内容紹介
キーワードとして注目されているエンパワメントを関係性の視点から意味づけ,当事者の力を引き出すコミュニケーション,当事者参加型チームワーク,支援ネットワークの組織化などの技術を体系的に整理.理論とその実践活用を意図した手引き書.スキルアップを目指し,地域ケア実践に役立つ指針書.
目次
■I エンパワメントとは何か
第1章 エンパワメントとは
第2章 エンパワメントの過程
第3章 エンパワメントの評価
第4章 エンパワメントの種類
第5章 エンパワメントの関連理論
■II エンパワメントの技術
第6章 段階別・機能別エンパワメント技術の考え方
第7章 段階別エンパワメント技術
第8章 機能別エンパワメント技術
■III エンパワメント技術適用の具体例
第9章 地域ケアのエンパワメント
今後の展開に向けて
Column
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
安梅勅江【あんめときえ】
北海道に生まれる.
東京大学医学部保健学科卒業,同大学院にて保健学博士.
厚生労働省国立身体障害者リハビリテーション研究所,浜松医科大学,国立看護大学校研究課程(大学院)を経て,現在,筑波大学大学院人間総合科学研究科教授.
国際保健福祉学会理事.日本保健福祉学会理事.
「エイジングのケア科学」(川島書店),「子育ち環境と子育て支援」(頸草書房),「高齢者のヘルスケアブック」(法研),「保健福祉のケア科学」(ベネッセ),「Empowering Frail Elderly People」(Prager),「ヒューマン・サービスにおけるグループインタビュー法-科学的根拠に基づく質的研究法の展開」「ヒューマン・サービスにおけるグループインタビュー法II/活用事例編-科学的根拠に基づく質的研究法の展開」(医歯薬出版)等著書多数.
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安梅勅江 著