やさしさと健康の新世紀を開く 医歯薬出版株式会社

推薦のことば
 『内部障害のリハビリテーション』(1995年発行)の出版以来,14年の歳月を経過したが,内部障害の障害者手帳所有者数は平成8年度からの10年間で約1.7倍に増加し,平成18年度の厚生労働省の統計において100万人を越えている.中でも,心臓機能障害,膀胱・直腸障害,小腸機能障害の増加率が高い.
 また,急性心筋梗塞の治療法の進歩,臓器移植の推進,メタボリックシンドロームや慢性腎臓病(CKD)への取り組みの強化など,当領域の役割も変化し,増大してきている.
 さらには,「介護保険法」の改正や,新たな「障害者自立支援法」の成立など,リハビリテーションにかかわる諸制度が改められている.
 この状況を踏まえ,この度本書『新編 内部障害のリハビリテーション』では,臓器移植や摂食・嚥下障害も加えて,大巾な改訂・増補が行われ,紙数もほぼ2倍となっている.
 『内部障害のリハビリテーション』は,東北大学に新設された「内部障害学分野」の発足初期に,植物機能の障害に対するリハビリテーションをまとめる形で,当時の教官の分担執筆により作成された.1999年には,HIV感染症の増補がなされた.
 この度,上月正博教授の編集の下に,「内部障害学分野」で学んだ医師以外の多くの専門分野の仲間も加わり,それぞれの経験を織り込みながら,総力を挙げて『新編 内部障害のリハビリテーション』が完成した.『内部障害のリハビリテーション』と比べるに,リハビリテーションの進め方がより具体的に解説されており,臨床現場において大いに役立つ内容となっている.また,参考文献も刷新され,充実した.
 近年,各種の治療ガイドラインが作成されているが,本書には,虚血性心疾患,呼吸機能障害,さらには,高血圧,糖尿病,肥満,痛風,HIV感染症などに関する治療ガイドラインの内容も随所に引用されている.
 また,リハビリテーション医学領域の拡大・充実に向けた新たな取り組みも多く紹介されている.
 「内部障害学分野」において,先駆的に取り組んできた腎機能障害のリハビリテーションや,本邦初の脳死肺移植のリハビリテーションなどの貴重な経験が紹介されている.また,肝機能障害のリハビリテーションも今後の重要な領域であろうと考えられるが,肝肺症候群の貴重な自験例や非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)への介入なども取り上げられている.
 本書が,医学部や医療職養成校の学生,リハビリテーション医学にかかわる方々などに,広く活用されるとともに,リハビリテーション医学の可能性がさらに拡大されていくことを期待する次第である.
 2009年4月
 国立障害者リハビリテーションセンター顧問
 佐藤コ太郎


 リハビリテーション(リハ)医療は社会における医療の重点領域であり,リハ医療従事者の役割は益々大きくなっている.我が恩師である佐藤コ太郎先生によって1995年に刊行された『内部障害のリハビリテーション』は,内部障害のリハに関する本邦における最初の成書であり,医師をはじめとするリハ専門職チームの共通の成書として好評のうちに増刷を重ねてきた.
 『内部障害のリハビリテーション』が刊行されてから14年が経過したが,この間のリハ医学・医療とそれをとりまく社会は大きく変容した.わが国は予想以上の速いペースで超高齢社会を迎えた.また,新生児医療,救命医療,臓器移植,再生医療などの医療の高度化,障害の複雑化・重複化も生じたため,リハ医療に対するニーズは予想をはるかに超えるほど高まっている.
 また,人口高齢化の加速や動脈硬化性疾患の増加を背景に,身体障害者に占める内部障害者の割合は急増し,2006年にはついに全体の30%を突破した.しかも,複数の障害を有する重複障害者が5年間で77%も急増し,その中でも内部障害との重複障害が最多である.さらに,内部障害の中での障害の重複化,とくに心臓機能障害と呼吸器機能障害,腎臓機能障害の重複が目立ってきた.このような状況から内部障害リハは,いまやすべてのリハ関連職種が精通すべき基本領域になったといえる.
 内部障害リハによる効果が次々に明らかになり,ADLを拡大し快適な在宅生活,復職を目指すとともに,動脈硬化性疾患の発症・再発予防,生命予後の延長などにもつながることが明らかになった.その結果,内部障害リハはさまざまな疾患の治療ガイドラインに「きわめて有効な治療」の1つとして収載されている.内部障害リハは科学的なリハ処方に基づく理学・運動療法,作業療法,言語聴覚療法に加えて,きちんとした薬物療法,食事療法,患者教育,カウンセリングをセットにして行われることで威力が倍増する.このようなリハを「包括的リハ」と呼び,内部障害リハを行うには包括的リハの知識が欠かせない.
 2006年の診療報酬改定では「呼吸器リハ料」や「心大血管疾患リハ料」が算定されるとともに,心不全や末梢動脈疾患など新しい分野へのリハ料も認められた.しかし,その普及は十分ではない.今後,内部障害リハのエビデンスを患者・医療関係者双方に周知徹底させ,内部障害リハの重要性を啓蒙することが何よりも重要である.本書『新編 内部障害のリハビリテーション』は,このような背景のもと,当教室出身の医師や関連専門職を中心に執筆し,内部障害リハの最新知識と具体的進め方を盛り込んでいる.本書の企画・編集には医歯薬出版株式会社の関係諸氏の手を煩わせた.
 本書が,これから内部障害リハを開始しようという医師および関連専門職の現場での教科書として,また,すでに現場で行っている方々の技術や考え方のブラッシュアップの役割も果たせるように構成されている.本書が,質・量ともに優れた内部障害リハの普及に貢献することを期待する.
 2009年4月
 上月正博
 推薦のことば(佐藤コ太郎)
 序(上月正博)
第1章 内部障害
 I 内部障害の定義と種類(上月正博,坂田佳子)
 II 内部障害の統計(上月正博)
  1.内部障害の統計
  2.内部障害の症状や社会問題
  3.内部障害に対する行政の課題
  4.リハビリテーション従事者に望むこと
第2章 運動医学
 I 運動と代謝,運動と筋(河村孝幸)
  1.骨格筋
  2.骨格筋の構造と収縮
  3.筋収縮のためのエネルギー供給
  4.筋線維
  5.運動による筋線維の変化
 II 廃用症候群と老年症候群(上月正博)
  1.廃用症候群の定義と内容
  2.廃用症候群の系別の病態生理と治療の原則
  3.加齢と老化
  4.老年病と老年症候群
 III 運動と呼吸循環(上月正博,渡辺裕志)
  1.運動と呼吸
  2.運動と循環
 IV 運動と臓器障害(上月正博,渡辺裕志)
  1.最大酸素摂取量に影響を与える障害
  2.廃用(脱調節)および身体トレーニング(持久力訓練)による循環系の変化
 V 運動負荷試験とその注意点,ならびに運動処方(上月正博)
  1.運動負荷試験
  2.運動処方
第3章 呼吸器機能障害
 I 肺の構造と生理(森 信芳)
  1.肺の解剖
  2.呼吸生理
 II 呼吸機能障害の評価
  1.呼吸機能障害の評価のリハビリテーションにおける意義(黒澤 一)
  2.基本検査(一次検査)
  3.応用検査(二次検査)
  4.呼吸筋力テスト(佐々木 誠)
  5.運動耐容能の評価(吉川卓司)
  6.ADL評価(後藤葉子)
  7.QOL評価表
 III 呼吸不全(森 信芳)
  1.呼吸とは
  2.呼吸不全の診断
  3.呼吸不全の分類
  4.症状
  5.病態
  6.基礎疾患
 IV 呼吸不全をきたす疾患と病態(黒澤 一)
  1.COPD(慢性閉塞性肺疾患,従来の肺気腫および慢性気管支炎)
  2.その他の慢性呼吸器疾患
 V 呼吸リハビリテーション
  1.呼吸リハビリテーションの概要(黒澤 一)
  2.呼吸リハビリテーションの目的
  3.実施のための要件
  4.プロセス
  5.患者選択
  6.評価
  7.個別的プログラムの作成と実践
  8.理学・運動療法のリスク管理
  9.再評価と維持
  10.実施体制
  11.効果とエビデンス
  12.理学・運動療法の実際(佐野裕子)
  13.呼吸理学療法
  14.運動療法
  15.日常生活指導(後藤葉子)
  16.環境因子
  17.心理・社会的側面
  【症例】COPDのリハビリテーションの実際,呼吸リハビリテーションにより移植を回避できた例(上月正博)
第4章 循環機能障害
 I 心臓の構造と生理(吉田一徳)
  1.心臓の解剖
  2.心収縮の電気生理
  3.体内循環システム
  4.心拍出量,前負荷,後負荷,心筋収縮性,拡張能,心拍数
 II 循環機能障害の評価
  1.胸部X線検査(吉田一徳)
  2.心電図
  3.ホルター(Holter)心電図
  4.心臓超音波検査
  5.運動負荷試験
  6.心臓カテーテル検査・冠動脈造影
  7.その他の一般検査(千田浩一,吉田一徳)
 III 冠動脈疾患(金澤雅之)
  1.冠動脈硬化の発生,進行,破綻と危険因子
  2.虚血性心疾患(ischemic heart disease)
  3.狭心症(angina pectoris)
  4.急性心筋梗塞(acute myocardial infarction)
 IV 心不全(南 尚義)
  1.定義
  2.原因疾患
  3.病型分類
  4.臨床症状
  5.重症度分類
  6.病態と治療
 V 循環不全をきたす疾患と病態(南 尚義)
  1.不整脈
  2.心臓ペースメーカー
  3.植え込み型除細動器
  4.肺血栓塞栓症
  5.深部静脈血栓症
  6.先天性心疾患・後天性弁膜症
  7.高血圧症
 VI 心臓リハビリテーション
  1.心臓リハビリテーションの定義(上月正博)
  2.包括的リハビリテーションの重要性
  3.心臓リハビリテーションと安全性
  4.心臓リハビリテーションのエビデンス
  5.低いリハビリテーションへの参加率
  6.患者教育(吉田俊子,只浦寛子)
  7.薬物療法
  8.栄養指導
  9.禁煙指導
  10.肺理学療法
  11.運動療法
  12.日常生活指導
  13.心筋梗塞のリハビリテーション(金澤雅之)
  【症例】LVAS治療中のリハビリテーション
  14.弁膜症術後の心臓リハビリテーション(吉田一徳)
  15.高血圧症の運動療法
  16.慢性心不全患者のリハビリテーション(南 尚義)
第5章 腎臓機能障害
 I 腎臓の構造と生理(伊藤 修)
  1.腎臓の構造
  2.腎機能調節
  3.腎内分泌機能
 II 腎臓機能障害の評価(伊藤 修)
  1.尿タンパク
  2.血液検査
  3.クリアランス試験
  4.尿細管機能検査
  5.画像診断
  6.核医学検査
  7.腎生検
 III 腎不全(金澤雅之)
  1.急性腎不全
  2.慢性腎臓病(CKD)
 IV 血液透析
  1.血液透析患者の疫学(伊藤 修)
  2.透析患者の就労の現状
  3.就労に影響する要因
  4.血液透析患者の問題点(上月正博)
 V 腎臓リハビリテーション
  1.定義(上月正博)
  2.エビデンス
  3.運動療法(金澤雅之)
  4.日常生活指導と栄養指導
  5.薬物療法
  6.腎臓リハビリテーションの展望
  【症例】透析患者における運動療法の意義―自験例における効果
  【症例】外来維持血液透析患者における長期的在宅運動療法の効果―自験例での検討
第6章 肝臓機能障害
 I 肝臓の構造と生理(室谷智子)
  1.肝臓の構造
  2.肝臓の生理
 II 肝臓機能障害の評価(室谷智子)
  1.肝細胞変性の指標
  2.肝細胞合成能の指標
  3.肝細胞排出機能の指標
  4.胆汁うっ滞の指標
 III 肝不全(室谷智子)
 IV 疾病と病態(室谷嘉一)
  1.ウイルス性肝炎
  2.薬物性肝障害
  3.脂肪肝
  4.アルコール性肝障害
  5.非アルコール性脂肪性肝疾患
  6.肝硬変
 V 肝機能障害のリハビリテーション(室谷嘉一)
  1.肝臓機能障害と運動
  2.肝臓機能障害における運動と肝血流
  3.各種肝疾患における運動の影響
  4.栄養管理
  5.日常生活指導
 VI 肝臓リハビリテーション(伊藤 修)
  1.成人NAFLD・NASHのリハビリテーション
  2.小児NAFLD・NASHのリハビリテーション
第7章 小腸機能障害
 I 小腸の構造と生理(室谷嘉一,樋渡正夫)
  1.解剖学的構造
  2.小腸活動のエネルギー源
  3.小腸の細胞動態
  4.小腸の免疫機能
  5.消化管運動
  6.吸収の様式(膜輸送)
  7.消化吸収の部位
 II 疾患と小腸機能検査(室谷嘉一)
  小腸機能の実際
 III 短腸症候群(室谷嘉一)
  1.短腸症候群の定義と原因となる基礎疾患
  2.腸管大量切除の病態
  3.慢性期合併症
  4.術後経過と管理
 IV 小腸機能障害のリハビリテーション(室谷嘉一)
  1.intestinal rehabilitation program
  2.在宅静脈経腸栄養
  3.immunonutrition
  4.日常生活指導
第8章 代謝障害
 I 糖尿病
  1.疫学(原田 卓)
  2.病態
  3.診断
  4.治療の目標とコントロール指標
  5.治療
  6.低血糖およびシックデイ
  7.急性合併症
  8.慢性合併症
  9.リハビリテーションの実際
  10.栄養指導(本田佳子)
  11.運動指導
  12.日常生活指導
 II 脂質異常症
  1.疫学(原田 卓)
  2.脂質代謝と動脈硬化
  3.診断
  4.管理目標
  5.治療
  6.リハビリテーションの実際
  7.栄養指導(佐々木裕子)
  8.運動指導
  9.日常生活指導
 III 痛風・高尿酸血症
  1.病態(坂田佳子,上月正博)
  2.診断
  3.治療
  4.栄養指導(佐々木裕子)
  5.運動指導
  6.日常生活指導
 IV メタボリック・シンドローム
  1.メタボリック・シンドロームとは?(原田 卓)
  2.疫学
  3.診断
  4.分子基盤(病態)
  5.治療
  6.リハビリテーションの実際
  7.栄養指導(本田佳子)
  8.運動指導
  9.日常生活指導
第9章 直腸・膀胱機能障害
 I 直腸・膀胱機能障害に関する解剖と生理(南 尚義)
  1.尿の排泄
  2.便の排泄
 II 直腸・膀胱機能障害の評価(南 尚義)
  1.膀胱機能障害の評価
  2.排便機能障害の評価
 III 直腸・膀胱機能障害をきたす疾病と病態(南 尚義)
  1.膀胱腫瘍(vesical tumor)
  2.神経因性膀胱(neurogenic bladder)
  3.骨盤内蔵器全摘出術(pelvic exenteration)
  4.放射線腸炎(radiation colitis)
  5.クローン病(Crohn disease)
  6.潰瘍性大腸炎(ulcerative colitis)
  7.結腸癌(colon cancer),直腸癌(rectal cancer)
  8.尿路変更術(urinary diversion)
  9.腸瘻造設術(enterostomy)
 IV 直腸・膀胱機能障害のリハビリテーション(片岡ひとみ)
  1.直腸・膀胱機能障害の問題点
  2.直腸・膀胱機能障害のQOL
  3.ストーマの種類と特徴
  4.直腸・膀胱機能障害の生活指導
  5.リハビリテーションの際のリスク管理
  6.リハビリテーションの実際
第10章 臓器移植
 I 臓器移植におけるリハビリテーションの問題点(上月正博)
  1.臓器移植を取り巻く動向
  2.脳死の判定法
  3.臓器ごとの移植適応はどう行うか?
  4.移植医療におけるリハビリテーションの役割
  5.臓器提供意思表示カード
 II 心臓移植のリハビリテーションの実際(金澤雅之)
  1.心臓移植患者の特徴
  2.心臓移植後リハビリテーションプログラム
  3.心臓移植後リハビリテーションの実際
 III 肺移植のリハビリテーションの実際(上月正博)
  呼吸リハビリテーションの実際,わが国初の肺移植例
 IV 肝臓移植のリハビリテーションの実際(上月正博)
  1.症例と経過
  2.リハビリテーション経過
 V 腎臓移植のリハビリテーションの実際(森 信芳)
  1.腎臓移植とは
  2.腎臓移植前後のリハビリテーション
  3.薬物療法
  4.腎臓移植患者の妊娠・出産
  5.その他
 VI 造血幹細胞移植のリハビリテーションの実際(森 信芳)
  1.造血幹細胞移植とは
  2.リハビリテーションの実際
第11章 摂食・嚥下障害
 I 摂食・嚥下障害に関する解剖と生理(長坂 誠)
  1.嚥下に携わる器官の正常な解剖
  2.嚥下運動の実際
 II 摂食・嚥下障害の評価(長坂 誠)
  1.スクリーニング(摂食・嚥下機能検査)
  2.評価
  3.嚥下訓練
  4.ゴール設定
 III 摂食・嚥下障害をきたす疾病と病態(長坂 誠)
  1.脳血管障害
  2.パーキンソン病
  3.脊髄小脳変性症
  4.多発性硬化症
  5.筋萎縮性側索硬化症
  6.末梢神経障害
  7.筋炎
  8.強皮症
  9.関節リウマチ
  10.全身性エリテマトーデス
  11.甲状腺機能亢進症
  12.神経筋接合部の異常
  13.認知症・アルツハイマー病
  14.頭頸部腫瘍
 IV 摂食・嚥下障害のリハビリテーション
  1.嚥下訓練(長坂 誠)
  2.リハビリテーションの際のリスク管理
  3.QOL
  4.PEG,PEJ,PTEG(伊藤 修)
第12章 がんのリハビリテーション
 I がんの臨床的特徴とリハビリテーションの意義(小川美歌,保嶋 実)
  がんの臨床的特徴とリハビリテーションの意義
 II がんリハビリテーションの実際(小川美歌,保嶋 実)
  1.がんリハビリテーションプログラム
  2.がんリハビリテーション評価の問題
  3.がん治療に対する阻害因子
  4.がん患者におけるリハビリテーションのリスク管理
  5.各疾患におけるがんリハビリテーション
  6.がんリハビリテーションにおける心理社会的な問題
 III 終末期ケア(ターミナルケア)と疼痛対策(小川美歌,保嶋 実)
  1.終末期医療とは
  2.疼痛対策
第13章 HIV感染症(AIDS)
 I 疾患の成り立ちと化学療法(金澤雅之)
  1.HIVの基礎知識
  2.日本のHIV感染者とAIDS患者の状況
  3.HIV感染症/AIDSの診断
  4.HIV感染症の治療
 II 日常生活におけるケア(金澤雅之)
  1.主な日和見感染症の予防と治療
  2.心理的サポート
  3.HIV診療における社会資源の活用
  4.運動療法
第14章 内部障害の認定要項など
 身体障害者福祉,障害年金,その他の障害等級,介護保険(後藤葉子)
  1.身体障害者福祉法
  2.年金制度
  3.介護保険
  4.障害者自立支援法
  5.その他

 文献/URL
 索引