はじめに
本書は「小児看護学」(医歯薬出版1999年発行,著者代表 岡田洋子)の続編です.前書では,臨地看護学実習の充実に役立つことを願い「小児看護学の体系化と系統的アプローチの実際」を示しました.とくに「各論」にあたる部分では,看護学を支える理論的枠組みとして広く活用されている次の枠組み((1)構造・機能論的枠組み,(2)ニード論的枠組み,(3)発達論的枠組み,(4)相互作用論的枠組み,(5)システム論的枠組み)を用いて,ヘルスアセスメントの視点を抽出し,それらを系統的な看護の「思考と実践のプロセス」へつなげられるよう,事例展開の実際を示しました.
21世紀に求められる看護学教育の目的・課題として「日本看護系大学協議会」では,(1)確固たる倫理観に基づき,看護学に求められる社会的使命を有効に遂行する人材の育成,(2)卒業直後から指導・助言のもとに,独力で看護ケアができる実力の付与,(3)看護の各専門領域の教育・管理・研究など専門的に必要な能力は,学士課程を基盤に,大学院その他の卒後教育で修得,(4)医療の非人間性を教育の中で克服,をあげています.そのために看護教育カリキュラムの中で,「教育内容の精選と体系的整理」「専門分野の体系化」「体験重視の教育方法の充実」「ケアを重視した看護教育の枠組み」が求められていますが,「看護学の体系化」は,引き続き21世紀に持ち越された課題であると言えましょう.
看護基礎教育の大学レベル化が進み,大学卒のナースが多く看護の現場で活躍する時代となりました.しかしそのなか,現代学生の「体験の乏しさ」が,実践科学である看護学に不可欠な臨地実習においてとくに指摘されています.教育の成果は短期的および長期的評価を必要としますが,教育に携わる者としてそのような現状を打開したいという思いから,1つの試みとして本書を企画しました.
本書は,前述した「小児看護学」の「小児看護学の体系的・系統的アプローチの実際」と連動させて,実践科学に不可欠なケア技術を展開するよう意図して構成しました.対象理解に始まる看護の一連のプロセス(看護過程)と看護技術を分離して別々に取り上げるのではなく,「思考と実践のプロセス」を連動させて展開しています.つまり,(1)生きるため,そして生活するために必要な小児の主要な「器官系」の構造・機能を軸に,(2)その器官系に健康問題が生じた場合に生じる「主要症状」の病態生理に着目し,これら「器官系」の構造・機能と「主要症状」を関連づけ,(3)対象のニード・安全・安楽といった看護の視点から健康問題をアセスメントし,低下している器官系の機能を補ったり,回復に必要なケア技術を学ぶという展開です.第1章は健康な生活に必要な基本的なケア技術と安全に必要な知識,第2章から第4章まではさまざまな健康レベルの小児に必要なケア技術,第5章は患児と家族のセルフケアに必要なケア,第6章では小児の在宅ケアでとくに求められるケア技術について,前述した看護の「思考と実践のプロセス」と連動させて展開していますので,「小児看護学」と併せて活用されれば,より学習を深めることができるでしょう.
看護学教育において,本書がケア技術の向上につながり,ひいては「安全」で「慈愛」に満ちた小児看護の実践に,少しでも役立つことができるならば幸いに思います.
2001年10月 ナナカマドの赤い実が美しい晩秋の札幌にて
著者代表 岡田洋子
女性は看護婦,男性は看護士となっている名称を「看護師」に統一することなどを盛り込んだ「保健婦助産婦看護婦法」一部改正案が,第153回国会で可決された.これにより法改正後は,准看護婦・士,保健婦・士,助産婦もそれぞれ「准看護師」「保健師」「助産師」に変わることになった.
本書では,上記名称の定着を待つこととし,従来の名称を残すこととした.
表紙・カバーデザイン/小川さゆり
本書は「小児看護学」(医歯薬出版1999年発行,著者代表 岡田洋子)の続編です.前書では,臨地看護学実習の充実に役立つことを願い「小児看護学の体系化と系統的アプローチの実際」を示しました.とくに「各論」にあたる部分では,看護学を支える理論的枠組みとして広く活用されている次の枠組み((1)構造・機能論的枠組み,(2)ニード論的枠組み,(3)発達論的枠組み,(4)相互作用論的枠組み,(5)システム論的枠組み)を用いて,ヘルスアセスメントの視点を抽出し,それらを系統的な看護の「思考と実践のプロセス」へつなげられるよう,事例展開の実際を示しました.
21世紀に求められる看護学教育の目的・課題として「日本看護系大学協議会」では,(1)確固たる倫理観に基づき,看護学に求められる社会的使命を有効に遂行する人材の育成,(2)卒業直後から指導・助言のもとに,独力で看護ケアができる実力の付与,(3)看護の各専門領域の教育・管理・研究など専門的に必要な能力は,学士課程を基盤に,大学院その他の卒後教育で修得,(4)医療の非人間性を教育の中で克服,をあげています.そのために看護教育カリキュラムの中で,「教育内容の精選と体系的整理」「専門分野の体系化」「体験重視の教育方法の充実」「ケアを重視した看護教育の枠組み」が求められていますが,「看護学の体系化」は,引き続き21世紀に持ち越された課題であると言えましょう.
看護基礎教育の大学レベル化が進み,大学卒のナースが多く看護の現場で活躍する時代となりました.しかしそのなか,現代学生の「体験の乏しさ」が,実践科学である看護学に不可欠な臨地実習においてとくに指摘されています.教育の成果は短期的および長期的評価を必要としますが,教育に携わる者としてそのような現状を打開したいという思いから,1つの試みとして本書を企画しました.
本書は,前述した「小児看護学」の「小児看護学の体系的・系統的アプローチの実際」と連動させて,実践科学に不可欠なケア技術を展開するよう意図して構成しました.対象理解に始まる看護の一連のプロセス(看護過程)と看護技術を分離して別々に取り上げるのではなく,「思考と実践のプロセス」を連動させて展開しています.つまり,(1)生きるため,そして生活するために必要な小児の主要な「器官系」の構造・機能を軸に,(2)その器官系に健康問題が生じた場合に生じる「主要症状」の病態生理に着目し,これら「器官系」の構造・機能と「主要症状」を関連づけ,(3)対象のニード・安全・安楽といった看護の視点から健康問題をアセスメントし,低下している器官系の機能を補ったり,回復に必要なケア技術を学ぶという展開です.第1章は健康な生活に必要な基本的なケア技術と安全に必要な知識,第2章から第4章まではさまざまな健康レベルの小児に必要なケア技術,第5章は患児と家族のセルフケアに必要なケア,第6章では小児の在宅ケアでとくに求められるケア技術について,前述した看護の「思考と実践のプロセス」と連動させて展開していますので,「小児看護学」と併せて活用されれば,より学習を深めることができるでしょう.
看護学教育において,本書がケア技術の向上につながり,ひいては「安全」で「慈愛」に満ちた小児看護の実践に,少しでも役立つことができるならば幸いに思います.
2001年10月 ナナカマドの赤い実が美しい晩秋の札幌にて
著者代表 岡田洋子
女性は看護婦,男性は看護士となっている名称を「看護師」に統一することなどを盛り込んだ「保健婦助産婦看護婦法」一部改正案が,第153回国会で可決された.これにより法改正後は,准看護婦・士,保健婦・士,助産婦もそれぞれ「准看護師」「保健師」「助産師」に変わることになった.
本書では,上記名称の定着を待つこととし,従来の名称を残すこととした.
表紙・カバーデザイン/小川さゆり
1 小児の健康な生活のための看護 ……1
1.基本的な日常生活援助技術……1(井上)
1 生活援助の基本的な考え方 ……1
安全・安楽であること 1/病状・年齢・発達段階に応じた生活が送れること 2/家庭生活に近い入院環境であること2
2 食事 ……3
1)小児期の栄養と食生活の意義と目的/3
2)発達段階に応じた食事の援助/3
授乳 3/離乳食 5/幼児食・学童食 6/おやつ(間食)7/治療食……7
3 排泄 ……8
1)おむつ交換/8
2)ベッド上での排泄の援助/10
4 睡眠・休息 ……11
5 清潔 ……12
1)乳児の沐浴/13
2)幼児の入浴/16
3)清 拭/17
4)口腔の清潔/18
2.遊びと学習の援助……19(井上)
1 遊びの援助 ……19
1)子どもにとっての遊びの重要性/19
2)入院している小児とっての遊びの重要性/19
疾病に伴う苦痛 19/入院による環境の変化 20/家族,同胞,友人,学校からの分離による心理的な混乱 20/疾病・治療による活動の制限によるストレス 20
3)入院中の遊びの援助の実際/21
日常的な遊び 21/季節の行事や遊びの企画 21
2 学習の援助 ……22
1)学習の援助の必要性/22
2)入院中の学習援助の実際/22
日課表の作成 22/学習環境を整える 22/他職種との連携 23
3.小児の事故防止と安全……24(佐藤)
1)小児の健康問題に関わる事故についての考え方/24
2)小児の外傷(事故)対策の考え方/25
外傷を引き起こすような出来事の防止対策 25/出来事が生じてしまったときに外傷から個人を守る防止対策 25/小児外傷後,その影響が最小限ですむための防止対策 26
3)わが国の小児の事故(外傷)の状況/26
死亡に至った事故状況 27/小児に多い事故状況 28/小児の発達に関連する事故状況 28/故意の外傷(虐待) 30
4)小児の事故(外傷)防止対策/31
小児自身に関する外傷防止対策 32/家庭環境に関する事故防止対策 32/社会環境に関する事故防止対策 33
2 外来および入院時における看護 ……39
1.外来における看護……39(井上)
1)外来機能の概要/39
2)外来看護の役割・機能/40
日常的な疾患へのケア 40/慢性疾患など長期的ケアで通院する小児への援助 41/健康な小児の健康増進 42
2.入院に伴う小児と家族の反応と看護……43(井上)
1)小児にとっての病気・入院の意味/43
小児はたえず成長・発達を続けている 43/小児には健康・不健康を問わず年齢相応の世話が必要である 43/小児は感染に対して抵抗力が弱く感染を受けやすい 43/小児は自分で危険から身を守ることができない 44/小児は不快や苦痛を言葉で表現できない 44/小児の疾病の進み方は速く,危険な状態に陥りやすい.一方,回復も速い 44/小児は大人への信頼の気持ちが育ちつつある時期である 44/病気および入院の意味が成人とは異なる 44
2)小児の病気,入院に伴う体験(ストレス因子)とその反応/45
大切な人(母親・仲間)との別離 45/病気・治療に伴う身体的苦痛と不快感 46/病気・入院および治療に伴う身体の行動制限,抑制,隔離 48/なじみのない病院環境・見知らぬ医療者 48/病気・入院および治療に伴う自己概念の変化 49
3)病気,入院に伴うストレスに影響を与える要因/49
年齢との関係 50/病気や入院に対する小児の理解度 50/入院前の子どものパーソナリティおよび親子関係 51/子どもの病気・入院に伴う両親の不安および反応 51
4)小児の病気・入院が家族に与える影響とその反応/52
子どもとの分離 52/家族の生活および役割の変化 52/経済的負担 53
5)入院する小児とその家族への看護/53
小児の反応とアセスメント 53/入院児とその家族への心理的ケア 53
3.入院に伴う基本的治療・処置・検査のケア技術……57(井上)
1 治療・処置・検査における基本的ケア ……57
小児の身体的・精神的ストレスを最小限にする 58/親からの支持 59/安全性の確保と正確な援助 59
2 入院時の基本的な治療・処置・検査のケア技術 ……59
1)与 薬/59
経口与薬 59/座薬 61/点眼剤 62/皮下注射 63/皮内注射 64/筋肉内注射 65
2)静脈採血/67
3)採 尿/69
3 各器官系の健康問題と看護 ……71
1.体温調節系(主要症状:発熱,脱水)……71(岡田)
1 体温調節系の構造・機能 ……71
2 体温調節系の主要症状のアセスメントと看護問題の明確化 ……72
1)発 熱/72
発熱の病態生理(過程)72/発熱のアセスメントと看護問題の明確化 73/発熱の看護の視点 73
2)脱 水/75
脱水の病態生理(過程)75/脱水のアセスメント 77/脱水の看護の視点 78
3 体温調節系に関するケア技術の実際 ……81
1)バイタルサイン測定/81
体温 81/脈拍 84/呼吸 86
2)冷罨法/87
3)点滴静脈内輸液/89
2.消化器系(主要症状:嘔吐,下痢,黄疸)……91(岡田)
1 消化器系の構造・機能 ……91
2 消化器系の主要症状のアセスメントと看護問題の明確化 ……91
1)嘔 吐/91
嘔吐の病態生理(過程)91/嘔吐のアセスメントと看護問題の明確化 91/嘔吐の看護の視点 93
2)下 痢/94
下痢の病態生理(過程)94/下痢のアセスメントと看護問題の明確化 94/下痢の看護の視点 95
3)黄 疸/97
黄疸の病態生理(過程)97/黄疸のアセスメント 98/黄疸の看護の視点 99
3 消化器系に関するケア技術の実際 ……100
1)経管栄養/100
2)導気・浣腸/103
3)光線療法/104
3.呼吸器系(主要症状:喘鳴,咳嗽,異常呼吸,呼吸困難)……106(岡田)
1 呼吸器系の構造・機能 ……106
2 呼吸器系の主要症状のアセスメントと看護問題の明確化 ……106
1)喘鳴・咳嗽/106
喘鳴・咳嗽の病態生理(過程)106/喘鳴・咳嗽のアセスメント 107/喘鳴・咳嗽の看護の視点 107
2)呼吸困難/109
呼吸困難の病態生理(過程)109/呼吸困難のアセスメント 109/呼吸困難の看護の視点 110
3 呼吸器系に関するケア技術の実際 ……112
1)口・鼻腔吸引/112
2)吸引(ネブライザー,O2)/113
ネブライザー 113/酸素 114
4.循環器系(主要症状:チアノーゼ,不整脈,心不全)……116(岡田)
1 循環器系の構造・機能 ……116
2 循環器系の主要症状のアセスメントと看護問題の明確化 ……116
1)チアノーゼ/116
チアノーゼの病態生理(過程) 116/チアノーゼのアセスメント 116/チアノーゼの看護の視点 118
2)不整脈/120
不整脈の病態(過程) 120/不整脈のアセスメント 120/不整脈の看護の視点 120
3)心不全……121
心不全の病態生理(過程) 121/心不全のアセスメント 122/心不全の看護の視点 123
3 循環器系に関するケア技術の実際 ……124
1)血 圧/124
2)心 拍/125
3)心電図/125
5.腎・泌尿器系(主要症状:乏尿,浮腫,血尿,蛋白尿)……129(岡田)
1 腎・泌尿器系の構造・機能 ……129
2 腎・泌尿器系の主要症状のアセスメントと看護問題の明確化 ……130
1)乏 尿/130
乏尿の病態生理(過程) 130/乏尿のアセスメント 130/乏尿の看護の視点 131
2)浮 腫/131
浮腫の病態生理(過程) 131/浮腫のアセスメント 132/浮腫の看護の視点 132
3)血 尿/134
血尿の病態生理(過程) 134/血尿のアセスメント 134/血尿の看護の視点 135
4)蛋白尿/135
蛋白尿の病態生理(過程) 135/蛋白尿のアセスメント 135/蛋白尿の看護の視点 135
3 腎・泌尿器系のケア技術の実際 ……137
1)尿 測/137
2)採 尿/137
3)蓄 尿/138
4)腹囲測定/138
6.内分泌系(主要症状:高血糖,低血糖)……139(佐藤)
1 内分泌系(糖代謝)の構造・機能 ……139
2 内分泌系(糖代謝異常)のアセスメントと看護問題の明確化 ……139
1)高血糖/139
高血糖の病態生理(過程) 139/高血糖のアセスメント 141/高血糖時の看護の視点 142
2)低血糖/144
低血糖の病態生理(過程) 144/低血糖のアセスメント 144/低血糖の看護の視点 146
3 内分泌系に関するケア技術の実際 ……146
1)血糖測定/146
血糖測定の目的 146/血糖測定時期・回数 147
2)インスリン注射(皮下注射)/148
インスリン注射の目的 148/注射回数 148
7.血液・免疫系(主要症状:貧血,出血傾向,易感染性)……153(茎津)
1 血液・免疫系の構造・機能 ……153
2 血液・免疫系の主要症状のアセスメントと看護問題の明確化 ……154
1)貧 血/154
小児の貧血の特徴・病態生理(過程) 154/貧血のアセスメントと看護問題の明確化 156/貧血のある児の看護の視点 157
2)出血傾向……158
小児の出血の特徴と病態生理(過程) 158/出血傾向のアセスメントと看護問題の明確化 158/出血傾向にある児の看護の視点 159
3)易感染性/162
易感染性の特徴と病態生理(過程) 162/易感染性のアセスメントと看護問題の明確化 162/易感染性にある児の看護の視点 163
3 血液・免疫系のケア技術の実際 ……164
1)骨髄穿刺/164
2)輸 血/166
3)隔 離/168
対人接触の減少 168/活動範囲の減少および感覚刺激の減少 168/環境のなじみなさ 169/プライバシーの侵害 169
8.脳神経系(主要症状:痙攣,意識障害)……171(茎津)
1 脳神経系の構造・機能 ……171
2 脳神経系の主要症状のアセスメントと看護問題の明確化 ……171
1)痙 攣/171
小児の痙攣の特徴・病態生理(過程) 171/痙攣のアセスメントと看護問題の明確化 173/痙攣症状をもつ児の看護の視点 175
2)意識障害/176
意識障害の特徴と病態生理(過程) 176/意識障害のアセスメントと看護問題の明確化 177/意識障害にある児の看護の視点 179
3 脳神経系のケア技術の実際 ……180
腰椎穿刺/180
4 特殊状況における看護 ……183
1.緊急時に求められる看護(主要症状:心・呼吸停止,ショック)……183(菅野)
1 小児が緊急を要することになりやすい構造・機能的特徴 ……183
2 主要症状のアセスメントと看護問題の明確化 ……184
1)心・呼吸停止/184
心・呼吸停止の特徴 184/アセスメント 184/心・呼吸停止時の看護の視点 184
2)ショック/185
ショックの病態生理(過程) 185/アセスメント 185/ショック時の看護 185
3 緊急時に求められるケア技術の実際 ……186
1次救命処置
1)用手気道確保/186
2)人工呼吸/187
3)心臓マッサージ/188
2次救命処置
1)エアウェイ/189
2)気管内挿管/190
3)輸液路の確保/192
4)心電図モニター/193
5)除細動/193
2.手術を受ける小児の看護(主要症状:痛み)……194(菅野)
1 発達段階各期における小児の手術の特徴 ……194
新生児期 194/乳幼児期 194/学童・思春期 194
2 手術を受ける小児のアセスメントと看護 ……194
1)手術前の看護/194
術前オリエンテーション 194/家族の不安の除去 195/手術の準備 195/手術前麻酔 195
2)手術後の看護/195
呼吸管理 195/循環管理 195/安全管理 196/苦痛の緩和 196
3 ケア技術の実際 ……196
抑制/196
体幹の抑制 197/四肢の抑制 199
3.ターミナル期に求められる看護(主要症状:各器官系の健康問題で学習した主要症状のすべてと苦痛・不安)……202(岡田)
1 ターミナル期の小児と家族の構造・機能とその背景 ……202
1)理論的枠組みから捉えたターミナル期の小児(と家族)/202
2)小児期のターミナルの背景/204
小児期の死因 204/小児悪性腫瘍の治療成績 205
3)ターミナル期とターミナルケアの目的/206
2 ターミナル期の主要症状とアセスメント・看護 ……207
ターミナル期の主要症状と病態生理 207/ターミナル期のアセスメント 207/ターミナル期の看護 210/ターミナル期のQOL 213
3 ターミナル期のケア技術 ……214
1)ケア実施に必要な小児の理解/215
小児の死の概念発達と特徴 215/小児の「病気の理解」と反応 216/小児の不安 218
2)小児看護におけるインフォームドコンセント/219
病名告知に関して(知らせる側の問題) 220/病気を知ろうとする気持ちに関して(知る側の問題) 220/社会的支援の重要性(サポート側の問題) 220/両親・医療者と子どものコミュニケーションを阻む要因(コミュニケーション技法) 221/心のケア技法(シグナルインプット)の活性化 221
5 小児と家族のヘルスプロモーションと健康教育・患児教育 ……223(茎津)
1.小児看護におけるヘルスプロモーション……223
2.健康教育・患児教育……224
1 健康教育・患児教育の目的 ……224
2 健康教育・患児教育のプロセス……225
1)アセスメント/225
学習のニード 226/学習の準備状態 227
2)指導計画/228
目標 228/内容 228/方法の選択 229
3)実 施/230
4)評 価/230
6 小児の在宅ケアに求められる看護 ……233(佐藤)
1.小児の在宅ケアにおける患児・家族の支援……233
1 患児・家族の在宅ケアを支える看護職の役割とあり方 ……234
1)患児・家族に関わる支援者(看護職など)の姿勢/234
2)小児が在宅で療養することの難しさと支援のあり方/234
3)在宅ケアにおけるチームでの支援システムと看護者の役割/234
2 小児在宅ケアを支えるさまざまな支援制度・事業 ……235
1)在宅小児のケアを支える医療保険/235
2)在宅小児のケアを支える公的福祉事業/238
3)在宅の小児と家族を支える公的制度以外の支援/240
親の会 240/ボランティア 240/医療機器・医療材料の供給業者など 240
4)教育の場における支援……241
2.在宅で家族が行うケアを支える看護……241
1 小児の在宅ケアでよく行われるケア技術(吸引,経管栄養法)……241
1)在宅における「吸引法」/242
在宅で使用する機器・物品 242/ケア実施上の留意点 243
2)在宅ケアにおける「経管栄養法」/244
在宅でよく用いられる経管栄養法の種類と特徴 244/経管栄養剤と栄養管理 244/在宅経管栄養法における合併症とケアの注意点 245
2 小児の在宅酸素療法と看護……248
1)在宅酸素療法(home oxygen therapy:HOT)の概要/248
目的 248/在宅酸素療法を受ける小児 248/小児在宅酸素療法の適用 249
2)酸素療法導入のための看護アセスメント/249
3)在宅酸素療法(HOT)ケアの実際/251
酸素供給に必要な物品 251/酸素供給装置の設置 252/酸素供給機器・器具の取扱い 252/酸素使用小児の家庭環境の整備 254
4)在宅生活を送るHOT導入小児と家族への支援/254
HOT導入小児の治療・看護ケア 254/緊急事態対処への備え(安全のための注意) 255/HOT導入小児の生活管理 255
索引……257
1.基本的な日常生活援助技術……1(井上)
1 生活援助の基本的な考え方 ……1
安全・安楽であること 1/病状・年齢・発達段階に応じた生活が送れること 2/家庭生活に近い入院環境であること2
2 食事 ……3
1)小児期の栄養と食生活の意義と目的/3
2)発達段階に応じた食事の援助/3
授乳 3/離乳食 5/幼児食・学童食 6/おやつ(間食)7/治療食……7
3 排泄 ……8
1)おむつ交換/8
2)ベッド上での排泄の援助/10
4 睡眠・休息 ……11
5 清潔 ……12
1)乳児の沐浴/13
2)幼児の入浴/16
3)清 拭/17
4)口腔の清潔/18
2.遊びと学習の援助……19(井上)
1 遊びの援助 ……19
1)子どもにとっての遊びの重要性/19
2)入院している小児とっての遊びの重要性/19
疾病に伴う苦痛 19/入院による環境の変化 20/家族,同胞,友人,学校からの分離による心理的な混乱 20/疾病・治療による活動の制限によるストレス 20
3)入院中の遊びの援助の実際/21
日常的な遊び 21/季節の行事や遊びの企画 21
2 学習の援助 ……22
1)学習の援助の必要性/22
2)入院中の学習援助の実際/22
日課表の作成 22/学習環境を整える 22/他職種との連携 23
3.小児の事故防止と安全……24(佐藤)
1)小児の健康問題に関わる事故についての考え方/24
2)小児の外傷(事故)対策の考え方/25
外傷を引き起こすような出来事の防止対策 25/出来事が生じてしまったときに外傷から個人を守る防止対策 25/小児外傷後,その影響が最小限ですむための防止対策 26
3)わが国の小児の事故(外傷)の状況/26
死亡に至った事故状況 27/小児に多い事故状況 28/小児の発達に関連する事故状況 28/故意の外傷(虐待) 30
4)小児の事故(外傷)防止対策/31
小児自身に関する外傷防止対策 32/家庭環境に関する事故防止対策 32/社会環境に関する事故防止対策 33
2 外来および入院時における看護 ……39
1.外来における看護……39(井上)
1)外来機能の概要/39
2)外来看護の役割・機能/40
日常的な疾患へのケア 40/慢性疾患など長期的ケアで通院する小児への援助 41/健康な小児の健康増進 42
2.入院に伴う小児と家族の反応と看護……43(井上)
1)小児にとっての病気・入院の意味/43
小児はたえず成長・発達を続けている 43/小児には健康・不健康を問わず年齢相応の世話が必要である 43/小児は感染に対して抵抗力が弱く感染を受けやすい 43/小児は自分で危険から身を守ることができない 44/小児は不快や苦痛を言葉で表現できない 44/小児の疾病の進み方は速く,危険な状態に陥りやすい.一方,回復も速い 44/小児は大人への信頼の気持ちが育ちつつある時期である 44/病気および入院の意味が成人とは異なる 44
2)小児の病気,入院に伴う体験(ストレス因子)とその反応/45
大切な人(母親・仲間)との別離 45/病気・治療に伴う身体的苦痛と不快感 46/病気・入院および治療に伴う身体の行動制限,抑制,隔離 48/なじみのない病院環境・見知らぬ医療者 48/病気・入院および治療に伴う自己概念の変化 49
3)病気,入院に伴うストレスに影響を与える要因/49
年齢との関係 50/病気や入院に対する小児の理解度 50/入院前の子どものパーソナリティおよび親子関係 51/子どもの病気・入院に伴う両親の不安および反応 51
4)小児の病気・入院が家族に与える影響とその反応/52
子どもとの分離 52/家族の生活および役割の変化 52/経済的負担 53
5)入院する小児とその家族への看護/53
小児の反応とアセスメント 53/入院児とその家族への心理的ケア 53
3.入院に伴う基本的治療・処置・検査のケア技術……57(井上)
1 治療・処置・検査における基本的ケア ……57
小児の身体的・精神的ストレスを最小限にする 58/親からの支持 59/安全性の確保と正確な援助 59
2 入院時の基本的な治療・処置・検査のケア技術 ……59
1)与 薬/59
経口与薬 59/座薬 61/点眼剤 62/皮下注射 63/皮内注射 64/筋肉内注射 65
2)静脈採血/67
3)採 尿/69
3 各器官系の健康問題と看護 ……71
1.体温調節系(主要症状:発熱,脱水)……71(岡田)
1 体温調節系の構造・機能 ……71
2 体温調節系の主要症状のアセスメントと看護問題の明確化 ……72
1)発 熱/72
発熱の病態生理(過程)72/発熱のアセスメントと看護問題の明確化 73/発熱の看護の視点 73
2)脱 水/75
脱水の病態生理(過程)75/脱水のアセスメント 77/脱水の看護の視点 78
3 体温調節系に関するケア技術の実際 ……81
1)バイタルサイン測定/81
体温 81/脈拍 84/呼吸 86
2)冷罨法/87
3)点滴静脈内輸液/89
2.消化器系(主要症状:嘔吐,下痢,黄疸)……91(岡田)
1 消化器系の構造・機能 ……91
2 消化器系の主要症状のアセスメントと看護問題の明確化 ……91
1)嘔 吐/91
嘔吐の病態生理(過程)91/嘔吐のアセスメントと看護問題の明確化 91/嘔吐の看護の視点 93
2)下 痢/94
下痢の病態生理(過程)94/下痢のアセスメントと看護問題の明確化 94/下痢の看護の視点 95
3)黄 疸/97
黄疸の病態生理(過程)97/黄疸のアセスメント 98/黄疸の看護の視点 99
3 消化器系に関するケア技術の実際 ……100
1)経管栄養/100
2)導気・浣腸/103
3)光線療法/104
3.呼吸器系(主要症状:喘鳴,咳嗽,異常呼吸,呼吸困難)……106(岡田)
1 呼吸器系の構造・機能 ……106
2 呼吸器系の主要症状のアセスメントと看護問題の明確化 ……106
1)喘鳴・咳嗽/106
喘鳴・咳嗽の病態生理(過程)106/喘鳴・咳嗽のアセスメント 107/喘鳴・咳嗽の看護の視点 107
2)呼吸困難/109
呼吸困難の病態生理(過程)109/呼吸困難のアセスメント 109/呼吸困難の看護の視点 110
3 呼吸器系に関するケア技術の実際 ……112
1)口・鼻腔吸引/112
2)吸引(ネブライザー,O2)/113
ネブライザー 113/酸素 114
4.循環器系(主要症状:チアノーゼ,不整脈,心不全)……116(岡田)
1 循環器系の構造・機能 ……116
2 循環器系の主要症状のアセスメントと看護問題の明確化 ……116
1)チアノーゼ/116
チアノーゼの病態生理(過程) 116/チアノーゼのアセスメント 116/チアノーゼの看護の視点 118
2)不整脈/120
不整脈の病態(過程) 120/不整脈のアセスメント 120/不整脈の看護の視点 120
3)心不全……121
心不全の病態生理(過程) 121/心不全のアセスメント 122/心不全の看護の視点 123
3 循環器系に関するケア技術の実際 ……124
1)血 圧/124
2)心 拍/125
3)心電図/125
5.腎・泌尿器系(主要症状:乏尿,浮腫,血尿,蛋白尿)……129(岡田)
1 腎・泌尿器系の構造・機能 ……129
2 腎・泌尿器系の主要症状のアセスメントと看護問題の明確化 ……130
1)乏 尿/130
乏尿の病態生理(過程) 130/乏尿のアセスメント 130/乏尿の看護の視点 131
2)浮 腫/131
浮腫の病態生理(過程) 131/浮腫のアセスメント 132/浮腫の看護の視点 132
3)血 尿/134
血尿の病態生理(過程) 134/血尿のアセスメント 134/血尿の看護の視点 135
4)蛋白尿/135
蛋白尿の病態生理(過程) 135/蛋白尿のアセスメント 135/蛋白尿の看護の視点 135
3 腎・泌尿器系のケア技術の実際 ……137
1)尿 測/137
2)採 尿/137
3)蓄 尿/138
4)腹囲測定/138
6.内分泌系(主要症状:高血糖,低血糖)……139(佐藤)
1 内分泌系(糖代謝)の構造・機能 ……139
2 内分泌系(糖代謝異常)のアセスメントと看護問題の明確化 ……139
1)高血糖/139
高血糖の病態生理(過程) 139/高血糖のアセスメント 141/高血糖時の看護の視点 142
2)低血糖/144
低血糖の病態生理(過程) 144/低血糖のアセスメント 144/低血糖の看護の視点 146
3 内分泌系に関するケア技術の実際 ……146
1)血糖測定/146
血糖測定の目的 146/血糖測定時期・回数 147
2)インスリン注射(皮下注射)/148
インスリン注射の目的 148/注射回数 148
7.血液・免疫系(主要症状:貧血,出血傾向,易感染性)……153(茎津)
1 血液・免疫系の構造・機能 ……153
2 血液・免疫系の主要症状のアセスメントと看護問題の明確化 ……154
1)貧 血/154
小児の貧血の特徴・病態生理(過程) 154/貧血のアセスメントと看護問題の明確化 156/貧血のある児の看護の視点 157
2)出血傾向……158
小児の出血の特徴と病態生理(過程) 158/出血傾向のアセスメントと看護問題の明確化 158/出血傾向にある児の看護の視点 159
3)易感染性/162
易感染性の特徴と病態生理(過程) 162/易感染性のアセスメントと看護問題の明確化 162/易感染性にある児の看護の視点 163
3 血液・免疫系のケア技術の実際 ……164
1)骨髄穿刺/164
2)輸 血/166
3)隔 離/168
対人接触の減少 168/活動範囲の減少および感覚刺激の減少 168/環境のなじみなさ 169/プライバシーの侵害 169
8.脳神経系(主要症状:痙攣,意識障害)……171(茎津)
1 脳神経系の構造・機能 ……171
2 脳神経系の主要症状のアセスメントと看護問題の明確化 ……171
1)痙 攣/171
小児の痙攣の特徴・病態生理(過程) 171/痙攣のアセスメントと看護問題の明確化 173/痙攣症状をもつ児の看護の視点 175
2)意識障害/176
意識障害の特徴と病態生理(過程) 176/意識障害のアセスメントと看護問題の明確化 177/意識障害にある児の看護の視点 179
3 脳神経系のケア技術の実際 ……180
腰椎穿刺/180
4 特殊状況における看護 ……183
1.緊急時に求められる看護(主要症状:心・呼吸停止,ショック)……183(菅野)
1 小児が緊急を要することになりやすい構造・機能的特徴 ……183
2 主要症状のアセスメントと看護問題の明確化 ……184
1)心・呼吸停止/184
心・呼吸停止の特徴 184/アセスメント 184/心・呼吸停止時の看護の視点 184
2)ショック/185
ショックの病態生理(過程) 185/アセスメント 185/ショック時の看護 185
3 緊急時に求められるケア技術の実際 ……186
1次救命処置
1)用手気道確保/186
2)人工呼吸/187
3)心臓マッサージ/188
2次救命処置
1)エアウェイ/189
2)気管内挿管/190
3)輸液路の確保/192
4)心電図モニター/193
5)除細動/193
2.手術を受ける小児の看護(主要症状:痛み)……194(菅野)
1 発達段階各期における小児の手術の特徴 ……194
新生児期 194/乳幼児期 194/学童・思春期 194
2 手術を受ける小児のアセスメントと看護 ……194
1)手術前の看護/194
術前オリエンテーション 194/家族の不安の除去 195/手術の準備 195/手術前麻酔 195
2)手術後の看護/195
呼吸管理 195/循環管理 195/安全管理 196/苦痛の緩和 196
3 ケア技術の実際 ……196
抑制/196
体幹の抑制 197/四肢の抑制 199
3.ターミナル期に求められる看護(主要症状:各器官系の健康問題で学習した主要症状のすべてと苦痛・不安)……202(岡田)
1 ターミナル期の小児と家族の構造・機能とその背景 ……202
1)理論的枠組みから捉えたターミナル期の小児(と家族)/202
2)小児期のターミナルの背景/204
小児期の死因 204/小児悪性腫瘍の治療成績 205
3)ターミナル期とターミナルケアの目的/206
2 ターミナル期の主要症状とアセスメント・看護 ……207
ターミナル期の主要症状と病態生理 207/ターミナル期のアセスメント 207/ターミナル期の看護 210/ターミナル期のQOL 213
3 ターミナル期のケア技術 ……214
1)ケア実施に必要な小児の理解/215
小児の死の概念発達と特徴 215/小児の「病気の理解」と反応 216/小児の不安 218
2)小児看護におけるインフォームドコンセント/219
病名告知に関して(知らせる側の問題) 220/病気を知ろうとする気持ちに関して(知る側の問題) 220/社会的支援の重要性(サポート側の問題) 220/両親・医療者と子どものコミュニケーションを阻む要因(コミュニケーション技法) 221/心のケア技法(シグナルインプット)の活性化 221
5 小児と家族のヘルスプロモーションと健康教育・患児教育 ……223(茎津)
1.小児看護におけるヘルスプロモーション……223
2.健康教育・患児教育……224
1 健康教育・患児教育の目的 ……224
2 健康教育・患児教育のプロセス……225
1)アセスメント/225
学習のニード 226/学習の準備状態 227
2)指導計画/228
目標 228/内容 228/方法の選択 229
3)実 施/230
4)評 価/230
6 小児の在宅ケアに求められる看護 ……233(佐藤)
1.小児の在宅ケアにおける患児・家族の支援……233
1 患児・家族の在宅ケアを支える看護職の役割とあり方 ……234
1)患児・家族に関わる支援者(看護職など)の姿勢/234
2)小児が在宅で療養することの難しさと支援のあり方/234
3)在宅ケアにおけるチームでの支援システムと看護者の役割/234
2 小児在宅ケアを支えるさまざまな支援制度・事業 ……235
1)在宅小児のケアを支える医療保険/235
2)在宅小児のケアを支える公的福祉事業/238
3)在宅の小児と家族を支える公的制度以外の支援/240
親の会 240/ボランティア 240/医療機器・医療材料の供給業者など 240
4)教育の場における支援……241
2.在宅で家族が行うケアを支える看護……241
1 小児の在宅ケアでよく行われるケア技術(吸引,経管栄養法)……241
1)在宅における「吸引法」/242
在宅で使用する機器・物品 242/ケア実施上の留意点 243
2)在宅ケアにおける「経管栄養法」/244
在宅でよく用いられる経管栄養法の種類と特徴 244/経管栄養剤と栄養管理 244/在宅経管栄養法における合併症とケアの注意点 245
2 小児の在宅酸素療法と看護……248
1)在宅酸素療法(home oxygen therapy:HOT)の概要/248
目的 248/在宅酸素療法を受ける小児 248/小児在宅酸素療法の適用 249
2)酸素療法導入のための看護アセスメント/249
3)在宅酸素療法(HOT)ケアの実際/251
酸素供給に必要な物品 251/酸素供給装置の設置 252/酸素供給機器・器具の取扱い 252/酸素使用小児の家庭環境の整備 254
4)在宅生活を送るHOT導入小児と家族への支援/254
HOT導入小児の治療・看護ケア 254/緊急事態対処への備え(安全のための注意) 255/HOT導入小児の生活管理 255
索引……257