2026/09/07
9月5日(土),6日(日)の2日間,標記大会が愛知学院大学名城公園キャンパス(名古屋市)にて「われB2Bの橋とならん」をテーマに開催された(大会長:本田雅規氏・愛院大).
理事長講演「歯科基礎医学会の現状と課題,将来に向けての展望」では,大島勇人氏(新潟大)が歯科基礎医学会の現状についてクオリティの高さは誇れるものの,発信力に問題があることを指摘.また,学会は学会員の夢の実現をサポートしていきたいが,1人1人の研究者がどういう自分になりたいか明確にすることも大切と述べた(座長:本田氏).
ロッテ基金特別講演1「チャネルシナプスが拓く上皮感覚の科学」では,樽野陽幸氏(京大・京府医大)がシナプス小胞のかわりに電位依存性イオンチャネルが神経伝達を行うチャネルシナプスについて解説.味覚受容体についての研究を整理したうえで,神経伝達のメカニズムについて,氏のグループの研究を紹介した(座長:豊田博紀氏・愛院大).
ロッテ基金特別講演2「がん細胞と微小環境の相互作用と転移機構」では,大島正伸氏(金沢大)が多段階発がん説をもとに遺伝子変異の蓄積で大腸がんが悪性化するメカニズムについて研究成果を紹介.また,転移のメカニズムについて,可視化されたクラスター遊走などを供覧し,転移先臓器でのがん細胞の転移巣の状況など,現在わかっていることを解説した(座長:濵村和紀氏・愛院大・準備委員長).