2026/07/30
7月2日(木),愛知学院大学楠元キャンパス(名古屋市)にて標記シンポジウムが開催された.
愛知学院大学短期大学部口腔保健総合研究所(所長:犬飼順子氏)は,愛知学院大学開学150周年を記念して今年度設立された機関であり,歯科衛生学のさらなる発展を目指す新たな研究拠点となる.地域住民の健康増進から宇宙環境における口腔健康管理まで,幅広い領域を対象とした研究活動を推進している.
記念講演「口腔から支える有人宇宙飛行-宇宙時代の人を育てる,学際連携が支える有人宇宙飛行の基盤」では,寺田昌弘氏(京大)が宇宙空間における口腔環境維持の重要性や,そのために進められている研究について紹介し,宇宙歯科衛生学の研究成果は,歯科医療・歯科保健へのアクセスが限られる高齢者施設や遠隔地域,災害時医療などへの応用も期待されていると述べた.
ほかにも,犬飼氏による研究所設立の趣旨や今後の展望が紹介されたほか,地域歯科衛生学チーム(渡邊幸慧氏,稲垣幸司氏),臨床歯科衛生学チーム(原山裕子氏),歯科衛生学教育チーム(鈴木一吉氏),基礎歯科衛生学チーム(新野麻里氏,近藤久貴氏),宇宙歯科衛生学チーム(近藤久貴氏)の5つの専門チームによる研究活動や将来構想について発表が行われた.