やさしさと健康の新世紀を開く 医歯薬出版株式会社

著作権について

著作権についてのFAQ

 医歯薬出版の出版物の著作権について,よくある質問と回答(FAQ)をまとめました.小社にお問い合わせをいただく前に,ぜひご参照ください.
 さらにご不明な点があれば,小社出版総務部にお問い合わせください.
 なお,転載許諾申請についてはこちら,教育機関での著作物の利用についてはこちらでご案内しております.

■お問い合わせ先■
医歯薬出版株式会社 出版総務部(著作権担当)
〒113-8612 東京都文京区本駒込1-7-10
E-mail:copyright@ishiyaku.co.jp
FAX:03-5395-7631
TEL:03-5395-7604(お電話では転載許諾申請は受け付けません)

質問一覧

■読者の皆様向け
Q1. 出版物をコピーして配布したい.
Q2. 出版物をスキャンして利用したい.
Q3. 出版物の内容をHPやSNS,動画・音声投稿サイト等にアップロードしたい.
Q4. 出版物に付属のオンラインサービスにアクセスするためのIDやパスワード等を転売したい.
■企業・団体の皆様向け
Q5. パンフレット,情報誌等に出版物の内容を転載したい.
Q6. 会社が主催するセミナーで,参加者に出版物をコピーして配布したい.
Q7. 会社が主催するオンラインセミナーのスライドに出版物の図版を転載したい.
Q8. 社内で出版物をスキャンし,データを共有したい.
■図書館の皆様向け
Q9. 購入した図書にDVD等の付録があるが,館外への貸し出しは可能か.
Q10. 購入した図書に付属していたソフトウェアを,館内の複数の端末にインストールして利用することは可能か.
Q11. 袋とじやスクラッチシールなどで提供されるパスコード,IDなどは,貸し出しの際にどのようにすればよいか.
■著者の皆様向け
Q12. 図版の「転載」と「引用」は何が違うのか.
Q13. 医歯薬出版で発行した自分の出版物の内容を利用し,他の出版物に執筆したいが,著作権に関する手続きが必要か.
Q14. 自著を再利用する場合「二重投稿」が心配.
Q15. 医歯薬出版から発行する予定の出版物に,他社の出版物から図版を転載するための申請の書式はあるか.
Q16. 自著の内容を,機関リポジトリ等で公開したい.

質問と回答

■読者の皆様向け
Q1. 出版物をコピーして配布したい.
A1. 「私的使用のための複製」などの著作権法上の限られた例外を除き,許諾が必要となります.弊社が複製に関する権利を委託している「出版者著作権管理機構(JCOPY)」(https://www.jcopy.or.jp/)から許諾を得て,コピーしてください.
電話:03-5244-5088 FAX:03-5244-5089 e-mail: info@jcopy.or.jp
Q2. 出版物をスキャンして利用したい.
A2. 「私的使用のための複製」などの著作権法上の限られた例外を除き,許諾が必要となります.弊社が複製に関する権利を委託している「出版者著作権管理機構(JCOPY)」(https://www.jcopy.or.jp/)から許諾を得て,スキャンしてください.
電話:03-5244-5088 FAX:03-5244-5089 e-mail: info@jcopy.or.jp
なお,私的使用に該当する場合であっても,請負業者(いわゆる自炊代行業者)等の第三者に依頼してスキャンすることは違法となりますのでご注意ください.
Q3. 出版物の内容をHPやSNS,動画・音声投稿サイト等にアップロードしたい.
A3. 著作権の保護の観点から,出版物の内容(図表,文章等)をHPやSNS,動画・音声投稿サイト等にアップロードすることはご遠慮ください.
Q4. 出版物に付属のオンラインサービスにアクセスするためのIDやパスワード等を転売したい.
A4. IDやパスワードの転売は固くお断りいたします.
■企業・団体の皆様向け
Q5. パンフレット,情報誌等に出版物の内容を転載したい.
A5. 原則として有償での許諾となります.許諾申請について,詳しくはこちらをご参照ください.
Q6. 会社が主催するセミナーで,参加者に出版物をコピーして配布したい.
A6. 許諾が必要となります.弊社が複製に関する権利を委託している「出版者著作権管理機構(JCOPY)」(https://www.jcopy.or.jp/)から許諾を得て,コピーしてください.
電話:03-5244-5088 FAX:03-5244-5089 e-mail: info@jcopy.or.jp
Q7. 会社が主催するオンラインセミナーのスライドに出版物の図版を転載したい.
A7. 原則として有償での許諾となります.許諾申請について,詳しくはこちらをご参照ください.
Q8. 社内で出版物をスキャンし,データを共有したい.
A8. 許諾が必要となります.弊社が複製に関する権利を委託している「出版者著作権管理機構(JCOPY)」(https://www.jcopy.or.jp/)から許諾を得て,スキャンしてください.
電話:03-5244-5088 FAX:03-5244-5089 e-mail: info@jcopy.or.jp
■図書館の皆様向け
Q9. 購入した図書にDVD等の付録があるが,館外への貸し出しは可能か.
A9. レーベル面に「館外貸出不可」マークが表示されているものは,原則として館外への貸し出しができません.ただし,教育機関の図書館に所蔵の資料を,所属の教員に対し授業目的で貸し出すことは特例として許可します.
Q10. 購入した図書に付属していたソフトウェアを,館内の複数の端末にインストールして利用することは可能か.
A10. ソフトウェアは媒体1部につき1ライセンスが原則ですので,複数の端末へのインストールはお断りしております.なお,利用者向け共用端末へのソフトウェアのインストールについては,小社出版総務部までご相談ください.
Q11. 袋とじやスクラッチシールなどで提供されるパスコード,IDなどは,貸し出しの際にどのようにすればよいか.
A11. 購入者限定の特典として提供しているものですので,貸し出しの際に袋とじやシールを切り取るなどして,利用できないようにしてください.なお,袋とじやシールで隠されていない情報であれば,原則としてそのまま貸し出しいただけます.
■著者の皆様向け
Q12. 図版の「転載」と「引用」は何が違うのか.
A12. 他人の著作物を「転載」するためには,原則的に著作権者の許諾が必要です.その一方で,著作権法第32条では「公表された著作物は,引用して利用することができる.この場合において,その引用は,公正な慣行に合致するものであり,かつ,報道,批評,研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行われるものでなければならない.」と規定しており,この規定に当てはまれば,著作権者の許諾を得ることなく,著作物を「引用」することができます.
 「引用」を適切に行うための具体的な要件として,日本医書出版協会では以下の7つを挙げています.
 @「すでに公表された著作物であること」
 A「引用する『必然性』があること」
 B「引用部分が明瞭に区分されていること」
 C「引用部分とそれ以外の部分に『主従関係』があること」
 D「原則として,原形を保持して掲載すること」
 E「原著者の名誉や声望を害したり,原著者の意図に反した利用をしないこと」
 F「出所(出典)明示をすること」
 日本医書出版協会のホームページ「引用と転載について」(https://www.medbooks.or.jp/copyright/forauthor/quot.php)では,さらに詳しい解説をご覧いただけます.ぜひご一読ください.
Q13. 医歯薬出版で発行した自分の出版物の内容を利用し,他の出版物に執筆したいが,著作権に関する手続きが必要か.
A13. 出版契約の内容の確認,共著者の有無等,著作権法上考慮しなければならない点がございます.そのため,ご面倒ではありますが,転載許諾の申請をしていただいております.先生方の著作権を出版社間で適切に管理・保護し,将来のトラブルを予防するための措置ですので,ご理解とご協力をお願いいたします.なお,手続きの詳細については,こちらをご参照ください.
Q14. 自著を再利用する場合「二重投稿」が心配.
A14. あらかじめ,すでに公表された著作物の出版元と,これから出版を予定する著作物の出版元にご相談されることをお勧めいたします.なお,日本医書出版協会のホームページに『「二重投稿」および「引用と転載」に関するQ&A』(https://www.medbooks.or.jp/copyright/forauthor/qa.php)が掲載されております.ぜひご一読ください.
Q15. 医歯薬出版から発行する予定の出版物に,他社の出版物から図版を転載するための申請の書式はあるか.
A15. 小社にてひな型をご用意いたしました.執筆者あてには「執筆者あて」,出版社/学会あてには「出版社/学会あて」書式をご利用ください.出版社が著作権を管理している場合が多いので,まずは出版社あてに申請されることをお勧めいたします.英語版書式(Wordファイルのみ)もございますので,海外の出版社・執筆者に転載許諾を申請する際に,ご活用ください.

「執筆者あて」
PDFファイル (191KB)
Wordファイル (23KB)
「出版社/学会あて」
PDFファイル (194KB)
Wordファイル (23KB)
「英語版書式」
Wordファイル (18KB)
Q16. 自著の内容を,機関リポジトリ等で公開したい.
A16. 機関リポジトリ等での無償公開は出版物の販売等に影響を及ぼすことが予想されますので,担当編集者に必ずご相談ください.ご希望に沿えない場合があることも,予めご承知おきください.
 なお,機関リポジトリ等での公開申請にあたっては,著作者の権利保護の観点から,原則的に著作者ご本人による申請しか受け付けておりません.そのため,図書館職員等からの代理申請は,特別な場合を除いてお受けできませんのでご注意ください.

2021年3月