(正中・尺骨神 経),母指対立筋(正中神経)とさらに深層には〔手の〕母指内転筋(尺骨神経)があ る.1は母指内転筋を,2は短母指屈筋を触診しているものと思われる.3と4は明確な 区分がやや不明であるが,3の母指球中央部分で触診できるのは短母指外転筋である.母 指対立筋は短母指外転筋の外側で,第1中手骨骨幹部橈側に触れるもので,強いていえば 4が正解となろう.5は短母指伸筋の触診と思われる. |
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第42回理学療法 専門問題35 |
問題35 …… …… 4. 2,450MHzの超音波療法 |
問題35 …… …… 4. 2,450MHzの極超短波療法 |