まえがき
「基礎から学ぶノートシリーズ」も7冊目,いよいよ「神経内科学」の発行となりました.
早いもので,私が臨床の傍らPT・OTを目指す学生さん達とおつきあいを始めて10年になります.講義の中では「内科学」の重要性を繰り返し話しています.いずれ現場に出て患者さんと向き合った時,結局は「トータルに人体を診る」ことになるのであるから,様々な病気について知っておいて損はない,いやむしろ知らないで患者さんと向き合うことは失礼に当たるでしょう.そのような思いから,既刊である「内科学ノート」に編集の協力をさせていただきましたが,その際「神経」についてはその重要性とボリュームから,独立して1冊にまとめる予定があるとのことだったので,あえて触れませんでした.当時,やがて「神経内科学ノート」にも関わらせていただけることになるとは,予想もしていませんでした.今回再び編集に協力させていただくことになりましたことは,望外の喜びです.
「神経内科学」は,学生さん達にとってリハビリテーションの現場と直結する学問であり,きちんとした医療人となるために避けて通るわけにはいかない分野です.場合によっては,現場で他の医療スタッフに対して指導的な知識まで要求されることもあるでしょう.
本書は,国家試験に必須の情報がコンパクトに網羅されているだけでなく,「神経内科学」を基本から学ぶことができ,学生さん達が臨床現場に出てからも何度も本書を開き,確認することができる構成と内容になっていると自負しています.もちろん,すでにリハビリテーションの現場で働いているPT・OTの方々にも,是非とも手にとっていただきたいと思っています.
これまで,私は臨床医の常として様々な病院に籍をおいてきました.その際,優秀なリハビリテーションスタッフに恵まれることことが,どれだけ現場で患者さんの助けになったことか…….もちろん,介護の現場でも同じです.
PT・OTを目指す学生さん達にとって,国試に合格することはもちろん重要な目標の一つですが,それはスタートラインに立つ,という必要最低限の目標でしかなく,そこから現場で研さんと学習を重ね,優秀な医療スタッフに育って欲しいと切に願っています.
2008年9月
中嶋淳滋
刊行にあたって
今回「PT・OT基礎から学ぶノートシリーズ」臨床医学編の第4弾として,「病理学ノート」「内科学ノート」「精神医学ノート」に続いて,「神経内科学ノート」を出版することになりました.すでに他の「ノートシリーズ」をご使用していただいている学生諸氏はご存じだと思いますが,このシリーズは,
(1) 一人でも,自宅ででも,学習できる
(2) PTOTにとって絶対必要な内容を,簡潔にまとめている
(3) 書き込み式なので,学習した知識の再確認ができる
(4) イメージ学習ができるように,イラスト,図を多く掲載している
(5) 学校で日々学習する(した)ことの予習(復習)ができる
(6) 学校の定期試験対策に利用できる
(7) 国家試験対策に利用できる
などを目的として作成したものです.
以上の理念に基づき,本書も「誰にでも分かりやすく,誰が学んでも確実に学習でき,そして国家試験に対応できるように,基本的な知識を万遍なく,全項目にわたって網羅している」ことを目標に作成しました.また臨床医学編ですので,編集協力者として中嶋淳滋先生に参加していただき,PT・OTが習得すべき臨床医学の学習内容について充分に吟味しました.
近年,日本は超高齢社会に突入したため,リハビリテーション対象者の多くが老人です.老人性疾患の特徴は他種類疾患の多重合併であり,老人一人が抱える疾患の範囲は内科疾患,精神疾患,神経疾患,整形外科疾患の多岐にわたります.加えて臨床医学および臨床病理学の近年の研究から多くの疾患の原因が解明され,その治療方法が次々に開発されています.またマスメディアの発達により,一般社会への最新医療情報発信も多くなってきています.このようなことから,医療従事者は高度な知識とその応用力を要求されるようになってきました.ですから近年のPT・OT国家試験の内容も,現在解明された臨床医学に準じて出題されるようになってきています.
「神経内科学」の分野において,最近特に注目されているのは「『認知症』や『中枢神経変性疾患』を代表とする老人性中枢神経疾患」です.この「老人性中枢神経疾患」のほとんどが“アミロイドプラーク”と呼ばれる「沈殿物の脳内沈着」と「脳萎縮」です.今回の「神経内科学ノート」では,このような新しい分野も取り入れました.
また「神経内科学」を学ぶ上で,「神経疾患として最も特徴的な症状」を理解できるように,第1章に「神経症候」を設けました.臨床において「神経症候」を見分けることができれば,種々の神経内科疾患を見分けることができ,結果的にその神経疾患に対する治療手段を考えることができます.ですから学生諸氏には,この「神経内科学」の第1章「神経症候」をしっかりと学んで頂きたいと思っています.そうすることでその後の章が学びやすくなります.
さらに疾患をイメージできるよう,できる限りイラスト,図を多く使用しました.(組織学的な)実物写真やCTやMRIは,医学の素人の学生には見分けが難しいと思いますので,まずは本書のイラストで概要をつかんでください.そして次の段階で,図書館にある神経内科学の専門書やインターネット等で実物写真を見てください.それが学習の基本的順序です.
もう一点,本書では「SIDE MEMO」欄を工夫しました.神経内科学に出てくる用語について,説明を数多く入れ込みました.またイラスト,図も入れて説明するために欄外を大きくしました.この「SIDE MEMO」欄をしっかりと読みながら,余白やメモ「MEMO」欄に書き込んで勉強してください.
またかなり広い範囲を学習しなければならないので,できる限り短い言葉で簡潔にまとめました.これにより自分一人ででもこのノートを使用して自宅学習できると思います.
そして既刊6冊の「ノートシリーズ」と同じように,各小項目の最後に「基礎問題」と「演習問題」を設けています.この問題を解けば学習した内容を確認することができるように構成しています.「基礎問題」の質問形式は,「()埋め形式」「○×形式」「線引き形式」などにしていますので,学校の定期試験にも対応できると思います.「演習問題」では,過去の実際の国家試験問題を抽出しています,さらに解答集にもイラスト,図や表を挿入して解説を付け,「基礎問題」や「演習問題」を理解しやすいようにしました.全国の学生諸氏がこの「神経内科学ノート」を使用することで,「神経内科学」を克服し得意分野にして頂くことを望んでいます.
最後に「神経内科学ノート」出版のためにご尽力いただいた医歯薬出版編集部の皆様に深謝いたします.
平成20年9月8日
中島雅美
奥村哲生
「基礎から学ぶノートシリーズ」も7冊目,いよいよ「神経内科学」の発行となりました.
早いもので,私が臨床の傍らPT・OTを目指す学生さん達とおつきあいを始めて10年になります.講義の中では「内科学」の重要性を繰り返し話しています.いずれ現場に出て患者さんと向き合った時,結局は「トータルに人体を診る」ことになるのであるから,様々な病気について知っておいて損はない,いやむしろ知らないで患者さんと向き合うことは失礼に当たるでしょう.そのような思いから,既刊である「内科学ノート」に編集の協力をさせていただきましたが,その際「神経」についてはその重要性とボリュームから,独立して1冊にまとめる予定があるとのことだったので,あえて触れませんでした.当時,やがて「神経内科学ノート」にも関わらせていただけることになるとは,予想もしていませんでした.今回再び編集に協力させていただくことになりましたことは,望外の喜びです.
「神経内科学」は,学生さん達にとってリハビリテーションの現場と直結する学問であり,きちんとした医療人となるために避けて通るわけにはいかない分野です.場合によっては,現場で他の医療スタッフに対して指導的な知識まで要求されることもあるでしょう.
本書は,国家試験に必須の情報がコンパクトに網羅されているだけでなく,「神経内科学」を基本から学ぶことができ,学生さん達が臨床現場に出てからも何度も本書を開き,確認することができる構成と内容になっていると自負しています.もちろん,すでにリハビリテーションの現場で働いているPT・OTの方々にも,是非とも手にとっていただきたいと思っています.
これまで,私は臨床医の常として様々な病院に籍をおいてきました.その際,優秀なリハビリテーションスタッフに恵まれることことが,どれだけ現場で患者さんの助けになったことか…….もちろん,介護の現場でも同じです.
PT・OTを目指す学生さん達にとって,国試に合格することはもちろん重要な目標の一つですが,それはスタートラインに立つ,という必要最低限の目標でしかなく,そこから現場で研さんと学習を重ね,優秀な医療スタッフに育って欲しいと切に願っています.
2008年9月
中嶋淳滋
刊行にあたって
今回「PT・OT基礎から学ぶノートシリーズ」臨床医学編の第4弾として,「病理学ノート」「内科学ノート」「精神医学ノート」に続いて,「神経内科学ノート」を出版することになりました.すでに他の「ノートシリーズ」をご使用していただいている学生諸氏はご存じだと思いますが,このシリーズは,
(1) 一人でも,自宅ででも,学習できる
(2) PTOTにとって絶対必要な内容を,簡潔にまとめている
(3) 書き込み式なので,学習した知識の再確認ができる
(4) イメージ学習ができるように,イラスト,図を多く掲載している
(5) 学校で日々学習する(した)ことの予習(復習)ができる
(6) 学校の定期試験対策に利用できる
(7) 国家試験対策に利用できる
などを目的として作成したものです.
以上の理念に基づき,本書も「誰にでも分かりやすく,誰が学んでも確実に学習でき,そして国家試験に対応できるように,基本的な知識を万遍なく,全項目にわたって網羅している」ことを目標に作成しました.また臨床医学編ですので,編集協力者として中嶋淳滋先生に参加していただき,PT・OTが習得すべき臨床医学の学習内容について充分に吟味しました.
近年,日本は超高齢社会に突入したため,リハビリテーション対象者の多くが老人です.老人性疾患の特徴は他種類疾患の多重合併であり,老人一人が抱える疾患の範囲は内科疾患,精神疾患,神経疾患,整形外科疾患の多岐にわたります.加えて臨床医学および臨床病理学の近年の研究から多くの疾患の原因が解明され,その治療方法が次々に開発されています.またマスメディアの発達により,一般社会への最新医療情報発信も多くなってきています.このようなことから,医療従事者は高度な知識とその応用力を要求されるようになってきました.ですから近年のPT・OT国家試験の内容も,現在解明された臨床医学に準じて出題されるようになってきています.
「神経内科学」の分野において,最近特に注目されているのは「『認知症』や『中枢神経変性疾患』を代表とする老人性中枢神経疾患」です.この「老人性中枢神経疾患」のほとんどが“アミロイドプラーク”と呼ばれる「沈殿物の脳内沈着」と「脳萎縮」です.今回の「神経内科学ノート」では,このような新しい分野も取り入れました.
また「神経内科学」を学ぶ上で,「神経疾患として最も特徴的な症状」を理解できるように,第1章に「神経症候」を設けました.臨床において「神経症候」を見分けることができれば,種々の神経内科疾患を見分けることができ,結果的にその神経疾患に対する治療手段を考えることができます.ですから学生諸氏には,この「神経内科学」の第1章「神経症候」をしっかりと学んで頂きたいと思っています.そうすることでその後の章が学びやすくなります.
さらに疾患をイメージできるよう,できる限りイラスト,図を多く使用しました.(組織学的な)実物写真やCTやMRIは,医学の素人の学生には見分けが難しいと思いますので,まずは本書のイラストで概要をつかんでください.そして次の段階で,図書館にある神経内科学の専門書やインターネット等で実物写真を見てください.それが学習の基本的順序です.
もう一点,本書では「SIDE MEMO」欄を工夫しました.神経内科学に出てくる用語について,説明を数多く入れ込みました.またイラスト,図も入れて説明するために欄外を大きくしました.この「SIDE MEMO」欄をしっかりと読みながら,余白やメモ「MEMO」欄に書き込んで勉強してください.
またかなり広い範囲を学習しなければならないので,できる限り短い言葉で簡潔にまとめました.これにより自分一人ででもこのノートを使用して自宅学習できると思います.
そして既刊6冊の「ノートシリーズ」と同じように,各小項目の最後に「基礎問題」と「演習問題」を設けています.この問題を解けば学習した内容を確認することができるように構成しています.「基礎問題」の質問形式は,「()埋め形式」「○×形式」「線引き形式」などにしていますので,学校の定期試験にも対応できると思います.「演習問題」では,過去の実際の国家試験問題を抽出しています,さらに解答集にもイラスト,図や表を挿入して解説を付け,「基礎問題」や「演習問題」を理解しやすいようにしました.全国の学生諸氏がこの「神経内科学ノート」を使用することで,「神経内科学」を克服し得意分野にして頂くことを望んでいます.
最後に「神経内科学ノート」出版のためにご尽力いただいた医歯薬出版編集部の皆様に深謝いたします.
平成20年9月8日
中島雅美
奥村哲生
まえがき
刊行にあたって
本書の使い方
第1章 神経症候
1 高次脳機能障害
1 定義と分類
2 大脳半球の優位性
基礎問題
演習問題
2 失語(症)
1 定義と分類
2 運動性失語
3 感覚性失語
4 その他の失語(症)
5 失語(症)の分類と特徴
6 失語(症)の評価法
7 失語(症)のリハビリテーション
基礎問題
演習問題
3 失認(症)
1 定義と分類
2 視覚失認
3 聴覚失認
4 身体失認
5 失認の評価法
6 失認のリハビリテーション
基礎問題
演習問題
4 失行(症)
1 失行(症)
2 症状と障害部位
3 評価法
基礎問題
演習問題
5 知能障害・記憶障害・認知症・情動障害
1 知能障害
2 記憶障害
3 認知症
4 情動障害
基礎問題
演習問題
6 運動失調
1 定義
2 分類と症状
3 症状と評価法
4 失調(症)のリハビリテーション
基礎問題
演習問題
7 意識障害
1 概念
2 発生機序
3 原因
4 程度と分類
5 特殊な意識障害
6 意識障害の評価法
基礎問題
演習問題
8 嚥下障害・構音障害・球麻痺・仮(偽)性球麻痺
1 嚥下障害
2 構音障害
3 球麻痺・仮(偽)性球麻痺
基礎問題
演習問題
9 錐体路徴候
1 錐体路
2 錐体路徴候
基礎問題
演習問題
10 錐体外路徴候
1 錐体外路
2 錐体外路徴候
基礎問題
演習問題
11 感覚障害
1 感覚の分類
2 感覚障害の定義
3 感覚障害の種類
4 特殊感覚の障害
基礎問題
演習問題
12 脳圧亢進症状・脳浮腫・脳ヘルニア・髄膜刺激症状
1 脳圧(頭蓋内圧)亢進症状
2 脳浮腫
3 脳ヘルニア(脳嵌頓)
4 髄膜刺激症状
基礎問題
演習問題
13 神経因性排尿障害
1 排尿機能
2 神経因性排尿障害
基礎問題
演習問題
14 末梢神経症候(体性神経)
1 末梢神経
2 末梢神経症候
基礎問題
演習問題
15 末梢神経症候(自律神経)
1 末梢神経症候(自律神経)
2 自律神経症候の分類
基礎問題
演習問題
第2章 脳血管障害
1 中枢神経の解剖生理学
1 大脳の解剖生理学
2 小脳の解剖生理学
3 脳幹の解剖生理学
基礎問題
演習問題
2 脳血管障害の定義と原因
1 定義
2 原因
基礎問題
演習問題
3 脳血管障害の分類
1 頭蓋内出血
2 脳梗塞
3 その他の脳血管障害
基礎問題
演習問題
4 脳血管障害の主症状
1 意識障害
2 運動麻痺
3 異常筋緊張
4 運動失調
5 感覚障害の特徴
6 高次脳機能障害
7 脳内出血(出血部位別)の症状
8 くも膜下出血の症状
9 脳梗塞(閉塞部位別)の症状
10 一過性脳虚血発作(TIA)
基礎問題
演習問題
5 脳血管障害の治療
1 内科的治療,外科的治療
2 リハビリテーション
3 退院(在宅復帰)に向けての援助
基礎問題
演習問題
第3章 中枢神経変性疾患
1 変性疾患の概念と分類
1 概念
2 分類
基礎問題
演習問題
2 大脳皮質・大脳基底核の変性疾患
1 錘体外路とその徴候
2 パーキンソン症候群(パーキンソニズム)
3 ハンチントン病(ハンチントン舞踏病)
基礎問題
演習問題
3 中脳(脳幹部)の変性疾患
1 パーキンソン病
基礎問題
演習問題
4 脊髄小脳変性症
1 晩発性小脳皮質萎縮症(LCCA)
2 マシャド・ジョセフ病
3 歯状核赤核淡蒼球ルイ体萎縮症(DRPLA)
4 フリードライヒ失調症(フリードライヒ病)
5 家族性痙性対麻痺
基礎問題
演習問題
5 脊髄変性疾患
1 筋萎縮性側索硬化症(ALS)
2 脊髄性筋萎縮症(SMA)
3 脊髄空洞症
基礎問題
演習問題
第4章 中枢神経脱髄疾患
1 中枢神経・末梢神経の解剖生理学
1 神経
2 神経の分類
基礎問題
演習問題
2 中枢神経の脱髄疾患
1 脱髄疾患
2 多発性硬化症(MS:Multiple Sclerosis)
3 その他
基礎問題
演習問題
3 末梢神経の脱髄疾患
1 末梢神経障害
2 末梢神経の脱髄疾患各論
基礎問題
演習問題
第5章 脳腫瘍
1 脳腫瘍(総論)
1 脳腫瘍(頭蓋内腫瘍)
2 症状
3 診断
4 治療法
基礎問題
演習問題
2 脳腫瘍(各論)
1 神経膠腫(グリオーマ)
2 髄芽腫
3 髄膜腫(メニンギオーマ)
4 神経鞘腫
5 下垂体腺腫
6 頭蓋咽頭腫
7 転移(二次)性脳腫瘍
基礎問題
演習問題
第6章 末梢神経障害
1 末梢神経障害の概念と分類
1 概念
2 分類
基礎問題
演習問題
2 末梢神経損傷(圧迫性(絞扼性)ニューロパチー)
1 腕神経叢麻痺
2 腕神経叢不全麻痺(胸郭出口症候群)
3 長胸神経麻痺(前鋸筋麻痺,翼状肩甲)
4 尺骨神経麻痺(肘部管症候群,ギヨン管症候群)
5 橈骨神経麻痺
6 正中神経麻痺(手根管症候群)
7 総腓骨神経麻痺
8 脛骨神経麻痺(足根管症候群)
基礎問題
演習問題
3 末梢性ニューロパチー
1 ギラン・バレー症候群
2 フィッシャー症候群
3 慢性炎症性脱髄性多発根ニューロパチー(慢性炎症性脱髄性多発神経炎,CIDP)
4 シャルコー・マリー・トゥース病
5 糖尿病性ニューロパチー
6 アルコール性ニューロパチー
7 癌性ニューロパチー
8 ベル麻痺
9 中毒性ニューロパチー
基礎問題
演習問題
第7章 筋原性筋萎縮疾患
1 ミオパチー
1 定義
2 症状
3 必要な検査とその所見
基礎問題
演習問題
2 デュシェンヌ型筋ジストロフィー
1 進行性筋ジストロフィーの定義
2 デュシェンヌ型筋ジストロフィーの病因
3 デュシェンヌ型筋ジストロフィーの症状
4 登攀性起立とは
5 デュシェンヌ型筋ジストロフィーの治療法
基礎問題
演習問題
3 その他の筋ジストロフィー
1 ベッカー型筋ジストロフィー
2 顔面肩甲上腕型筋ジストロフィー
3 肢帯型筋ジストロフィー
4 先天性筋ジストロフィー(福山型)
5 遠位型筋ジストロフィー(三好型)
6 筋強直性ジストロフィー
基礎問題
演習問題
4 その他の筋原性筋萎縮疾患
1 重症筋無力症
2 多発性筋炎
3 周期性四肢麻痺
4 甲状腺中毒性ミオパチー
5 ステロイドミオパチー
6 ミトコンドリア脳筋症
基礎問題
演習問題
第8章 神経感染性疾患
1 神経感染性疾患(総論)
1 定義と原因
2 分類
基礎問題
演習問題
2 神経感染性疾患(各論)
1 髄膜炎
2 脳炎・脳症
3 脳膿瘍
4 プリオン病
5 脊髄炎
6 神経梅毒
7 脳静脈洞血栓症
基礎問題
演習問題
第9章 小児神経疾患
1 脳性麻痺
1 定義・原因
2 病型分類
3 代表的な病型の特徴
基礎問題
演習問題
2 その他の小児神経疾患
1 微細脳損傷
2 二分脊椎
3 ダウン症候群
4 先天性代謝異常
基礎問題
演習問題
第10章 神経疾患合併症
1 神経疾患の合併症(各論)
1 神経系が関与した遷延する痛み
2 正常圧水頭症
3 認知症
4 嚥下障害
5 その他
基礎問題
演習問題
索引
刊行にあたって
本書の使い方
第1章 神経症候
1 高次脳機能障害
1 定義と分類
2 大脳半球の優位性
基礎問題
演習問題
2 失語(症)
1 定義と分類
2 運動性失語
3 感覚性失語
4 その他の失語(症)
5 失語(症)の分類と特徴
6 失語(症)の評価法
7 失語(症)のリハビリテーション
基礎問題
演習問題
3 失認(症)
1 定義と分類
2 視覚失認
3 聴覚失認
4 身体失認
5 失認の評価法
6 失認のリハビリテーション
基礎問題
演習問題
4 失行(症)
1 失行(症)
2 症状と障害部位
3 評価法
基礎問題
演習問題
5 知能障害・記憶障害・認知症・情動障害
1 知能障害
2 記憶障害
3 認知症
4 情動障害
基礎問題
演習問題
6 運動失調
1 定義
2 分類と症状
3 症状と評価法
4 失調(症)のリハビリテーション
基礎問題
演習問題
7 意識障害
1 概念
2 発生機序
3 原因
4 程度と分類
5 特殊な意識障害
6 意識障害の評価法
基礎問題
演習問題
8 嚥下障害・構音障害・球麻痺・仮(偽)性球麻痺
1 嚥下障害
2 構音障害
3 球麻痺・仮(偽)性球麻痺
基礎問題
演習問題
9 錐体路徴候
1 錐体路
2 錐体路徴候
基礎問題
演習問題
10 錐体外路徴候
1 錐体外路
2 錐体外路徴候
基礎問題
演習問題
11 感覚障害
1 感覚の分類
2 感覚障害の定義
3 感覚障害の種類
4 特殊感覚の障害
基礎問題
演習問題
12 脳圧亢進症状・脳浮腫・脳ヘルニア・髄膜刺激症状
1 脳圧(頭蓋内圧)亢進症状
2 脳浮腫
3 脳ヘルニア(脳嵌頓)
4 髄膜刺激症状
基礎問題
演習問題
13 神経因性排尿障害
1 排尿機能
2 神経因性排尿障害
基礎問題
演習問題
14 末梢神経症候(体性神経)
1 末梢神経
2 末梢神経症候
基礎問題
演習問題
15 末梢神経症候(自律神経)
1 末梢神経症候(自律神経)
2 自律神経症候の分類
基礎問題
演習問題
第2章 脳血管障害
1 中枢神経の解剖生理学
1 大脳の解剖生理学
2 小脳の解剖生理学
3 脳幹の解剖生理学
基礎問題
演習問題
2 脳血管障害の定義と原因
1 定義
2 原因
基礎問題
演習問題
3 脳血管障害の分類
1 頭蓋内出血
2 脳梗塞
3 その他の脳血管障害
基礎問題
演習問題
4 脳血管障害の主症状
1 意識障害
2 運動麻痺
3 異常筋緊張
4 運動失調
5 感覚障害の特徴
6 高次脳機能障害
7 脳内出血(出血部位別)の症状
8 くも膜下出血の症状
9 脳梗塞(閉塞部位別)の症状
10 一過性脳虚血発作(TIA)
基礎問題
演習問題
5 脳血管障害の治療
1 内科的治療,外科的治療
2 リハビリテーション
3 退院(在宅復帰)に向けての援助
基礎問題
演習問題
第3章 中枢神経変性疾患
1 変性疾患の概念と分類
1 概念
2 分類
基礎問題
演習問題
2 大脳皮質・大脳基底核の変性疾患
1 錘体外路とその徴候
2 パーキンソン症候群(パーキンソニズム)
3 ハンチントン病(ハンチントン舞踏病)
基礎問題
演習問題
3 中脳(脳幹部)の変性疾患
1 パーキンソン病
基礎問題
演習問題
4 脊髄小脳変性症
1 晩発性小脳皮質萎縮症(LCCA)
2 マシャド・ジョセフ病
3 歯状核赤核淡蒼球ルイ体萎縮症(DRPLA)
4 フリードライヒ失調症(フリードライヒ病)
5 家族性痙性対麻痺
基礎問題
演習問題
5 脊髄変性疾患
1 筋萎縮性側索硬化症(ALS)
2 脊髄性筋萎縮症(SMA)
3 脊髄空洞症
基礎問題
演習問題
第4章 中枢神経脱髄疾患
1 中枢神経・末梢神経の解剖生理学
1 神経
2 神経の分類
基礎問題
演習問題
2 中枢神経の脱髄疾患
1 脱髄疾患
2 多発性硬化症(MS:Multiple Sclerosis)
3 その他
基礎問題
演習問題
3 末梢神経の脱髄疾患
1 末梢神経障害
2 末梢神経の脱髄疾患各論
基礎問題
演習問題
第5章 脳腫瘍
1 脳腫瘍(総論)
1 脳腫瘍(頭蓋内腫瘍)
2 症状
3 診断
4 治療法
基礎問題
演習問題
2 脳腫瘍(各論)
1 神経膠腫(グリオーマ)
2 髄芽腫
3 髄膜腫(メニンギオーマ)
4 神経鞘腫
5 下垂体腺腫
6 頭蓋咽頭腫
7 転移(二次)性脳腫瘍
基礎問題
演習問題
第6章 末梢神経障害
1 末梢神経障害の概念と分類
1 概念
2 分類
基礎問題
演習問題
2 末梢神経損傷(圧迫性(絞扼性)ニューロパチー)
1 腕神経叢麻痺
2 腕神経叢不全麻痺(胸郭出口症候群)
3 長胸神経麻痺(前鋸筋麻痺,翼状肩甲)
4 尺骨神経麻痺(肘部管症候群,ギヨン管症候群)
5 橈骨神経麻痺
6 正中神経麻痺(手根管症候群)
7 総腓骨神経麻痺
8 脛骨神経麻痺(足根管症候群)
基礎問題
演習問題
3 末梢性ニューロパチー
1 ギラン・バレー症候群
2 フィッシャー症候群
3 慢性炎症性脱髄性多発根ニューロパチー(慢性炎症性脱髄性多発神経炎,CIDP)
4 シャルコー・マリー・トゥース病
5 糖尿病性ニューロパチー
6 アルコール性ニューロパチー
7 癌性ニューロパチー
8 ベル麻痺
9 中毒性ニューロパチー
基礎問題
演習問題
第7章 筋原性筋萎縮疾患
1 ミオパチー
1 定義
2 症状
3 必要な検査とその所見
基礎問題
演習問題
2 デュシェンヌ型筋ジストロフィー
1 進行性筋ジストロフィーの定義
2 デュシェンヌ型筋ジストロフィーの病因
3 デュシェンヌ型筋ジストロフィーの症状
4 登攀性起立とは
5 デュシェンヌ型筋ジストロフィーの治療法
基礎問題
演習問題
3 その他の筋ジストロフィー
1 ベッカー型筋ジストロフィー
2 顔面肩甲上腕型筋ジストロフィー
3 肢帯型筋ジストロフィー
4 先天性筋ジストロフィー(福山型)
5 遠位型筋ジストロフィー(三好型)
6 筋強直性ジストロフィー
基礎問題
演習問題
4 その他の筋原性筋萎縮疾患
1 重症筋無力症
2 多発性筋炎
3 周期性四肢麻痺
4 甲状腺中毒性ミオパチー
5 ステロイドミオパチー
6 ミトコンドリア脳筋症
基礎問題
演習問題
第8章 神経感染性疾患
1 神経感染性疾患(総論)
1 定義と原因
2 分類
基礎問題
演習問題
2 神経感染性疾患(各論)
1 髄膜炎
2 脳炎・脳症
3 脳膿瘍
4 プリオン病
5 脊髄炎
6 神経梅毒
7 脳静脈洞血栓症
基礎問題
演習問題
第9章 小児神経疾患
1 脳性麻痺
1 定義・原因
2 病型分類
3 代表的な病型の特徴
基礎問題
演習問題
2 その他の小児神経疾患
1 微細脳損傷
2 二分脊椎
3 ダウン症候群
4 先天性代謝異常
基礎問題
演習問題
第10章 神経疾患合併症
1 神経疾患の合併症(各論)
1 神経系が関与した遷延する痛み
2 正常圧水頭症
3 認知症
4 嚥下障害
5 その他
基礎問題
演習問題
索引








