●体系的で総合的な精神状態検査を,リハ医学や神経内科の臨床により身近なものとする検査についての総合評価法について解説.
内容紹介
●豊富な臨床経験の積み重ねにより標準化された,高次脳機能検査法の定評ある原著第4版.改訂ごとに,検査方法と臨床的有用性がグレードアップ.
●米国では,神経学の必読書のひとつにあげられている.器質性脳疾患を診断し,さらには機能の相対的レベルを記述するために活用.
●各章末尾の参考文献は,質量ともに急増した神経心理学領域での臨床研究レビューを背景として,今日の水準にあわせて更新.
●ベッドサイドで活用できる携帯用ポケットカードが付録として追加され,保健医療分野におけるニーズの拡大に応えて実用書としての側面もさらに充実.
目次
第2章 病歴と行動観察
第3章 意識水準
第4章 注意
第5章 言語
第6章 記憶
第7章 構成能力
第8章 高次認知機能
第9章 関連認知機能
第10章 検査のまとめ
第11章 より詳しい評価のために
付録1 標準的な神経心理学評価法
付録2 高次脳機能検査法 記録票
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
江藤文夫【えとうふみお】
1972年 東京大学医学部卒業
1974年 東京大学医学部老年病学教室入局
1984年 東京大学講師(医学部附属病院リハビリテーション部)
1993年 獨協医科大学教授(リハビリテーション科学教室)
1998年 東京大学教授(医学部附属病院リハビリテーション部)
2001年 東京大学教授(大学院医学系研究科リハビリテーション医学)