遊々インターネット

尿沈渣アトラス編

 近年,インターネット上の尿沈渣に関するアトラスサイトも充実してきました.今月はそのなかからおすすめのサイトを紹介します.海外のサイトは英語による解説ですが,英語学習にもなりますので,ぜひ挑戦してみてください.

今井宣子の尿沈渣アトラス
 http://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/hp-lab/www/atlas/
 阪大病院臨床検査部の今井宣子先生の尿沈渣アトラス.画像が大きくみやすいので,尿沈渣学習に役立つこと間違いなしです.

社団法人千葉県臨床衛生検査技師会 一般検査研究班尿沈渣アトラス
 http://www.chiringi.or.jp/
 沈渣成分の名称別に分かれていて,大変調べやすいページになっています.尿沈渣アトラス以外に寄生虫アトラスもあります.

The urinary sediment
 http://www.agora.crosemont.qc.ca/urinesediments/
 カナダの Richard Dion 氏による尿沈渣アトラス.フランス語版と英語版があります.たいへんわかりやすく解説しており,画像数も豊富です.尿沈渣検査の方法や顕微鏡の使用法マニュアルもあります.ページ全体をダウンロードすることも可能です.

Urinary Sediment
 http://www.sin-italy.org/imago/sediment/sedindex.htm
 イタリアの Giuseppe Piccoli 氏らによる尿沈渣アトラス.英語表記になっています.

Urinary Sediment:A Textbook Atlas(ASCP)
 http://www.academic.marist.edu/~jzmz/
 アメリカ MARIST COLLEGE の尿沈渣アトラス.スライド形式になっているので,とてもみやすいです.尿沈渣アトラス以外に,骨髄細胞のアトラスもあります.

 これらの Web サイトも役立ちますが,じっくりと学習したいという方には前述の今井宣子先生も執筆されている Medical Technology別冊“新・カラーアトラス尿検査”がおすすめです.
http://www.ishiyaku.co.jp/search/details.asp?bookcode=290470
 ホームページより購入可能,一部内容もご覧いただけます.

(大阪医大病院 中央検査部 井口 健)
http://www3.famille.ne.jp/~kenmie/kensa.html
kns006@poh.osaka-med.ac.jp

(Medical Technology2005年2月号掲載:2005年2月1日)

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