やさしさと健康の新世紀を開く 医歯薬出版株式会社

第3版監訳者序
3rd Ed.原著者序
第2版訳者序
2nd Ed.原著者序
1st Ed.原著者序
和文索引
欧文索引

第I編 治療計画および術前の準備
第1章 病歴の把握と臨床診査
 1.病歴
  1 主訴
  2 個人的情報
  3 医科病歴
  4 歯科病歴
   1) 歯周治療に関する病歴
   2) 修復治療に関する病歴
   3) 歯内療法に関する病歴
   4) 矯正治療に関する病歴
   5) 可撤性補綴治療に関する病歴
   6) 口腔外科病歴
   7) X線に関する病歴
   8) 顎関節機能異常の病歴
 2.診査
  1 全身的診査
  2 口腔外診査
   1) 顎関節
   2) 咀嚼筋
   3) 口唇
  3 口腔内診査
   1) 歯周組織の診査
   2) 歯牙診査表
   3) 咬合診査
  4 X線診査
  5 歯髄の生活診断
 3.診断と予後
  1 鑑別診断
  2 予後
   1) 全身的因子
   2) 局所的因子
 4.まとめ
第2章 診断用模型の応用
 1.診断用模型のための印象採得
   1) アルジネート印象材
   2) 診断用印象の採得方法
 2.咬合器の選択
   1) 非調節性小型咬合器
   2) 半調節性咬合器
   3) 全調節性咬合器
 3.フェイスボウ
   1) 水平横断軸
   2) キネマティック蝶番軸フェイスボウ
   3) 平均値型蝶番軸フェイスボウ
   4) フェイスボウトランスファー
 4.中心位記録
   1) 下顎誘導
   2) 前歯プログラミング装置
   3) 中心位記録法
   4) 部分欠損歯列における顎間関係記録
 5.診断用模型の咬合器装着
   1) 上顎模型
   2) 下顎模型
   3) 評価
 6.咬合器の後方制御装置
   1) 平均値
   2) 偏心位における顎間関係の記録
   3) 簡易型パントグラフ
   4) パントグラフの記録
   5) エレクトロニックパントグラフ
   6) ステレオグラム
 7.アンテリアガイダンス
   1) 機械的なアンテリア・ガイドテーブル
   2) レジン製カスタムアンテリア・ガイドテーブル
   3) カスタムアンテリア・ガイドテーブルの作製
 8.診断用模型の変更修正
 9.まとめ
第3章 治療計画の作成
 1.患者のニーズの把握
  1 現存する病態の改善
  2 将来の疾患の予防
  3 機能の回復
  4 外観の改善
 2.利用できる材料と術式
  1 可塑性材料
  2 鋳造金属による修復
   1) 歯冠内修復物
   2) 歯冠外修復物
  3 陶材焼付鋳造冠
  4 レジン前装冠
  5 繊維強化レジン
  6 全部陶材冠
  7 固定性橋義歯
  8 インプラント支持の補綴物
  9 可撤性部分床義歯
  10 全部床義歯
 3.歯牙欠損の治療
  1 抜歯の決定
  2 補綴を行わなかった場合の抜歯の結果
 4.支台歯の選択
  1 単独欠損歯の補綴
   1) カンチレバー式固定性橋義歯
   2) 支台歯の評価
   3) 歯内療法が行われた支台歯
   4) 未修復の支台歯
   5) 近心傾斜している第二大臼歯
  2 複数欠損歯の補綴
   1) 支台歯への過剰な荷重
   2) 複数の前歯の補綴
  3 可撤性部分床義歯の適応症
 5.治療の順序
  1 症状の改善
  2 悪化してゆく症状の安定化
   1) 齲蝕
   2) 歯周疾患
  3 最終的な治療
   1) 口腔外科処置
   2) 歯周治療
   3) 歯内療法
   4) 矯正治療
   5) 固定性補綴治療
   6) 複雑な補綴治療
  4 術後管理(フォローアップ)
 6.まとめ
第4章 咬合の原則
 1.解剖
  1 顎関節
  2 靭帯
  3 筋系
  4 歯列
 2.中心位
 3.下顎運動
  1 基準平面
   1) 矢状面
   2) 水平面
   3) 前頭面
  2 限界運動
   1) 後方ならびに前方決定要素
  3 機能的運動
   1) 咀嚼
   2) 発音
  4 異常機能運動
   1) ブラキシズム
   2) クレンチング
 4.咬合研究の歴史
  1 両側性平衡咬合
  2 片側性平衡咬合(グループファンクション)
  3 ミューチュアリープロテクテッドオクルージョン
   1) 最適な咬合
   2) 理論的根拠
 5.患者の適応能力
  1 低い閾値
  2 高い閾値
 6.病的咬合
  1 徴候と症状
   1) 歯
   2) 歯根膜
   3) 筋
   4) 顎関節
   5) 筋筋膜疼痛機能障害(MPD)
 7.咬合治療
  1 オクルーザルスプリント療法
  2 装置の作製
  3 術後管理
 8.まとめ
第5章 歯周組織に対する配慮
 1.解剖
  1 歯肉
  2 歯周組織
  3 歯牙歯肉移行部
 2.歯周組織の疾患
  1 病因
   1) 用語
   2) プラークの構造
  2 病理学的機序
   1) 初期病変
   2) 早期病変
   3) 確立期病変
   4) 発展期病変
   5) 歯周炎
 3.診査・診断・治療計画
  1 初期治療
   1) 細菌性プラークのコントロール
   2) スケーリングと歯冠研磨
   3) 不適合補綴物(欠陥,オーバーハングなど)の修正
   4) ルートプレーニング
   5) 戦略的抜歯
   6) 動揺歯の固定
   7) 部分矯正(MTM)
  2 初期治療の再評価
  3 外科的治療
   1) 軟組織の処置
   2) 硬組織の処置
   3) 根分岐部病変の治療
  4 外科的治療の再評価
  5 組織誘導再生法(GTR)(硬組織および軟組織に対する処置)
   1) 手術法
   2) 補綴処置
  6 メンテナンス
  7 予後
 4.まとめ
第6章 口腔内の前準備
 1.口腔外科的処置
  1 軟組織の処置
  2 硬組織の処置
  3 顎矯正外科
  4 インプラント支持の固定性補綴
 2.修復歯の二次齲蝕
 3.支台築造
  選択の基準
   1) 歯科用アマルガム
   2) グラスアイオノマーセメント
   3) コンポジットレジン
   4) ピン維持によるメタルコア
 4.歯内療法
  1 評価
  2 治療
 5.最終的な歯周治療
  1 粘膜修正療法
  2 遊離自家歯肉移植
  3 側方移動有茎弁移植(歯肉弁側方移動術)
  4 歯冠側移動有茎弁移植
  5 上皮下結合組織移植
  6 歯冠長延長術
  7 外科的歯冠長延長術
  8 歯間乳頭の維持と再建
  9 矯正治療と歯周治療を組み合わせた挺出
 6.矯正治療
  1 評価
  2 治療
 7.最終的な咬合治療
  1 診断のための咬合調整
  2 咬合調整の実際
   1) 患者の選択
   2) 中心位における干渉の除去
   3) 側方および前方運動時の干渉の除去
 8.まとめ
第II編 臨床術式:パート
第7章 歯冠形成の原則
 1.生物学的条件
  1 歯冠形成時の損傷の予防
   1) 隣在歯
   2) 軟組織
   3) 歯髄
   4) 歯髄損傷の原因
  2 歯質の保存
  3 将来の口腔の健康に影響を与える事柄
   1) 軸面の削除
   2) マージンの設定
   3) マージンの適合
   4) マージン形態
   5) 咬合に対する配慮
   6) 歯牙破折の予防
 2.機械的条件
  1 維持形態
   1) 脱離力の大きさ
   2) 歯冠形成の形態
   3) 修復物適合面の粗造度
   4) セメント合着されるものの材料
   5) 合着材の種類
   6) 合着材の被膜厚さ
  2 抵抗形態
   1) 脱離力の大きさと方向
   2) 歯冠形成の外形
   3) 合着材の物理的特性
  3 変形
   1) 合金の選択
   2) 適切な歯質削除
   3) マージンの設計
 3.審美的条件
  1 陶材焼付鋳造冠
   1) 唇面の歯質削除
   2) 切端の歯質削除
   3) 隣接面形成
   4) 唇側マージンの設定
  2 部分被覆冠
   1) 隣接面マージン
   2) 唇側マージン
 4.歯冠形成の計画と評価
  1 診断のための歯冠形成
   1) 診断のためのワックスアップ
   2) 歯冠形成中の評価手順
  2 患者と術者の位置
 5.まとめ
第8章 全部鋳造冠の形成
 1.長所
 2.短所
 3.適応症
 4.禁忌症
 5.基準
  特別な配慮
   1) 機能(中心)咬頭ベベル
   2) 非機能(非中心)咬頭ベベル
   3) シャンファーの幅
 6.形成
 7.まとめ
第9章 陶材焼付鋳造冠の形成
 1.適応症
 2.禁忌症
 3.長所
 4.短所
 5.形成
第10章 部分被覆冠,インレー,アンレーの形成
 1.部分被覆冠
  1 適応症
  2 禁忌症
  3 長所
  4 短所
  5 形成
  6 臼歯の部分被覆冠の形成
   1) 上顎小臼歯の3/4冠
   2) 上顎大臼歯の3/4(4/5)冠
   3) 上顎大臼歯の7/8冠
   4) 下顎小臼歯の変法3/4(4/5)冠
  7 前歯の部分被覆冠の形成
   1) 上顎犬歯の3/4冠
  8 ピンレッジの形成
   1) 適応症
   2) 禁忌症
   3) 上顎中切歯のピンレッジ
 2.インレーとアンレー
  1 適応症
  2 禁忌症
  3 長所
  4 短所
  5 形成
  6 II級インレーの形成
   1) 咬合分析
   2) 外形
   3) 齲蝕歯質の除去
   4) 軸面-歯肉側グルーブとベベルの付与
  7 MODアンレーの形成
   1) 外形
   2) 齲蝕歯質の除去
   3) 咬合面削除
   4) マージンの付与
第11章 全部陶材修復の形成
 1.全部陶材冠
  1 長所
  2 短所
  3 適応症
  4 禁忌症
  5 形成
 2.セラミックインレーとアンレー
  1 適応症
  2 禁忌症
  3 長所
  4 短所
  5 形成
 3.ポーセレンラミネートベニア
  1 長所と適応症
  2 形成
第12章 根管処置歯の修復治療
 1.治療計画
  1 臨床上の失敗
  2 前歯に対する考察
  3 臼歯に対する考察
 2.ポストコア形成の原則
  1 歯質の保存
   1) 根管の形成
   2) 歯冠部歯質の形成
  2 維持形態
   1) 前歯
   2) 臼歯部
  3 抵抗形態
   1) 応力配分
   2) 回転防止策
 3.術式
  1 根管充填材の除去
  2 根管の形成
   1) 既製のポストに対して
   2) 鋳造ポストに対して
  3 歯冠部歯質の形成
  4 ポストの作製
   1) 既製ポスト
   2) 鋳造ポスト
  5 コアの作製
   1) 可塑性充填材
   2) 鋳造コア
  6 暫間修復物
  7 埋没と鋳造
  8 試適
  9 セメント合着
  10 ポストの除去
 4.まとめ
第13章 インプラント支持の固定性補綴
 1.インプラントの種類
  1 ブレード型インプラント
  2 歯根型インプラント
 2.インプラントの治療計画
  1 臨床評価
  2 X線的評価
  3 診断用模型
  4 骨の診査
 3.インプラントの位置決定の原則
  1 解剖学的制約
   1) 上顎前歯部
   2) 上顎臼歯部
   3) 下顎前歯部
   4) 下顎臼歯部
  2 補綴的配慮
   1) インプラントの埋入位置
   2) インプラントと修復物の大きさ
   3) 単独歯のインプラント
 4.外科用ステント
 5.インプラント外科
  1 インプラント一次手術
   1) 骨への到達
   2) インプラント埋入
   3) 術後評価
  2 インプラント二次手術―インプラントを露出させる
 6.インプラント修復
  1 臨床用インプラントコンポーネント
   1) インプラント体
   2) カバースクリュー
   3) ヒーリングアバットメント
   4) アバットメント
   5) 印象用ポスト
   6) 技工用アナログ
   7) ワクシングスリーブ
   8) 補綴物の維持スクリュー
  2 インプラント修復の選択肢
   1) 後方遊離端欠損のインプラント修復
   2) スパンの長い欠損の修復
   3) 単独歯のインプラント修復
   4) 無歯顎症例の固定性修復
  3 セメント維持型のインプラントクラウンとスクリュー維持型のインプラントクラウン
 7.インプラントの長期的成功に影響を与える生体力学的因子
  1 咬合
  2 インプラントと天然歯の連結
  3 インプラントとフレームワークの適合
  4 緩衝要素
 8.メンテナンス
 9.偶発症
  1 骨吸収
  2 補綴の失敗
 10.まとめ
第14章 印象採得と歯周組織の管理
 1.必要条件
  1 歯周組織の健康
  2 唾液のコントロール
  3 歯肉圧排
   1) 圧排糸
   2) エレクトロサージェリー
 2.材料学
  弾性印象材
   1) 可逆性ハイドロコロイド
   2) ポリサルファイドラバー
   3) 縮重合型シリコーンラバー
   4) ポリエーテルラバー
   5) 付加型シリコーンラバー
 3.各個トレーの作製
 4.印象採得
  1 弾性印象材
   1) ヘビーボディ材とライトボディ材のコンビネーション法
   2) シングルミックス法
   3) 自動練和法
   4) 機械練和法
  2 可逆性ハイドロコロイド
  3 特別に考慮するべき事柄
   1) ピン維持の修復物
   2) ポストコア
  4 消毒
  5 評価
 5.まとめ
第15章 プロビジョナルレストレーション
 1.必要条件
  1 生物学的条件
   1) 歯髄の保護
   2) 歯周組織の健康
   3) 適切な咬合関係と歯の位置
   4) エナメル質破折の予防
  2 機械的条件
   1) 機能
   2) 脱離
   3) 再使用のための撤去
  3 審美的条件
 2.材料と作製法
  1 外面の鋳型(ESF)
   1) 各個に作られるもの(カスタムメード)
   2) 既製品
  2 組織面の鋳型(TSF)
   1) 間接法
   2) 直接法
   3) 間接-直接法
  3 プロビジョナルレストレーションに用いられる材料
   1) 理想的な特性
   2) 現在利用できる材料
 3.材料学
  1 遊離基重合
   1) 反応開始
   2) 重合反応の伝播
   3) 反応停止
  2 モノマーに関連する特性
   1) フィラー
 4.術式
   1) 臨床サイドの基本的な使用器材
   2) 技工サイドの基本的な使用器材
  1 間接法で個別に作製する(カスタムメード)プロビジョナル固定性橋義歯
  2 間接-直接法で作製するカスタムメードのプロビジョナル固定性橋義歯
  3 各個に作製するプロビジョナル単独冠
   1) 全部被覆冠
   2) アンレーと部分被覆冠
   3) インレー
  4 ラミネートベニア
  5 既製ESFを用いたプロビジョナルクラウン
  6 ポリカーボネート冠
  7 アルミニウム冠
  8 ポストコアのプロビジョナルレストレーション
  9 セメント仮着
   1) 理想的特性
   2) 現在利用できる材料
  10 撤去,再装着,修理
  11 審美性の向上
   1) 色調
   2) 半透明感
   3) 表面性状
 5.まとめ
第III編 技工物の作製
第16章 技工サイドとのコミュニケーション
 1.歯科技術と認定制度
 2.相互責任
 3.歯科医師の責務
  1 感染予防
  2 歯冠形成
  3 形成マージン
  4 咬合器マウント
  5 技工依頼書
   1) 咬合
   2) 連結子
   3) ポンティックとコーピングデザイン
   4) シェード選択
   5) 付加的な情報
 4.適切な確認
 5.まとめ
第17章 作業模型およびダイ
 1.具備すべき条件
 2.材料学
  1 石膏
  2 レジン
  3 電気メッキされたダイ
  4 弾性ダイ用材料
 3.選択基準
  1 種々のダイ法
   1) 可撤式ダイ法
   2) 非可撤式作業模型と各個ダイ(副歯型法)
   3) その他のダイ法
  2 作業模型-ダイ法の選択
 4.方法
 5.作業模型の咬合器装着
  1 作業模型と診断用模型
  2 咬合の再構築
  3 調和のとれた咬合
  4 咬合器装着の確認
 6.まとめ
第18章 ワックスパターン
 1.必要条件
  1 欠陥の修正
  2 適切なセメントスペースの確保
   1) セメントスペースの増加法
   2) セメントスペースの減少法
   3) ダイスペーサー
  3 マージンの印記
 2.材料学
 3.術式
  1 臼歯
   1) 内面
   2) ワックスパターンの撤去
   3) 隣接面
   4) 接触点
   5) 軸面
   6) 軸面カントゥア
   7) 咬合面
   8) 咬合接触関係
   9) 咬頭の高さと位置
   10) 軸面カントゥアの完成
   11) 三角隆線
   12) 副隆線
   13) マージン仕上げ
   14) インレーやアンレーのワックスアップ
  2 前歯
   1) 舌面と切端
   2) 唇面
  3 ワックスのカットバック
  4 連結子のワックスアップ
 4.ステップの要約
 5.まとめ
第19章 陶材焼付鋳造冠のためのフレームワークの設計と金属の選択
 1.具備すべき条件
  1 解剖学的カントゥアでのワックスアップ
  2 咬合の分析
 2.カットバック
   1) カットバックの設計
   2) パターンのカットバックのための溝入れ(トラフィング;troughing)
   3) 仕上げ
   4) 連結子の設計
   5) ポンティック
   6) 評価
 3.金属の選択
  1 合金の機械的・物理的特性の歯科的な意味あい
   1) 弾性率
   2) 比例限界と降伏強さ
   3) 硬さ
   4) 高温でのクリープと歪み
   5) 最大引張強さ
   6) 伸び百分率
   7) 靭性(toughness)
   8) 熱膨張/熱収縮
   9) 密度
  2 利用可能な合金
   1) 高貴金属合金
   2) 貴金属合金
   3) 非貴金属を主とする合金
 4.ステップの要約
 5.まとめ
第20章 ポンティックの設計
 1.術前の評価
  1 ポンティックのスペース
  2 歯槽堤の形態
  3 外科的修正
   1) クラスI欠損
   2) クラスIIおよびIII欠損
  4 歯槽堤形態の保存
 2.ポンティックの分類
  1 完全自浄型ポンティックとハイジニックポンティック
  2 鞍状型ポンティックとリッジラップ型ポンティック
  3 改良リッジラップ型ポンティック
  4 円錐型ポンティック
  5 オベイト型ポンティック
 3.生物学的条件
  1 歯槽堤との接触状態
  2 口腔清掃の条件
  3 ポンティックの材料
  4 咬合力
 4.機械的条件
  ポンティックに使用される材料
   1) 陶材焼付鋳造ポンティック
   2) レジン前装ポンティック
   3) 繊維強化コンポジットレジンポンティック
 5.審美的条件
  1 歯肉との関係
  2 歯冠長
  3 近遠心的幅径
 6.ポンティックの作製
  1 市販されている材料
  2 陶材焼付鋳造ポンティック
   1) 解剖学的カントゥアのワックスアップ
   2) カットバック
   3) 鋳造体の調整
   4) 陶材の築盛
  3 メタルポンティック
 7.まとめ
第21章 可撤性部分床義歯の維持装置
 1.治療計画
  成功の条件
   1) 設計
   2) 維持
   3) 拮抗作用
 2.歯冠形成
  1 着脱方向
  2 レスト座
  3 軸面形態
 3.印象採得
  咬合採得
 4.ワックスパターンの作製
  1 サベイライン
  2 ガイドプレーン
  3 咬合面レスト座
 5.厳密な仕上げ工程
  ミリング
 6.試適とセメント合着
 7.既存のRPDに適合する鋳造冠の作製
 8.アタッチメント
  1 歯冠外アタッチメント
  2 歯冠内アタッチメント
   1) 既製タイプのアタッチメント
   2) 自家製タイプのアタッチメント
  3 バー,スタッド,磁石
 9.まとめ
第22章 埋没と鋳造
 1.必要条件
  1 スプルー
   1) 直径
   2) 位置
   3) スプルー植立
   4) ベント植立
  2 円錐台
  3 鋳造リングと緩衝材
  4 リングレス埋没法
  5 スプルー植立法
 2.材料学
  1 石膏系埋没材
   1) 膨張
  2 リン酸塩系埋没材
   1) 膨張
   2) 作業時間
 3.材料の選択
  1 鋳造合金の選択
   1) 考慮するべき因子
  2 埋没材の選択
   1) 理想的な特性
 4.埋没
   1) ブラシテクニック
   2) 真空埋没法
   3) ワックスの焼却
 5.鋳造促進法
 6.鋳造
  1 鋳造機
  2 鋳造法
   1) 鋳造体の掘り出し
   2) 評価
   3) 鋳造欠陥について
 7.ステップの要約
 8.まとめ
第23章 色彩学,審美およびシェードの選択
 1.光と色
  1 光とはなにか
   1) 光の質
  2 色とはなにか
   1) マンセル(Munsell)表色法
   2) CIELAB表色法
  3 色測定器
  4 色の知覚
   1) 目
   2) 色順応
   3) 色認識の錯誤
 2.審美性
  1 笑顔の分析
  2 調和(均整・プロポーション)
  3 バランス
  4 正中線
 3.シェードの選択
  1 一般原則
  2 市販のシェードガイド
   1) 色相の選択
   2) 彩度の選択
   3) 明度の選択
  3 Vitapan 3D-Masterシェードガイド
  4 広範囲シェードガイド
  5 象牙質シェードガイド
  6 カスタムシェードガイド
   1) シェード分布図
 4.まとめ
第24章 陶材焼付鋳造冠
 1.歴史的背景
 2.概論
 3.メタル調製
  1 形態
  2 埋没材の除去
  3 酸化膜の除去
  4 メタル仕上げ
   1) 厚み
   2) 仕上げ
   3) 洗浄
   4) 酸化処理
 4.材料学
  1 陶材の製造
  2 ポーセレンテクニック
  3 陶材の種類
   1) オペークポーセレン
   2) ボディポーセレン
   3) インサイザルポーセレン
  4 陶材と合金の結合
  5 結合に影響を与える因子
 5.選択の基準
  1 オペークポーセレン
  2 ボディおよびインサイザルポーセレン
 6.作製
  1 ポーセレンの築盛
  2 内部のキャラクタリゼーション
  3 カントゥアの付与
  4 グレージングと表面のキャラクタリゼーション
   1) 外部のキャラクタリゼーション
 7.カラーレスクラウン
  1 長所と短所
  2 適応症と禁忌症
  3 カラーレスクラウンのためのフレームワークデザイン
  4 作製法
   1) 白金箔マトリックス法
   2) 直接築盛(シアノアクリレートレジン)法
   3) ポーセレンワックス法
 8.トラブル解決法
  1 ひび割れ
  2 気泡
  3 満足のゆかない外観
 9.ステップの要約
 10.まとめ
第25章 全部陶材修復物の作製
 1.歴史的背景
 2.強化陶材
 3.歯科用陶材強化の機序
  1 構造欠陥
  2 表面の亀裂
  3 結晶強化処理
  4 化学的強化処理
  5 焼戻し
  6 グレージング(艶焼き)
  7 応力腐蝕の防止
 4.全部陶材システム
  1 アルミナスコアセラミック法
  2 スリップキャストセラミック法
  3 ホットプレスセラミック法
   1) リューサイトを主原料とする素材
   2) リチウムケイ酸塩を主原料とする素材
  4 機械加工セラミック
   1) Cerecシステム
   2) Celayシステム
   3) Procera All Ceramicシステム
  5 金属強化システム
   1) Captekシステム
   2) 電気鋳造(電鋳)法
 5.全部陶材システムの選択
  1 破折抵抗
  2 審美性
  3 摩耗性
 6.唇側ポーセレンベニア
 7.インレーおよびアンレー
  耐火性ダイ法
 8.全部陶材の固定性橋義歯
 9.全部陶材による支台修復
 10.陶材修復物のレジン接着
  修復物のエッチングとシラン処理
 11.まとめ
第26章 レジン接着性固定性橋義歯
 1.レジン接着性固定性橋義歯の発達
  1 接着ポンティック
  2 有孔性鋳造レジン接着性固定性橋義歯(機械的維持)
  3 エッチング鋳造レジン接着性固定性橋義歯(マイクロメカニカルな維持―メリーランドブリッジ)
  4 マクロ的機械維持のレジン接着性固定性橋義歯(ヴァージニアブリッジ)
  5 化学接着によるレジン接着性固定性橋義歯(接着性ブリッジ)
 2.設計の概念
 3.長所
 4.短所
 5.適応症
 6.禁忌症
 7.作製
  1 支台歯形成
  2 前歯部の歯冠形成とフレームワークの設計
  3 臼歯部の歯冠形成とフレームワークの設計
  4 修復物の接着
 8.術後の管理
 9.ステップの要約
 10.まとめ
第27章 繊維強化コンポジット固定性補綴
 1.長所と短所
 2.入手可能な繊維強化コンポジット材
 3.適応症
 4.禁忌症
 5.歯冠外全部被覆固定性補綴
 6.歯冠内部分被覆固定性補綴
 7.試適と接着
 8.まとめ
第28章 固定性橋義歯の連結子
 1.固定性連結子
  半固定性連結子
 2.連結子の設計
 3.連結子の種類
  1 固定性連結子
   1) 鋳造連結子
   2) ロウ付け連結子
   3) ロウ付け間隙
   4) ループ連結子
  2 半固定性連結子
 4.材料学
  1 ロウ
  2 ロウ付け用フラックスとアンチフラックス
   1) ロウ付け用フラックス
   2) ロウ付け用アンチフラックス
  3 ロウ付け用埋没材
 5.ロウ付け方法の選択
  1 全部鋳造固定性橋義歯のロウ付け
  2 陶材焼付鋳造固定性橋義歯のロウ付け
   1) 前ロウ付け法
   2) 後ロウ付け法
 6.熱源
  1 ブローパイプ(トーチ)を用いたロウ付け
  2 オーブンロウ付け
  3 赤外線ロウ付け
  4 レーザー溶接
 7.ロウ付け精度
 8.ロウ付け方法
   1) ロウ付けのための咬合面インデックス
   2) 即時重合レジンを用いたロウ付け用インデックス
   3) ワックス除去と予備加熱
   4) ブローパイプを用いたロウ付け(低熱)
   5) ブローパイプを用いたロウ付け(高熱)
   6) オーブンロウ付け
   7) 赤外線ロウ付け
  評価
 9.ステップの要約
 10.まとめ
第29章 鋳造修復物の仕上げ
 1.目的と手順
  1 区域1――マージン部内面
   1) 目的
   2) 手順
  2 区域2――内面(陰刻)
   1) 目的
   2) 手順
   3) マーキング材
  3 区域3――スプルー
   1) 目的
   2) 手順
  4 区域4――隣接面接触点
   1) 目的
   2) 手順
   3) 連結子
  5 区域5――咬合面
   1) 目的
   2) 手順
  6 区域6――軸壁
   1) 目的
   2) 手順
  7 区域7――マージン部外面
   1) 手順
 2.ステップの要約
第IV編 臨床術式:パート
第30章 試適評価,キャラクタリゼーション,グレージング
 1.試適評価
  1 プロビジョナルレストレーションと合着材
  2 評価の順序
  3 隣接面コンタクト
   1) 強すぎるコンタクト
   2) コンタクトの不足
  4 マージンの完全性
   1) 評価
   2) 仕上げ
  5 安定性
  6 咬合
   1) 評価と調整
   2) リマウント
  7 陶材修復物
   1) カントゥアの付与
   2) 表面性状のキャラクタリゼーション
 2.キャラクタリゼーションとグレージング
  表面の色の修正とキャラクタリゼーション
   1) シェードの修正
   2) キャラクタリゼーション
   3) 特殊な錯視効果
 3.まとめ
第31章 合着材とセメンテーション
 1.暫間セメンテーション
 2.永久セメンテーション
  1 従来の鋳造修復
  2 歯科用セメント
   1) リン酸亜鉛セメント
   2) ポリカルボキシレートセメント
   3) グラスアイオノマーセメント
   4) エトキシ安息香酸(EBA)含有ないし非含有酸化亜鉛ユージノール(ZOE)セメント
   5) レジンアイオノマーセメント
   6) レジン接着材
  3 合着材の選択
   1) リン酸亜鉛セメント
   2) ポリカルボキシレートセメント
   3) グラスアイオノマーセメント
   4) レジンアイオノマーセメント
   5) 接着性レジン
  4 セメント合着時の修復物と歯牙表面の調製
 3.セラミックベニヤおよびインレーのセメンテーション
  1 レジン接着材の選択
  2 修復物の接着
 4.ステップの要約
 5.まとめ
第32章 術後の管理
 1.セメンテーション後の診査
 2.定期的リコール
  1 既往歴と一般診査
  2 口腔衛生と食事および唾液
  3 齲蝕
   1) 根面齲蝕
  4 歯周病
  5 咬合機能障害
  6 歯髄と根尖歯周組織の健康
 3.緊急治療
  1 疼痛
  2 支台冠の脱離
  3 連結子の破折
  4 ポーセレンベニアの破折
 4.再治療
  1 計画された再治療
  2 自己管理不良
 5.症例
  症例1 単純な鋳造修復物
  症例2 単独鋳造修復物
  症例3 単純な固定性橋義歯
  症例4 部分被覆冠支台装置
  症例5 ピンレッジ固定装置
  症例6 固定性および可撤性補綴物によるフルマウスリハビリテーション
  症例7 広範囲にわたる固定性補綴物
  症例8 広範囲にわたる固定性および可撤性補綴物
  症例9 将来予想される問題への対応
  症例10 固定性および可撤性補綴物による包括的なリハビリテーションの長期症例
  症例11 固定性補綴物による包括的なリハビリテーションの長期症例
  症例12 歯周組織に問題のある歯列の包括的なリハビリテーションの長期症例
  症例13 固定性橋義歯の長期症例
 6.まとめ