欠損歯列を正確に診断する能力を鍛えるための一冊
卒直後の若い歯科医師のバイブル
“Dental Start Book”シリーズ 第2弾 待望の刊行!
内容紹介
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卒後まもない若手歯科医師の皆さんにとって,患者さんと向き合った時に感じる“理論と実際”のギャップは数え切れないほどでしょう.本シリーズでは,基礎と臨床の橋渡しをし,臨床の場ですぐに活用できる知識と手技をシリーズ全10巻で完全網羅します.
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●シリーズ第2弾では,欠損歯列の臨床診断を取り上げました.欠損歯列の病態は,齲蝕や歯周病などの歯科疾患だけでなく,力の要素が大きく関係して,歯列の形態や咬みあわせに変化が生じます.そのような複合的な要因が重なって,口腔機能に変調をきたしている症例が多くみられます.
●単に欠損を補綴すれば問題解決という症例は少なく,よりよい経過を得るために歯科医師に求められるのは,病態の背景を読み解き,的確な治療法を選択するための正確な診断をする能力です.
●本書では,第1編で歯科疾患をどのようにとらえるべきか,第2編では主訴に対する治療目標の設定,第3編では経験豊富な著者が実際の症例に基づき診断のポイントを,第4編では治療方針の策定法を具体的かつ詳細に解説.若手歯科医師でも,症例の疑似体験を通して熟練者の考え方が理解できるよう,臨床写真を多数掲載し,易しい記述を心がけました.
●患者さんを前にして,何を診て,どう聴くかがわかり,生涯役立つ“診断する能力”を,本書で学び鍛えられます!
●シリーズ続編も,順次発刊予定.独り立ちを目指して奮闘する若手歯科医師が,折りに触れて何度も紐解けるような内容となっており,卒直後の若い歯科医師のバイブルともいえる自信を持ってお届けするシリーズです.
目次
書評
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書評:小西昭彦 先生 (『歯界展望』2012年8月号掲載 PDFファイル:約756KB)著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
鈴木 尚【すずきひさし】
1942年 北海道に生まれる
1967年 日本大学歯学部卒業
1973年 現在地にて開業
2006年 明海大学歯学部臨床教授
日本顎咬合学会指導医
包括歯科医療研究会会員
ナオ歯科クリニック
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鈴木尚 著