内容紹介
呼吸リハビリテーションに求められるシステムづくり,診断・評価,リハビリテーション・プログラムの選択と実際をわかりやすく提示.総論を知識の理解編,診断・評価編,治療編に分け知識と手技を簡潔に解説.各論では,病態から呼吸の異常をどう把握し,治療につなげるかを主眼として解説した.
目次
各論 呼吸リハビリテーションの実際
Topics 臨床現場レポート
ONE POINT
◎呼吸療法士の役割 宮川哲夫…34
◎呼吸リハビリテーションにおける身体障害認定の問題点 工藤翔二…57
◎わが国における呼吸リハビリテーションのはじまり 古賀良平…99
◎呼吸不全を有する筋ジストロフィー患者に対するminitracheostomy tubeを介した人工呼吸管理 野守裕明 石原傳幸…121
◎新しい体外式人工呼吸器―the Hayek oscillator 里宇明元…122
◎療養指導用資料開発の取り組み 酒井志野…150
◎HOTをめぐる最新情報 酒井志野…154
◎Pulmonary cachexiaとは 米田尚弘…168
◎誤嚥性肺炎の予防 大賀栄次郎 長瀬隆英…188
◎COPDの漢方療法 本間行彦…229
◎びまん性汎細気管支炎におけるEM療法 杉山幸比古…264
◎ARDSにおけるPEEPの見直し 喜屋武幸男…294