Cr-Brの咬合理論の変遷と現在の臨床への展開がここに――
咬合論のルーツを知ることは,新たなCr-Br咬合学の構築に不可欠です
内容紹介
◆ロングセラー「咀嚼機能を支える臨床咬合論―欠損補綴とインプラントのために―」(2010年)の発行後寄せられた咬合に関する質問に対して,「顆頭安定位」の発見者である大石忠雄先生と,「全運動軸」の発見者である河野正司先生が実践的かつ丁寧に回答しました.
◆咬合学の歴史・現在を俯瞰し,それに連なる臨床の実際を供覧した「咀嚼機能を支える臨床咬合論―欠損補綴とインプラントのために―」とあわせてお読みいただくことで,咬合理論の臨床への展開をより深く理解することができます.咬合論を学ぶ人には必読の一冊です.
◆補綴臨床の好評連載に加筆・修正し,再編成しました.
目次
書評
本書の書評をご覧いただけます!
書評:長谷川成男 先生 (『歯界展望』2014年2月号掲載 PDFファイル:約1.00MB)著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
河野正司【こうのしょうじ】
1941年 東京都に生まれる
1965年 東京医科歯科大学歯学部卒業
1969年 東京医科歯科大学大学院修了
1977年 東京医科歯科大学歯学部第二歯科補綴学教室講師
1993年 新潟大学歯学部教授 歯科補綴学第一講座担当
2001年 新潟大学大学院医歯学総合研究科教授
摂食機能再建学分野:歯科補綴学,顎口腔機能学
2003年 国立大学法人新潟大学理事・副学長
2008年 新潟大学名誉教授
同 年 明倫短期大学教授
2013年 明倫短期大学学長
大石忠雄【おおいしただお】
1938年 静岡県に生まれる
1964年 東京医科歯科大学歯学部卒業
1968年 東京医科歯科大学大学院修了
同 年 東京医科歯科大学歯学部第二歯科補綴学教室入局
同大学付属病院講師
1969年 浜松市にて開業
1978年 浜松医科大学歯科口腔外科講師(非常勤)
1997年 新潟大学歯学部講師(非常勤)