▲序
現代歯科医療の進展は歯科材料学の進歩と密接に関連しており,新しい歯科材料の誕生は臨床の新しいジャンルをも創世する.
いまから約15年ほど前,「ハイブリッドセラミックス」という歯科用語は存在していなかった.しかし,現在の歯科臨床のなかで「ハイブリッドセラミックス」は多くの臨床家に認知され,いまやなくてはならない修復材として多用されている.
以前は,わが国独特の制限の多い歯科保険制度のなかでは,高額なメタルボンドによる歯冠修復が不可能な場合,あまり高品位とはいえない歯科用金銀パラジウム合金に硬質レジンを前装するしかなかった.高額な自費診療か低品質の保険診療かの選択をせまられ,苦境に立たされる臨床家が多かったのも事実である.しかし,メタルボンドに比べて生産性のよい「ハイブリッドセラミックス」を用いることで,低額な自己負担で生体適合性の良好なメタルフリー修復が可能となった.このことは,患者さんにとっても朗報といえよう.
一方,臨床に供されてから四半世紀が経過したポーセレンによる歯冠修復も,高審美という点では多くの臨床家から高い評価を得ているものの,その硬さ,強さゆえの支持組織への過大な負担はいかんともしがたく,これに起因する経年的なトラブルが散見されつつある.要は咬合面を修復するに際しては,ポーセレンはあまり「やさしくない」修復材なのである.この点からも,今後は「ハイブリッドセラミックス」の有する高いBio-Compatibility(生体調和性)能への評価がますます高まるであろう.
「ハイブリッドセラミックス」のもつもう一つの大きな特徴として,口腔内のすべての修復を単一素材で行えるということも挙げられる.インレー,単冠,ブリッジ,コーヌスクローネの外冠前装部,インプラントの上部構造とほとんどすべての修復に対応でき,色調や質感,そして摩耗などの経年的変化にもある程度追従できる,調和のとれたオールマイティな歯冠色修復材料である.
本書は,一般臨床に供され約10年が経過し,多くの臨床に応用されつつも,いまだ評価の定まらない部分も存在する「ハイブリッドセラミックス」について,長い臨床経験を有し,多岐にわたる分野で造詣の深い先生方にご執筆いただいた.本書が,「ハイブリッドセラミックス」を日常臨床に応用されている,あるいは応用することを考えている多くの歯科医師・歯科技工士の一助となれば幸いである.
2006年6月
▲高橋 英登
▲松井 信人
「ハイブリッドセラミックス」とは,「粒子サイズの異なるフィラーを組み合わせて高密度充填したコンポジットレジン」(日本歯科理工学会編:歯科理工学教育用語集.医歯薬出版.より)のことである.学術的にはハイブリッド型コンポジットレジンとよばれているが,本書では原則として「ハイブリッドセラミックス」を使用することとする.また,現在,ハイブリッドセラミックス(ハイブリッド型コンポジットレジン)としては各種製品が発売されているが,本書ではその先駆的商品であるエステニアゥ(およびエステニアゥC&B)を主体に取り上げることとする.本文中,エステニアゥとエステニアゥC&Bが混在している箇所もあるが,基本的な物性はどちらもほとんど同じであると考えて読みすすめてほしい.エステニアゥC&Bに特化した点については,それを明記している.
現代歯科医療の進展は歯科材料学の進歩と密接に関連しており,新しい歯科材料の誕生は臨床の新しいジャンルをも創世する.
いまから約15年ほど前,「ハイブリッドセラミックス」という歯科用語は存在していなかった.しかし,現在の歯科臨床のなかで「ハイブリッドセラミックス」は多くの臨床家に認知され,いまやなくてはならない修復材として多用されている.
以前は,わが国独特の制限の多い歯科保険制度のなかでは,高額なメタルボンドによる歯冠修復が不可能な場合,あまり高品位とはいえない歯科用金銀パラジウム合金に硬質レジンを前装するしかなかった.高額な自費診療か低品質の保険診療かの選択をせまられ,苦境に立たされる臨床家が多かったのも事実である.しかし,メタルボンドに比べて生産性のよい「ハイブリッドセラミックス」を用いることで,低額な自己負担で生体適合性の良好なメタルフリー修復が可能となった.このことは,患者さんにとっても朗報といえよう.
一方,臨床に供されてから四半世紀が経過したポーセレンによる歯冠修復も,高審美という点では多くの臨床家から高い評価を得ているものの,その硬さ,強さゆえの支持組織への過大な負担はいかんともしがたく,これに起因する経年的なトラブルが散見されつつある.要は咬合面を修復するに際しては,ポーセレンはあまり「やさしくない」修復材なのである.この点からも,今後は「ハイブリッドセラミックス」の有する高いBio-Compatibility(生体調和性)能への評価がますます高まるであろう.
「ハイブリッドセラミックス」のもつもう一つの大きな特徴として,口腔内のすべての修復を単一素材で行えるということも挙げられる.インレー,単冠,ブリッジ,コーヌスクローネの外冠前装部,インプラントの上部構造とほとんどすべての修復に対応でき,色調や質感,そして摩耗などの経年的変化にもある程度追従できる,調和のとれたオールマイティな歯冠色修復材料である.
本書は,一般臨床に供され約10年が経過し,多くの臨床に応用されつつも,いまだ評価の定まらない部分も存在する「ハイブリッドセラミックス」について,長い臨床経験を有し,多岐にわたる分野で造詣の深い先生方にご執筆いただいた.本書が,「ハイブリッドセラミックス」を日常臨床に応用されている,あるいは応用することを考えている多くの歯科医師・歯科技工士の一助となれば幸いである.
2006年6月
▲高橋 英登
▲松井 信人
「ハイブリッドセラミックス」とは,「粒子サイズの異なるフィラーを組み合わせて高密度充填したコンポジットレジン」(日本歯科理工学会編:歯科理工学教育用語集.医歯薬出版.より)のことである.学術的にはハイブリッド型コンポジットレジンとよばれているが,本書では原則として「ハイブリッドセラミックス」を使用することとする.また,現在,ハイブリッドセラミックス(ハイブリッド型コンポジットレジン)としては各種製品が発売されているが,本書ではその先駆的商品であるエステニアゥ(およびエステニアゥC&B)を主体に取り上げることとする.本文中,エステニアゥとエステニアゥC&Bが混在している箇所もあるが,基本的な物性はどちらもほとんど同じであると考えて読みすすめてほしい.エステニアゥC&Bに特化した点については,それを明記している.
Opening Graph ハイブリッドセラミックスを臨床に応用する
Part1 ハイブリッドセラミックスの特性と今後の可能性
ハイブリッドセラミックスの現況と今後の展望(高橋英登)
1.ハイブリッドセラミックスとは何か
2.ハイブリッドセラミックス使用の現況
3.ハイブリッドセラミックスの特性を活かした臨床
4.ハイブリッドセラミックスのブリッジへの応用
5.ハイブリッドセラミックス エステニア®開発の経緯
6.いままでの臨床経過からみた問題点
1)技工操作
2)臨床術式
7.まとめ
ハイブリッドセラミックスの材料特性(末瀬一彦)
1.エステニア®の特徴
2.エステニア®の機械的特性
1)歯冠用コンポジットレジン系材料との比較
2)ポーセレンとの比較
3.歯ブラシ摩耗による摩耗量と光沢度
4.滑走摩耗による摩耗量
5.機械的強度と透明性の両立
6.EGファイバーとの併用による機械的特性の変化
7.まとめ
column 破壊靭性値とは
column 光沢度と重合方法との関係
歯冠修復材料としてのハイブリッドセラミックスの有用性(矢澤一浩・土師幸典)
1.長期経過観察からみられた歯冠修復の問題点
<症例1:メタルボンドクラウンによる顕著な歯の咬耗>
<症例2:メタルボンドクラウンによる顕著な前歯の咬耗>
<症例3:喪失した歯槽骨の獲得と修復物による外傷>
<症例4:金属ポスト周辺の二次齲蝕>
<症例5:歯根破折と金属イオンによる歯質の変色>
<症例6:口腔感触の変化>
2.まとめ
column 歯科医師と歯科技工士の連携
ハイブリッドセラミックスの材料特性を活かした臨床応用への可能性(山田敏元)
1.エステニア®によるインレー・アンレー・クラウンの臨床経過
2.エステニア®による歯科インプラントの上部構造とその臨床経過
3.エステニア®による義歯用人工歯とその臨床経過
4.まとめ
column エステニア®インレー・アンレー・クラウンの窩洞・支台歯形成について
column 滑沢耐久性と研磨の関係
Part2 ハイブリッドセラミックスの臨床応用
ハイブリッドセラミックスを応用したジャケットクラウンの臨床成績(塩野英昭・小林憲治・松村英雄)
1.エステニア®ジャケットクラウンの臨床術式
1)支台歯に鋳造支台築造体が装着されている場合
2)支台歯にファイバーポストとコンポジットレジンによる支台築造が施されている場合
(1)ファイバーポストとは
(2)ファイバーポストの使用法
2.エステニア®ジャケットクラウンの臨床成績
1)症例の概略
2)各評価項目の結果
(1)色調の適合
(2)クラウンと支台歯境界部の状態
(3)表面性状
(4)エステニア® の摩耗
(5)対合歯の摩耗
(6)破折,二次齲蝕
(7)その他
3.エステニア®ジャケットクラウンの特徴
4.まとめ
ハイブリッドセラミックスを応用したブリッジの臨床(誉田雄司・菅野健哉・浅野哲也)
1.メタルフレーム内在型のエステニア®ブリッジ
1)TMCS(磁性アタッチメントを用いたチタン製可撤性ブリッジ)
2)その他のメタルフレーム内在型エステニア®ブリッジ
2.ファイバーを用いたエステニア®ブリッジ(オールセラミックス)
3.ファイバーを応用した接着性ブリッジ
4.エステニア®ブリッジの重要ポイント
5.患者さんの評価
6.まとめ
column 色調の再現について
ハイブリッドセラミックスによるインプラント上部構造(武田孝之)
1.上部構造体としての材質の選択
1)使用金属の選択
2)歯冠色を有する材質の選択
(1)破損について
(2)摩耗について
2.インプラント上部構造の具備条件とエステニア®の適用条件
3.AGCとエステニア®の併用
4.まとめ
ハイブリッドセラミックスを効果的に用いるための接着システムと支台築造(森田 誠・冨田佳照・柏田聰明)
1.接着システムについて
1)接着性レジンセメントの要件
2)接着力の強化と耐酸性の向上
3)セメントの物性
2.支台築造法について
1)コンポジットレジン支台築造について
2)コンポジットレジン支台築造の審美性について
3.エステニア®による歯冠修復処置の臨床例
1)コアの製作(分割コア)
2)コアの接着と支台歯形成
3)クラウンの接着
4.まとめ
ハイブリッドセラミックスによる修復成功へのキーポイント(大竹貫洋・三浦宏之)
1.実証科学からの考察
1)物理学的考察
(1)咬合力について
(2)修復物の形態について
(3)レジンコーティング法および形成処理
(4)接着性レジンセメント
2)化学的・生物学的考察
(1)被接着面の性状が及ぼす影響
(2)印象採得
2.臨床のながれ
3.まとめ
Part3 ハイブリッドセラミックスの技工術式
ハイブリッドセラミックスの技工のポイント(松井信人)
1.模型観察,築盛前処理のポイント
2.築盛,重合時のポイント
3.脱型,研磨のポイント
4.トラブルへの対応・対策
5.まとめ
ハイブリッドセラミックスによるジャケットクラウンの技工(松井信人)
1.エステニア® C&Bによるジャケットクラウンの製作
2.まとめ
ハイブリッドセラミックスによるメタルフリーブリッジ技工の要点(関口博一)
1.補強繊維材について
1)リボンドについて
2)EGファイバーについて
2.EGファイバーシステムによるメタルフリーブリッジの製作
3.まとめ
ハイブリッドセラミックスによるインプラント上部構造体の技工(木村健二・伊藤裕也・飯島俊一)
1.インプラント補綴におけるハイブリッドセラミックスとポーセレンの比較
1)緩衝
2)メインテナンス
3)作業上のリスク
2.AGC3ユニットブリッジ
1)AGC3ユニットブリッジの利点
2)前装に使用するハイブリッドセラミックスについて
3.技工術式
4.まとめ
ハイブリッドセラミックスの審美的な色調再現方法(山田和伸)
1.エステニア® C&Bのシステム概要
2.エステニア® C&Bの色調再現性
1)エステニア® C&Bの基本的な色調
(1)歯冠の色調をほぼ決定するオペーシャスデンチンとデンチンの組み合わせ
(2)エステニア® C&Bの彩度
(3)エステニア® C&Bの透明度
3.EGファイバーを用いたメタルフリーブリッジの製作と色調の再現
4.エステニア® C&Bのエフェクト色について
1)サービカルデンチンエフェクト
2)エナメルエフェクト
3)トランスペアレントエフェクト
5.インプラント上部構造体への応用と色調の再現
6.まとめ
column エステニア® C&B GUMシェードについて
ハイブリッドセラミックスによる臼歯部インレーの色調再現(川端利明)
1.エステニア®およびエステニア® C&Bの臨床的位置づけと色調的特性
2.臼歯部インレーの製作法
3.まとめ
参考文献
エステニア®関連参考資料文献
索引
執筆者一覧
Part1 ハイブリッドセラミックスの特性と今後の可能性
ハイブリッドセラミックスの現況と今後の展望(高橋英登)
1.ハイブリッドセラミックスとは何か
2.ハイブリッドセラミックス使用の現況
3.ハイブリッドセラミックスの特性を活かした臨床
4.ハイブリッドセラミックスのブリッジへの応用
5.ハイブリッドセラミックス エステニア®開発の経緯
6.いままでの臨床経過からみた問題点
1)技工操作
2)臨床術式
7.まとめ
ハイブリッドセラミックスの材料特性(末瀬一彦)
1.エステニア®の特徴
2.エステニア®の機械的特性
1)歯冠用コンポジットレジン系材料との比較
2)ポーセレンとの比較
3.歯ブラシ摩耗による摩耗量と光沢度
4.滑走摩耗による摩耗量
5.機械的強度と透明性の両立
6.EGファイバーとの併用による機械的特性の変化
7.まとめ
column 破壊靭性値とは
column 光沢度と重合方法との関係
歯冠修復材料としてのハイブリッドセラミックスの有用性(矢澤一浩・土師幸典)
1.長期経過観察からみられた歯冠修復の問題点
<症例1:メタルボンドクラウンによる顕著な歯の咬耗>
<症例2:メタルボンドクラウンによる顕著な前歯の咬耗>
<症例3:喪失した歯槽骨の獲得と修復物による外傷>
<症例4:金属ポスト周辺の二次齲蝕>
<症例5:歯根破折と金属イオンによる歯質の変色>
<症例6:口腔感触の変化>
2.まとめ
column 歯科医師と歯科技工士の連携
ハイブリッドセラミックスの材料特性を活かした臨床応用への可能性(山田敏元)
1.エステニア®によるインレー・アンレー・クラウンの臨床経過
2.エステニア®による歯科インプラントの上部構造とその臨床経過
3.エステニア®による義歯用人工歯とその臨床経過
4.まとめ
column エステニア®インレー・アンレー・クラウンの窩洞・支台歯形成について
column 滑沢耐久性と研磨の関係
Part2 ハイブリッドセラミックスの臨床応用
ハイブリッドセラミックスを応用したジャケットクラウンの臨床成績(塩野英昭・小林憲治・松村英雄)
1.エステニア®ジャケットクラウンの臨床術式
1)支台歯に鋳造支台築造体が装着されている場合
2)支台歯にファイバーポストとコンポジットレジンによる支台築造が施されている場合
(1)ファイバーポストとは
(2)ファイバーポストの使用法
2.エステニア®ジャケットクラウンの臨床成績
1)症例の概略
2)各評価項目の結果
(1)色調の適合
(2)クラウンと支台歯境界部の状態
(3)表面性状
(4)エステニア® の摩耗
(5)対合歯の摩耗
(6)破折,二次齲蝕
(7)その他
3.エステニア®ジャケットクラウンの特徴
4.まとめ
ハイブリッドセラミックスを応用したブリッジの臨床(誉田雄司・菅野健哉・浅野哲也)
1.メタルフレーム内在型のエステニア®ブリッジ
1)TMCS(磁性アタッチメントを用いたチタン製可撤性ブリッジ)
2)その他のメタルフレーム内在型エステニア®ブリッジ
2.ファイバーを用いたエステニア®ブリッジ(オールセラミックス)
3.ファイバーを応用した接着性ブリッジ
4.エステニア®ブリッジの重要ポイント
5.患者さんの評価
6.まとめ
column 色調の再現について
ハイブリッドセラミックスによるインプラント上部構造(武田孝之)
1.上部構造体としての材質の選択
1)使用金属の選択
2)歯冠色を有する材質の選択
(1)破損について
(2)摩耗について
2.インプラント上部構造の具備条件とエステニア®の適用条件
3.AGCとエステニア®の併用
4.まとめ
ハイブリッドセラミックスを効果的に用いるための接着システムと支台築造(森田 誠・冨田佳照・柏田聰明)
1.接着システムについて
1)接着性レジンセメントの要件
2)接着力の強化と耐酸性の向上
3)セメントの物性
2.支台築造法について
1)コンポジットレジン支台築造について
2)コンポジットレジン支台築造の審美性について
3.エステニア®による歯冠修復処置の臨床例
1)コアの製作(分割コア)
2)コアの接着と支台歯形成
3)クラウンの接着
4.まとめ
ハイブリッドセラミックスによる修復成功へのキーポイント(大竹貫洋・三浦宏之)
1.実証科学からの考察
1)物理学的考察
(1)咬合力について
(2)修復物の形態について
(3)レジンコーティング法および形成処理
(4)接着性レジンセメント
2)化学的・生物学的考察
(1)被接着面の性状が及ぼす影響
(2)印象採得
2.臨床のながれ
3.まとめ
Part3 ハイブリッドセラミックスの技工術式
ハイブリッドセラミックスの技工のポイント(松井信人)
1.模型観察,築盛前処理のポイント
2.築盛,重合時のポイント
3.脱型,研磨のポイント
4.トラブルへの対応・対策
5.まとめ
ハイブリッドセラミックスによるジャケットクラウンの技工(松井信人)
1.エステニア® C&Bによるジャケットクラウンの製作
2.まとめ
ハイブリッドセラミックスによるメタルフリーブリッジ技工の要点(関口博一)
1.補強繊維材について
1)リボンドについて
2)EGファイバーについて
2.EGファイバーシステムによるメタルフリーブリッジの製作
3.まとめ
ハイブリッドセラミックスによるインプラント上部構造体の技工(木村健二・伊藤裕也・飯島俊一)
1.インプラント補綴におけるハイブリッドセラミックスとポーセレンの比較
1)緩衝
2)メインテナンス
3)作業上のリスク
2.AGC3ユニットブリッジ
1)AGC3ユニットブリッジの利点
2)前装に使用するハイブリッドセラミックスについて
3.技工術式
4.まとめ
ハイブリッドセラミックスの審美的な色調再現方法(山田和伸)
1.エステニア® C&Bのシステム概要
2.エステニア® C&Bの色調再現性
1)エステニア® C&Bの基本的な色調
(1)歯冠の色調をほぼ決定するオペーシャスデンチンとデンチンの組み合わせ
(2)エステニア® C&Bの彩度
(3)エステニア® C&Bの透明度
3.EGファイバーを用いたメタルフリーブリッジの製作と色調の再現
4.エステニア® C&Bのエフェクト色について
1)サービカルデンチンエフェクト
2)エナメルエフェクト
3)トランスペアレントエフェクト
5.インプラント上部構造体への応用と色調の再現
6.まとめ
column エステニア® C&B GUMシェードについて
ハイブリッドセラミックスによる臼歯部インレーの色調再現(川端利明)
1.エステニア®およびエステニア® C&Bの臨床的位置づけと色調的特性
2.臼歯部インレーの製作法
3.まとめ
参考文献
エステニア®関連参考資料文献
索引
執筆者一覧








