顔面神経麻痺リハビリテーションの定本が7年ぶりに待望の改訂!
内容紹介
●初版発行から7年を経て,顔面神経麻痺に関する新しい情報を盛り込んだ改訂第2版が発行.
●新しい知見で全体を見直したほか,新規項目として,顔面神経麻痺の後遺症である病的共同運動や顔面拘縮に対する「ボツリヌス治療」,迷入再生による病的共同運動の評価を目的とした「FaCE Scaleの応用」,脳卒中などによる「中枢性顔面麻痺の病態とアプローチ」を追加した充実の内容.
目次
第2章 近位部病変・遠位部病変による顔面神経麻痺痺
第3章 表情筋の解剖と機能
第4章 顔面神経と顔面筋の特殊性
第5章 顔面筋の役割と顔面神経麻痺の病態生理
第6章 急性期と慢性期の症状と徴候
第7章 顔面神経麻痺のグレード分類
第8章 電気生理学的検査
第9章 顔面神経麻痺の回復過程
第10章 急性期のリハビリテーション
第11章 慢性期のリハビリテーション
第12章 中枢性リハビリテーション
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
栢森良二【かやもりりょうじ】
1974年 新潟大学医学部卒業
同 年 米国横須賀海軍病院にてインターン
1975年 新潟大学医学部整形外科教室で研修医
1976年 東京都老人医療センター(養育院附属病院)リハビリテーション科レジデント
1979年 テキサス大学サンアントニオ校リハビリテーション科で臨床フェロー
1980年 アイオワ大学神経内科で臨床フェロー
1981年 新潟県立六日町病院リハビリテーション科医長
1989年 帝京大学医学部リハビリテーション科講師
1995年 帝京大学医学部リハビリテーション科助教授
2008年 帝京大学医学部リハビリテーション科教授
2014年 帝京平成大学健康メディカル学部教授
帝京大学医学部リハビリテーション科客員教授
主な著書
『末梢神経麻痺の評価:電気診断学とリハビリテーション』(1992年,医歯薬出版)
『瞬目反射の臨床応用』(1993年,医歯薬出版)
『サリドマイド物語』(1997年,医歯薬出版)
『神経伝導検査テキスト』(2012年,医歯薬出版)
『サリドマイドと医療の軌跡』(2013年,西村書店)
『学生のためのリハビリテーション医学概論 第2版』(2015年,医歯薬出版)
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栢森良二 著