医学のあゆみ
288巻10号
行動変容による疾病の予防
- 総頁数:70頁
- 判型:B5判
- 発行年月:2024年3月
- 注文コード:928810
- 雑誌コード:20472-3/9
内容紹介
・行動変容を含む習慣変容には,@何をどうするのが必要か,またその理由は何かという知識,A自分の習慣を変えようとする意欲,B必要な行動変化を起こし,それを続けるための技術,という3つの要素が不可欠である.
・本特集では,生活習慣病における高リスク者や低リテラシー層,若年層の健康維持・向上,SNS活用による包括的なフレイル予防戦略,メタボ予防からフレイル予防へのギアチェンジ等について.各先生方にご執筆いただく.
・高齢者での生活習慣病の重症化予防とフレイル予防の両立,フレイル予防をまちづくりとして実現するためのマルチステークホルダーへのアプローチ,ゼロ次予防も含めた社会システムのパラダイム転換等も取り上げる.
目次
はじめに(飯島勝矢)
生活習慣病における高リスク者や低ヘルスリテラシー層へのアプローチ(野口 緑)
若年女性の痩せに向けたアプローチ(田村好史)
オンラインツールを活用したフレイル対策─web版集いのひろば(山田 実)
SNSを活用した包括的なフレイル予防─オンラインでのフレイルチェック(孫 輔卿)
メタボリックシンドローム予防からフレイル予防へのギアチェンジ(吉澤裕世)
後期高齢者における生活習慣病の重症化予防とフレイル予防を統合した対策(津下一代)
マルチステークホルダーとの協働によるフレイル予防のまちづくり(田中友規)
社会システムの観点からのアプローチ─健康長寿社会の実現に向けたゼロ次予防の狙いと戦略(LING LING・他)
TOPICS
免疫学 腹膜脂肪リンパ組織に存在する細網線維芽細胞の機能(岡部泰賢)
神経精神医学 統合失調症患者におけるドパミン過感受性精神病(金原信久)
連載
遺伝カウンセリング─その価値と今後(15)(最終回)
遺伝カウンセリングの将来像(西垣昌和)
臨床医のための微生物学講座(5)
基礎研究からみた化膿レンサ球菌による病態形成機構と宿主の防御機構(山口雅也・川端重忠)
FORUM
世界の食生活(14) 国民文化としてのジョージア(グルジア)のクヴェヴリ・ワイン(前田弘毅)
死を看取る─死因究明の場にて(6) 脳死(1)(大澤資樹)
次号の特集予告
電子版の購入
以下のウェブサイトで論文単位の購入が可能です.
※リンク先は医歯薬出版株式会社のウェブサイトではありません.利用方法等は各ウェブサイトへお問い合わせください.