成功率95%のプロトコールがここに
内容紹介
■世界の歯内療法を牽引するペンシルバニア大学の術式が学べる
「現代歯内療法発祥の地」ペンシルバニア大学歯内療法学科で採用されている術式を,写真とイラストで詳細に解説.基本となるテクニックはもちろん,なぜその処置が必要なのか,なぜその器材を使うのかといった根拠もわかりやすく紹介.外科的歯内療法への迷いがなくなります
■さまざまな偶発症への対応を紹介
外科処置を行う際に懸念されるさまざまな偶発症を取り上げ,それぞれの予防法と起きてしまった時の対応を提示
■豊富な臨床写真
外科的歯内療法の術中写真や症例を数多く供覧
***著者序文より***
マイクロスコープを用いた現在のテクニック,プロトコール下で行われる歯根端切除術は,近年,インプラントと並び最も「患者利益」に直結した歯科的革新の一つであったと言っても過言ではない.難治性の根尖性歯周炎で以前なら抜歯となっていた歯を,マイクロエンドサージェリーによって保存できる可能性が大幅に広がったことは,患者にとってまさしく福音であり,フェアに患者利益を追求できる臨床家にとってもたいへん有益なことであろう.本書が安易な抜歯の風潮に危惧を感じている,すべての臨床家の一助になれば幸いである.
目次
Chapter 2 歯根端切除術の成功率
Chapter 3 歯根端切除術
Chapter 4 意図的再植術
Chapter 5 術後評価
Chapter 6 偶発症への対応
Chapter 7 歯内-歯周病変に対する外科的歯内療法・骨欠損への対応・歯根端切除術に伴うGTR法についての考察
書評
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書評:大野純一 先生 (『歯界展望』2017年8月号掲載 PDFファイル:約838KB)著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
石井 宏【いしいひろし】
1993年 神奈川歯科大学卒業
1996年 東京都板橋区にて開業
2006年 ペンシルバニア大学大学院歯内療法学科卒業
2007年 東京都港区にて歯内療法専門医院開設
ペンシルバニア大学歯学部歯内療法学科非常勤講師
神奈川歯科大学非常勤講師
Penn Endo Study Club in Japan主宰
石井歯内療法研修会主宰
日本歯内療法学会専門医
米国歯内療法学会スペシャリストメンバー
石井歯科医院
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石井宏 著