健康長寿のために,なぜ“歯の健康”が大切なのかをわかりやすく解説したビジュアルブック
内容紹介
●肥満からメタボリックシンドロームへ,そして重篤な疾患へとドミノ倒しのようにならないために,私たちは何をしたらよいのでしょうか? 自分の健康は自分で守るものであり,そのための第一歩として“歯の健康”を保つことがとても大切です.そのことを患者さんにお伝えすることも,歯科としての大事な役割です.
●本書では,全身の健康と歯の役割,そして欠損が生じてしまった場合の適切な対応法を写真とイラストを用いてわかりやすく解説しています.
●歯の欠損があっても,体への負担が少なく効果的な機能回復ができる時代です.健康で楽しい生活を長く送るために,患者さんとともに歯科医療従事者ができることを考えていくきっかけとなる一冊です.
目次
2 あれから,太っちゃいました─患者さんのエピソードから
3 なぜ太っていてはいけないの?
4 メタボリックドミノ─あなたのBMIはいくつ?
5 全身の健康と歯科治療との関係
6 現代の食事の問題点─早食い・丸飲みは肥満の原因
7 バランスよく食べるためには歯が大事
8 転ばないためにも歯が大事
9 認知症の予防にも歯が大事
10 歯周病と肥満と糖尿病の関係
11 歯の欠損から死のドミノに向かわせないために
12 年齢と問題に応じた治療方針
13 患者さんの負担の少ないインプラント治療
14 医療費と健康行動―あとがきにかえて
書評
本書の書評をご覧いただけます!
書評:熊谷真一 先生 (『歯界展望』2010年10月号掲載 PDFファイル:約488KB)書評:大熊昌未 先生 (『デンタルハイジーン』2011年3月号掲載 PDFファイル:約12KB)
書評:吉竹弘行 先生 (『補綴臨床』2010年11月号掲載 PDFファイル:約130KB)
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
武田孝之【たけだたかゆき】
1980年 東京歯科大学卒業
1985年 同大学大学院修了(歯学博士)
同大学歯科補綴学第二講座助手
1986年 袖ケ浦歯科医院勤務
1990年 現在地に開業
2005年 東京歯科大学臨床教授
日本補綴歯科学会 専門医 指導医
日本口腔インプラント学会 専門医
FIDI会員
武田歯科医院
林 揚春【はやしよしはる】
1979年 日本大学松戸歯学部卒業
IDA(国際デンタルアカデミー)勤務
1983年 河津歯科医院勤務
1986年 現在地に開業
2006年 日本大学松戸歯学部客員教授
日本顎咬合学会 副理事長 指導医
日本ピエゾ臨床研究会 副理事長
FIDI会員
優ビル歯科医院