第3版の序
管理栄養士,栄養士の皆さんにとって重要な役目である「栄養アセスメント」を実践する際に,臨床検査値が適切に解釈されることを目的として,本書の初版は2008年に発刊された.以来,多くの管理栄養士,栄養士の皆さんにご活用いただき,少しずつ修正を加えながら増刷を重ねてきた.そして,その後の診療ガイドラインの見直への対応,新しい臨床検査項目の追加,必要性の減少した臨床検査項目の削除などを行いつつ,2014年に当時の最新情報を踏まえて第2版を刊行した.
その後も医学・栄養学・科学の急速な発展を受け,糖尿病,脂質異常症,慢性腎臓病,高血圧症など,治療の上で栄養・食事管理が重要となる疾患について診療ガイドラインの改訂が重ねられた.さらに現在では「チーム医療」を前提とした医師のタスクシェア・シフトの推進が急ピッチで進められており,さまざまな専門性を有する多職種が医療に効果的に機能連携することが重要になってきている.チーム医療を実践する上でも,臨床検査を通じて患者の病態を把握したり,健康診断の結果を適切に解釈できる力が,すべての医療職に求められている.
そこで,今回は本書を全面的に見直し,第3版として発行する運びになった.管理栄養士,栄養士,そして管理栄養士を目指す学生さんが,臨床検査の内容や解釈をより的確に理解していただけるよう,表記を抜本的に見直すことにした.臨床検査項目についても,追加や削除を行い,基準値についても最新のものに改変した.また,実際の栄養食事療法に役立てていただけるよう,症例を見直した.さらに,第28回〜36回管理栄養士国家試験に出題された臨床検査に関する問題を試験科目別に提示し,新たに解説を加えた.
本書で得られる知識は,管理栄養士,栄養士の業務の質をさらに向上させる上で有意義だと確信する.ぜひ本書を栄養アセスメントの実践にご活用いただき,栄養食事療法に役立てていただきたいと祈念する.
本書の改訂にご尽力いただいた医歯薬出版株式会社編集部に深甚なる謝意を表したい.
令和4年 紅葉の映える候
奈良信雄
初版の序
臨床検査は現代の医療において欠かすことのできない重要なものである.それは,患者のもつ疾病を正しく診断するのに役立つだけでなく,病態を詳細に解析したり,あるいは健康時の体内の状態を把握することもできるからである.つまり,疾患の治療はもちろんのこと,疾病を予防したり,あるいは健康を増進するうえで,臨床検査を活用することが求められている.
管理栄養士・栄養士にとって,臨床検査値を解釈し,臨床検査の結果を栄養管理,栄養療法や食事指導へ応用することが要求されている.それは,上に述べたように,臨床検査は体内で起きているさまざまな状況を判断するのに有用であるからである.とくに種々の職種が参加して医療を実践するチーム医療が基本となっている現代の医療では,管理栄養士・栄養士が臨床検査値を正しく解釈できなければ,積極的に医療チームに参加することができないだろう.
しかし,臨床検査値を正しく解釈し,栄養管理,栄養療法や食事指導に活かすことは容易ではないと思う.では,どうすれば臨床検査値を解釈し,読むことができるのだろうか? 答えは一つしかない.実際の症例に数多く接し,個々の患者での臨床検査値を読むトレーニングを積むことである.それ以外に王道はない.
とは言うものの,外来患者や入院患者,あるいは健診や人間ドックの臨床検査値を読めと言われても取っつきにくいのが実際だと思う.
そこで,本書では,管理栄養士・栄養士の皆さんが臨床検査値を正しく解釈でき,かつ日頃の業務に活用できるように,臨床検査とはどういうものか,実際の疾患にどう使われているか,また代表的な症例での臨床検査値はどうなっているのか,解説することとした.さらに演習問題や管理栄養士国家試験問題も載せ,トレーニングを積みやすいように工夫した.
もともと本書は,医歯薬出版が刊行している「臨床栄養」の別冊として平成16年に出版された「臨床検査値の読み方・考え方Case Study」が基本となっている.著者の意図 が正しく伝えられたようで,多くの管理栄養士・栄養士の皆さんから好評を博した.そこで,これを全面的に見直し,その後の医学医療の発展を取りいれ,さらに演習問題を増やして新しく単行本として発行することとした.
ぜひ本書をご活用いただき,栄養指導や栄養管理の向上に役立てていただきたい.現場でご活躍の管理栄養士・栄養士の皆さん,さらに管理栄養士・栄養士を目指して勉学に励む学生諸君にも,ご利用いただければと願う.
本書の企画,編集には医歯薬出版編集部のご尽力を賜った.ここに深謝する.
平成20年 紅葉の頃
奈良信雄
管理栄養士,栄養士の皆さんにとって重要な役目である「栄養アセスメント」を実践する際に,臨床検査値が適切に解釈されることを目的として,本書の初版は2008年に発刊された.以来,多くの管理栄養士,栄養士の皆さんにご活用いただき,少しずつ修正を加えながら増刷を重ねてきた.そして,その後の診療ガイドラインの見直への対応,新しい臨床検査項目の追加,必要性の減少した臨床検査項目の削除などを行いつつ,2014年に当時の最新情報を踏まえて第2版を刊行した.
その後も医学・栄養学・科学の急速な発展を受け,糖尿病,脂質異常症,慢性腎臓病,高血圧症など,治療の上で栄養・食事管理が重要となる疾患について診療ガイドラインの改訂が重ねられた.さらに現在では「チーム医療」を前提とした医師のタスクシェア・シフトの推進が急ピッチで進められており,さまざまな専門性を有する多職種が医療に効果的に機能連携することが重要になってきている.チーム医療を実践する上でも,臨床検査を通じて患者の病態を把握したり,健康診断の結果を適切に解釈できる力が,すべての医療職に求められている.
そこで,今回は本書を全面的に見直し,第3版として発行する運びになった.管理栄養士,栄養士,そして管理栄養士を目指す学生さんが,臨床検査の内容や解釈をより的確に理解していただけるよう,表記を抜本的に見直すことにした.臨床検査項目についても,追加や削除を行い,基準値についても最新のものに改変した.また,実際の栄養食事療法に役立てていただけるよう,症例を見直した.さらに,第28回〜36回管理栄養士国家試験に出題された臨床検査に関する問題を試験科目別に提示し,新たに解説を加えた.
本書で得られる知識は,管理栄養士,栄養士の業務の質をさらに向上させる上で有意義だと確信する.ぜひ本書を栄養アセスメントの実践にご活用いただき,栄養食事療法に役立てていただきたいと祈念する.
本書の改訂にご尽力いただいた医歯薬出版株式会社編集部に深甚なる謝意を表したい.
令和4年 紅葉の映える候
奈良信雄
初版の序
臨床検査は現代の医療において欠かすことのできない重要なものである.それは,患者のもつ疾病を正しく診断するのに役立つだけでなく,病態を詳細に解析したり,あるいは健康時の体内の状態を把握することもできるからである.つまり,疾患の治療はもちろんのこと,疾病を予防したり,あるいは健康を増進するうえで,臨床検査を活用することが求められている.
管理栄養士・栄養士にとって,臨床検査値を解釈し,臨床検査の結果を栄養管理,栄養療法や食事指導へ応用することが要求されている.それは,上に述べたように,臨床検査は体内で起きているさまざまな状況を判断するのに有用であるからである.とくに種々の職種が参加して医療を実践するチーム医療が基本となっている現代の医療では,管理栄養士・栄養士が臨床検査値を正しく解釈できなければ,積極的に医療チームに参加することができないだろう.
しかし,臨床検査値を正しく解釈し,栄養管理,栄養療法や食事指導に活かすことは容易ではないと思う.では,どうすれば臨床検査値を解釈し,読むことができるのだろうか? 答えは一つしかない.実際の症例に数多く接し,個々の患者での臨床検査値を読むトレーニングを積むことである.それ以外に王道はない.
とは言うものの,外来患者や入院患者,あるいは健診や人間ドックの臨床検査値を読めと言われても取っつきにくいのが実際だと思う.
そこで,本書では,管理栄養士・栄養士の皆さんが臨床検査値を正しく解釈でき,かつ日頃の業務に活用できるように,臨床検査とはどういうものか,実際の疾患にどう使われているか,また代表的な症例での臨床検査値はどうなっているのか,解説することとした.さらに演習問題や管理栄養士国家試験問題も載せ,トレーニングを積みやすいように工夫した.
もともと本書は,医歯薬出版が刊行している「臨床栄養」の別冊として平成16年に出版された「臨床検査値の読み方・考え方Case Study」が基本となっている.著者の意図 が正しく伝えられたようで,多くの管理栄養士・栄養士の皆さんから好評を博した.そこで,これを全面的に見直し,その後の医学医療の発展を取りいれ,さらに演習問題を増やして新しく単行本として発行することとした.
ぜひ本書をご活用いただき,栄養指導や栄養管理の向上に役立てていただきたい.現場でご活躍の管理栄養士・栄養士の皆さん,さらに管理栄養士・栄養士を目指して勉学に励む学生諸君にも,ご利用いただければと願う.
本書の企画,編集には医歯薬出版編集部のご尽力を賜った.ここに深謝する.
平成20年 紅葉の頃
奈良信雄
第1章 臨床検査の意義と内容
1 臨床検査の目的
1.疾患の診断
2.早期発見
3.経過のモニター
2 臨床検査の内容
1.検体検査
2.生理機能検査(臨床生理検査・生体検査)
3.画像検査
3 臨床検査値の読み方と解釈
1.基準値(基準範囲)
2.カットオフ値
4 栄養食事指導・栄養管理と臨床検査
第2章 臨床検査値の解釈
1 尿・便検査
1.尿検査
尿量
尿pH
尿たんぱく
尿糖
尿潜血
尿沈渣
2.便検査
便潜血
寄生虫
2 血液検査
1.血球検査
赤血球(RBC),ヘモグロビン(Hb),ヘマトクリット(Hct,Ht)
白血球(WBC)
血小板(PLT)
血液像
2.血栓・止血検査
出血時間
プロトロンビン時間(PT)
活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)
フィブリノゲン(Fbg)
トロンボ試験(TT)
3 血液生化学検査
1.たんぱく検査
血清総たんぱく(TP)
血清アルブミン(Alb)
2.糖検査
血糖
糖負荷試験(GTT)
糖化ヘモグロビン,(ヘモグロビンA1c),フルクトサミン,糖化アルブミン
1,5-アンヒドログルシトール(1,5-AG)
インスリン,Cペプチド
3.脂質検査
総コレステロール(T-Chol)
トリグリセリド(TG)
リポたんぱく(LP)
HDLコレステロール(HDL-Chol)
LDLコレステロール(LDL-Chol)
4.肝・胆道機能検査
アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST,GOT),アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT,GPT)
乳酸脱水素酵素(LD,LDH)
ビリルビン(Bil)
アルカリホスファターゼ(ALP)
γ-グルタミルトランスペプチダーゼ(γ-GT,γ-GTP)
コリンエステラーゼ(ChE)
インドシアニングリーン試験(ICG)検査
アンモニア(NH3)
5.膵機能検査
アミラーゼ(AMY)
リパーゼ
6.腎機能検査
(血中)尿素窒素(UN,BUN)
クレアチニン(Cr)
クレアチニンクリアランス(Ccr)
シスタチンC(Cys-C)
β2-ミクログロブリン(β2MG)
7.尿酸(UA)
8.電解質検査
ナトリウム(Na)
クロール(Cl)
カリウム(K)
カルシウム(Ca)
リン(P)〔無機リン(IP)〕
9.ホルモン検査
甲状腺ホルモン
甲状腺刺激ホルモン(TSH)
10.無機質検査
鉄(Fe)
総鉄結合能(TIBC),不飽和鉄結合能(UIBC)
フェリチン
銅(Cu)
4 免疫・血清検査
1.炎症・マーカー検査
赤血球沈降速度(赤沈,血沈)(ESR)
C反応性たんぱく(CRP)
2.感染症関連検査
抗ストレプトリジンO抗体(ASO)
梅毒反応
A型肝炎ウイルス検査(HAV)
B型肝炎ウイルス検査(HBV)
C型肝炎ウイルス検査(HCV)
エイズウイルス検査(HIV)
3.自己抗体検査
リウマチ因子(RF)
抗核抗体(ANA)
4.アレルゲン検査
免疫グロブリンE
5.免疫グロブリン検査
血清免疫電気泳動(IEP)
免疫グロブリン定量(Ig)
6.腫瘍マーカー検査
α-フェトプロテイン(AFP)
癌胎児性抗原(CEA)
CA19-9
5 病原微生物検査
1.微生物検査法
塗抹検査
培養検査
その他の検査
2.おもな感染症の病原体
6 染色体・遺伝子検査
1.染色体検査
2.遺伝子検査
7 生理機能検査
1.心電図検査(ECG,EKG)
2.呼吸機能検査
肺活量測定
努力肺活量測定(FVC)
動脈血ガス分析
経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)
第3章 臨床検査値を基にした栄養食事指導のポイント
1 糖尿病の臨床検査
1.糖尿病とは
2.糖尿病の栄養食事指導における臨床検査のポイント
2 脂質異常症(高脂血症)の臨床検査
1.脂質異常症(高脂血症)とは
2.脂質異常症(高脂血症)の栄養食事指導における脂質検査のポイント
3 虚血性心疾患の臨床検査
1.虚血性心疾患とは
2.虚血性心疾患の栄養食事指導における臨床検査のポイント
4 高尿酸血症(痛風)の臨床検査
1.高尿酸血症(痛風)とは
2.高尿酸血症(痛風)の栄養食事指導における臨床検査のポイント
5 肝・胆道疾患の臨床検査
急性肝炎
1.急性肝炎とは
2.急性肝炎の栄養食事指導における肝機能検査のポイント
慢性肝炎
1.慢性肝炎とは
2.慢性肝炎の栄養食事指導における肝機能検査のポイント
肝硬変
1.肝硬変とは
2.肝硬変の栄養食事指導における肝機能検査のポイント
胆石症
1.胆石症とは
2.胆石症の栄養食事指導における肝機能検査のポイント
6 膵疾患の臨床検査
急性膵炎
1.急性膵炎とは
2.急性膵炎の栄養食事指導における膵機能検査のポイント
慢性膵炎
1.慢性膵炎とは
2.慢性膵炎の栄養食事指導における膵機能検査のポイント
7 腎疾患の臨床検査
急性糸球体腎炎
1.急性糸球体腎炎とは
2.急性糸球体腎炎の栄養食事指導における腎機能検査のポイント
慢性腎臓病(CKD)
1.慢性腎臓病とは
2.慢性腎臓病の栄養食事指導における腎機能検査のポイント
ネフローゼ症候群
1.ネフローゼ症候群とは
2.ネフローゼ症候群の栄養食事指導における腎機能検査のポイント
慢性腎不全
1.慢性腎不全とは
2.慢性腎不全の栄養食事指導における腎機能検査のポイント
8 貧血の臨床検査
鉄欠乏性貧血
1.鉄欠乏性貧血とは
2.鉄欠乏性貧血の栄養食事指導における血球検査のポイント
巨赤芽球性貧血
1.巨赤芽球性貧血とは
2.巨赤芽球性貧血の栄養食事指導における臨床検査のポイント
9 甲状腺疾患の臨床検査
甲状腺機能亢進症(バセドウ病)
1.甲状腺機能亢進症とは
2.甲状腺機能亢進症の栄養食事指導における甲状腺機能検査のポイント
甲状腺機能低下症
1.甲状腺機能低下症とは
2.甲状腺機能低下症の栄養食事指導における甲状腺機能検査のポイント
10 膠原病の臨床検査
全身性エリテマトーデス(SLE)
1.全身性エリテマトーデス(SLE)とは
2.SLEの栄養食事指導における臨床検査のポイント
関節リウマチ(RA)
1.関節リウマチ(RA)とは
2.関節リウマチの栄養食事指導における臨床検査のポイント
演習問題
管理栄養士国家試験問題
付録・基準値一覧
索引
1 臨床検査の目的
1.疾患の診断
2.早期発見
3.経過のモニター
2 臨床検査の内容
1.検体検査
2.生理機能検査(臨床生理検査・生体検査)
3.画像検査
3 臨床検査値の読み方と解釈
1.基準値(基準範囲)
2.カットオフ値
4 栄養食事指導・栄養管理と臨床検査
第2章 臨床検査値の解釈
1 尿・便検査
1.尿検査
尿量
尿pH
尿たんぱく
尿糖
尿潜血
尿沈渣
2.便検査
便潜血
寄生虫
2 血液検査
1.血球検査
赤血球(RBC),ヘモグロビン(Hb),ヘマトクリット(Hct,Ht)
白血球(WBC)
血小板(PLT)
血液像
2.血栓・止血検査
出血時間
プロトロンビン時間(PT)
活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)
フィブリノゲン(Fbg)
トロンボ試験(TT)
3 血液生化学検査
1.たんぱく検査
血清総たんぱく(TP)
血清アルブミン(Alb)
2.糖検査
血糖
糖負荷試験(GTT)
糖化ヘモグロビン,(ヘモグロビンA1c),フルクトサミン,糖化アルブミン
1,5-アンヒドログルシトール(1,5-AG)
インスリン,Cペプチド
3.脂質検査
総コレステロール(T-Chol)
トリグリセリド(TG)
リポたんぱく(LP)
HDLコレステロール(HDL-Chol)
LDLコレステロール(LDL-Chol)
4.肝・胆道機能検査
アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST,GOT),アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT,GPT)
乳酸脱水素酵素(LD,LDH)
ビリルビン(Bil)
アルカリホスファターゼ(ALP)
γ-グルタミルトランスペプチダーゼ(γ-GT,γ-GTP)
コリンエステラーゼ(ChE)
インドシアニングリーン試験(ICG)検査
アンモニア(NH3)
5.膵機能検査
アミラーゼ(AMY)
リパーゼ
6.腎機能検査
(血中)尿素窒素(UN,BUN)
クレアチニン(Cr)
クレアチニンクリアランス(Ccr)
シスタチンC(Cys-C)
β2-ミクログロブリン(β2MG)
7.尿酸(UA)
8.電解質検査
ナトリウム(Na)
クロール(Cl)
カリウム(K)
カルシウム(Ca)
リン(P)〔無機リン(IP)〕
9.ホルモン検査
甲状腺ホルモン
甲状腺刺激ホルモン(TSH)
10.無機質検査
鉄(Fe)
総鉄結合能(TIBC),不飽和鉄結合能(UIBC)
フェリチン
銅(Cu)
4 免疫・血清検査
1.炎症・マーカー検査
赤血球沈降速度(赤沈,血沈)(ESR)
C反応性たんぱく(CRP)
2.感染症関連検査
抗ストレプトリジンO抗体(ASO)
梅毒反応
A型肝炎ウイルス検査(HAV)
B型肝炎ウイルス検査(HBV)
C型肝炎ウイルス検査(HCV)
エイズウイルス検査(HIV)
3.自己抗体検査
リウマチ因子(RF)
抗核抗体(ANA)
4.アレルゲン検査
免疫グロブリンE
5.免疫グロブリン検査
血清免疫電気泳動(IEP)
免疫グロブリン定量(Ig)
6.腫瘍マーカー検査
α-フェトプロテイン(AFP)
癌胎児性抗原(CEA)
CA19-9
5 病原微生物検査
1.微生物検査法
塗抹検査
培養検査
その他の検査
2.おもな感染症の病原体
6 染色体・遺伝子検査
1.染色体検査
2.遺伝子検査
7 生理機能検査
1.心電図検査(ECG,EKG)
2.呼吸機能検査
肺活量測定
努力肺活量測定(FVC)
動脈血ガス分析
経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)
第3章 臨床検査値を基にした栄養食事指導のポイント
1 糖尿病の臨床検査
1.糖尿病とは
2.糖尿病の栄養食事指導における臨床検査のポイント
2 脂質異常症(高脂血症)の臨床検査
1.脂質異常症(高脂血症)とは
2.脂質異常症(高脂血症)の栄養食事指導における脂質検査のポイント
3 虚血性心疾患の臨床検査
1.虚血性心疾患とは
2.虚血性心疾患の栄養食事指導における臨床検査のポイント
4 高尿酸血症(痛風)の臨床検査
1.高尿酸血症(痛風)とは
2.高尿酸血症(痛風)の栄養食事指導における臨床検査のポイント
5 肝・胆道疾患の臨床検査
急性肝炎
1.急性肝炎とは
2.急性肝炎の栄養食事指導における肝機能検査のポイント
慢性肝炎
1.慢性肝炎とは
2.慢性肝炎の栄養食事指導における肝機能検査のポイント
肝硬変
1.肝硬変とは
2.肝硬変の栄養食事指導における肝機能検査のポイント
胆石症
1.胆石症とは
2.胆石症の栄養食事指導における肝機能検査のポイント
6 膵疾患の臨床検査
急性膵炎
1.急性膵炎とは
2.急性膵炎の栄養食事指導における膵機能検査のポイント
慢性膵炎
1.慢性膵炎とは
2.慢性膵炎の栄養食事指導における膵機能検査のポイント
7 腎疾患の臨床検査
急性糸球体腎炎
1.急性糸球体腎炎とは
2.急性糸球体腎炎の栄養食事指導における腎機能検査のポイント
慢性腎臓病(CKD)
1.慢性腎臓病とは
2.慢性腎臓病の栄養食事指導における腎機能検査のポイント
ネフローゼ症候群
1.ネフローゼ症候群とは
2.ネフローゼ症候群の栄養食事指導における腎機能検査のポイント
慢性腎不全
1.慢性腎不全とは
2.慢性腎不全の栄養食事指導における腎機能検査のポイント
8 貧血の臨床検査
鉄欠乏性貧血
1.鉄欠乏性貧血とは
2.鉄欠乏性貧血の栄養食事指導における血球検査のポイント
巨赤芽球性貧血
1.巨赤芽球性貧血とは
2.巨赤芽球性貧血の栄養食事指導における臨床検査のポイント
9 甲状腺疾患の臨床検査
甲状腺機能亢進症(バセドウ病)
1.甲状腺機能亢進症とは
2.甲状腺機能亢進症の栄養食事指導における甲状腺機能検査のポイント
甲状腺機能低下症
1.甲状腺機能低下症とは
2.甲状腺機能低下症の栄養食事指導における甲状腺機能検査のポイント
10 膠原病の臨床検査
全身性エリテマトーデス(SLE)
1.全身性エリテマトーデス(SLE)とは
2.SLEの栄養食事指導における臨床検査のポイント
関節リウマチ(RA)
1.関節リウマチ(RA)とは
2.関節リウマチの栄養食事指導における臨床検査のポイント
演習問題
管理栄養士国家試験問題
付録・基準値一覧
索引