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基礎運動学 第6版

(第6版第22刷:2022年1月10日発行)

「関節可動域表示ならびに測定法」が2022年4月に改訂されました.改訂に沿って本文の修正を行うと以下のとおりです.

箇所 削除・修正(青字) 追記・修正(赤字)
262 上から7〜10行目 距骨下関節では〜に類似している.」削除
262 下から3〜4行目 横足根関節の運動は〜可動域は小さい.」削除
262 下段脚注 *足関節・足部の運動は〜見守っていきたい.」削除
263 上から24行目(「1 足関節の伸展(背屈)」の前)に追記 「関節可動域表示ならびに測定法」が2022年4月に改訂された.おもな変更点は次の3点である.
1.足関節・足部における「外がえしと内がえし」および「回外と回内」の定義
外がえしと内がえし:足関節・足部に関する前額面の運動で,足底が外方を向く動きが外がえし(eversion),足底が内方を向く動きが内がえし(inversion)である.
回外と回内:底屈,内転,内がえしからなる複合運動が回外,背屈,外転,外がえしからなる複合運動が回内である.母趾・趾に関しては,前額面における運動で,母趾・趾の軸を中心にして趾腹が内方を向く動きが回外,趾腹が外方を向く動きが回内である.
2. 足関節・足部に関する矢状面の運動の用語
背屈と底屈:足背への動きを背屈,足底への動きを底屈とし,屈曲と伸展は使用しないこととする.ただし,母趾・趾に関しては,足底への動きが屈曲,足背への動きが伸展である.
3. 足関節・足部の内転・外転運動の基本軸と移動軸
基本軸:第2中足骨長軸とする.」
追記
263 上から24,30行目(2カ所) 伸展(背屈 背屈
263 下から1,10行目(3カ所) 屈曲(底屈 底屈
264 表4-16「運動」欄 上から2段目 母趾(指)の背屈 母趾(指)の伸展
264 同上 上から3段目 第2〜5趾(指)の背屈 第2〜5趾(指)の伸展
264 同上 下から2段目 第2〜5趾(指)の底屈 第2〜5趾(指)の屈曲
264 同上 下から1段目 母趾(指)の底屈 母趾(指)の屈曲
264 表4-16欄外5行分を削除して追記 *筋の運動は解剖学の定義では〜内反変形という.」削除 *足関節・足部の矢状面での運動は,足背への動きを背屈,足底への動きを底屈とし,屈曲と伸展は使用しない.ただし,母趾・趾に関しては,足底への動きが屈曲,足背への動きが伸展である.
足底が外方を向く動きが外がえし,足底が内方を向く動きが内がえしである.
足部の外反・内反という用語は,足部の変形を意味しており,外がえしの状態になったものを外反変形,内がえしの状態になったものを内反変形という.
」追記
265 表4-17「運動」欄 上から1,2,10,11段目(4カ所) 背屈 伸展
265 同上 上から3〜11段目(9カ所) 底屈 屈曲
266 上から1行目 趾(指)の屈曲(底屈) 趾(指)の屈曲
266 上から2行目 趾(指)の伸展(背屈) 趾(指)の伸展
266 図4-74 虫様筋は基節底屈 虫様筋は基節屈曲
269 表4-18 左から2,4列目(2カ所) 伸展(背屈 背屈
269 同上 左から3,5列目(2カ所) 屈曲(底屈 底屈
269 同上 右から2列目 伸展(背屈) 伸展
269 同上 右から1列目 屈曲(底屈) 屈曲
271 上から5行目 下腿は内旋し,踵骨が外がえし位となった変形である. 下腿は内旋する.
271 上から16行目 足は内がえし位(内反位)に固定し,足底の外側部が地面につく.」削除
318 表5-6上から4行目 足関節は伸展 足関節は底屈
377 上から9行目 膝屈曲位,足底屈・内がえし位,ときにつま先立ちとなる 膝屈曲位,内反尖足位,ときにつま先立ちとなる
386 下から1行目 屈曲(背屈 背屈
386 下から1行目 伸展(底屈 底屈
386 下段脚注1行目 足関節の屈曲,伸展の定義は 足関節の背屈,底屈の定義は
387 図8-7説明文3行目 Fl(屈曲),Ex(伸展 Fl(背屈),Ex(底屈
387 上から1,2,4,5行目(5カ所) 屈曲(背屈 背屈
387 上から1,2,3行目(3カ所) 伸展(底屈 底屈
456 図9-7「操作」欄 下から4行目 背屈(伸展 伸展
456 図9-7「コメント」欄 下から4行目 足指底屈(屈曲 足指屈曲
「関節可動域表示ならびに測定法改訂について」を確認するには次のURLにアクセスしてください.
https://www.jarm.or.jp/member/kadou.html

(第6版第20刷:2020年1月10日発行)

正誤表

箇所
259 表4-14「大腿直筋」「運動」 股関節の屈曲
膝関節の伸展
股関節の屈曲・外転
膝関節の伸展

(第6版第19刷:2019年1月10日発行)

正誤表

箇所
224 図4-19,20の図説を含め,11カ所の「上腕の」を「肩関節の」に修正する 上腕の 肩関節の

(第6版第18刷:2018年1月10日発行)

正誤表

箇所
253 表4-12「大内転筋」「伸展」に「△」を追加
289 最下段〜 腰椎の椎間関節は,水平面に対しては直角,前額面に対しては45°の傾きがある.運動は,屈曲,伸展,側屈が可能である.回旋は,ほとんどできない. 腰椎の椎間関節面は,計測方法で差異があるものの,図に示すような「前額面に対して45°傾く」よりはむしろ矢状面に近い.したがって,運動は,屈曲,伸展,側屈が可能であるが,軸回旋はほとんどできない.
528 「3.皮膚の感覚神経」前面 前頸部皮神経
陰部鼡径神経
大腿外側皮神経
頸横神経
陰部大腿神経
外側大腿皮神経
529     同     後面 上腕内側皮神経
上腕後皮神経
上腕下外側皮神経
前腕後皮神経
前腕外側皮神経
前腕内側皮神経
穿通皮神経
大腿外側皮神経
大腿後皮神経
大腿内側皮神経
下腿外側皮神経
内側上腕皮神経
後上腕皮神経
下外側上腕皮神経
後前腕皮神経
外側前腕皮神経
内側前腕皮神経
通皮神経
外側大腿皮神経
後大腿皮神経
内側大腿皮神経
外側下腿皮神経

(第6版第17刷:2017年1月10日発行)

正誤表

箇所
192 下から7〜8行目  腎の機能的単位はネフロン(腎小体:nephron)であり,その数は約120万である(図3-164)
ひとつのネフロンは,解剖学的に糸球体(glomerulus)と尿細管(tubulus)に分けられる.
 腎の機能的単位はネフロン(腎単位:nephron)であり, その数は約120万である (図3-164) . ネフロンの構成要素は腎小体 (renal corpuscle:マルピ−ギ小体ともいう) と, 尿細管 (tubulus) から形成されている. 腎小体は毛細血管が糸玉状に集合した糸球体(glomerulus) と, これを包むボーマン嚢(Bowman capsule: 糸球体嚢)からなる.
193 図3-164 図中文字 マルピギー小体 マルピーギ小体
265 表4-17足の筋 「母趾(指)外転筋」「神経」 内側足底神経
外側足底神経
L5〜S1
「外側足底神経」を削除

(第6版第16刷:2016年2月20日発行)

正誤表

箇所
293 「(2)頭部の筋」6行目 ・側頭筋(Tempralis ・側頭筋(Temporalis
386 2行目 2方向の振幅を最小にして 2方向の振幅を最適にして
546 付録7.本書で用いられる力学の単位表
CGS単位 SI(国際単位系)
       
時間 1秒(sec,s) msec=10-3sec,μsec=10-6sec,min(分)=60sec
 
加速度      =980.616cm/sec2
国際的標準値=980.665cm/sec2
CGS単位 SI(国際単位系)
       
時間 1秒(sec) 1秒(s) msec=10-3s,μsec=10-6s,min(分)=60s
 
加速度      =9.80616m/s2
国際的標準値=9.80665m/s2

(第6版第13刷:2014年3月10日発行)

正誤表

箇所
37 12行目 重量の単位をkg重(kgw)という 重量の単位をkg重(kgwあるいはkgf)という
207 下1行目 仕事量(kgm/minやワット) 仕事の量(仕事率:kgw・m/minやワット)
209 13行目 仕事量(kgm/min) 仕事率(kgw・m/min)
209 下7行目 仕事量(kgm/min,wattなど) 仕事率(kgw・m/min,ワットなど)
331 図6-5図説下1,2行目 2カ所 仕事 仕事
331 下2行目 仕事 仕事
339 表6-5A 脚注 kgm/min kgw・m/min
339 15〜17行目 50×6×1=300 kgm/min の仕事となる(1 kgm は1 kg 重のものを重力に抗して1m持ち上げるときのエネルギーの量を表す).仕事をワット(W)で表示するには,1W≒6kgm/min(正確には6.12kgm/min)として,300kgm/min≒50Wとなる. 50×6×1=300kgw・m/minの仕事となる(1kgw・m質量1kgの物体を重力に抗して1m持ち上げるときの仕事量を表す).仕事をワット(W)で表示するには,1W≒6kgw・m/min(正確には60/9.8=6.12kgw・m/min)として,300kgw・m/min≒50Wとなる.
340 下4行目 作業負荷量(kgm/min) 作業負荷量(kgw・m/min)
348 下7行目 AB×W1=AGW0 AB×W1=AG×W0
432 下2〜4行目 4カ所 kgm kgw・m
434 図8-45縦軸の単位 2カ所 kgm kgw・m

(第6版第12刷:2013年2月10日発行)

正誤表

箇所
40 15行目 熱エネルギー1calは,0.427Jに相当する. 熱エネルギー1cal[15℃]は,4.184Jに相当する.
204 2行目 1calは,4.186×107ergに当たる. 1calは,4.184J(4.184×107erg)に当たる.
241 表4-9「短母指伸筋」行の「PIP関節 伸展」列 △を削除する
339 下14行目 1W÷6kgm/min(正確には6.12kgm/min)として,300kgm/min÷50W 1W6kgw・m/min(正確には60/9.8=6.12kgw・m/min)として,300kgw・m/min50W

(第6版第10刷(補訂):2012年2月20日発行)

正誤表


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(第6版第7刷:2010年1月10日発行)

正誤表

箇所
214 下から3行目 らせん関節 蝶番関節
242 表4-11股関節の筋(1)小腰筋の停止 寛骨弓状稜,腸筋膜 寛骨弓状稜,腸筋膜
426 上から12行目 系列分析 移行分析
468 上から13行目
477 下から11行目 記憶混成 記憶痕跡
478 下から2行目 記憶混成 記憶痕跡