2026/05/10
5月9日(土),10日(日),大阪国際会議場(大阪市北区)にて標記大会が「デジタルイノベーションの共創:未来を拓く歯科医療」をテーマに開催された(大会長:柏木宏介氏・大歯大)
大会長講演では,柏木氏が「デジタルイノベーションの共創と未来:大阪歯科大学におけるデジタルテクノロジーへの取り組み」と題し,同大歯学部および医療保健学部口腔保健学科・口腔工学科,同大附属病院におけるデジタル技術の臨床・教育への導入および応用に関する取り組みを紹介した(座長:末瀬一彦氏・デジタル歯科学会理事長).
シンポジウム2「CAD/CAM冠の現状と今後の期待」(座長:小峰 太氏・日大)では,疋田一洋氏(北医大)が「CAD/CAM 冠が先導する保険診療のデジタル化」と題し,CAD/CAM冠を始めとするデジタル技術を応用した歯冠補綴装置の保険導入の歴史を振り返るとともに,新規材料の開発やAIの活用など今後への期待を語った.
正木千尋氏(九歯大)は「エンドクラウンの有用性と今後の展望」と題し,本邦で保険適応となっているエンドクラウンの特徴と歴史,適応症,臨床成績と材料選択,形成および接着操作のポイントを整理したほか,口腔内スキャナや3Dプリンタを用いた1-dayトリートメント実現の可能性なども示した.
新谷明一氏(日歯大)は「CAD/CAM にて製作されたコンポジットレジンブリッジの評価」と題し,CAD/CAMコンポジットレジン(CR)ブリッジに対応可能なブリッジ用CRブロック(ファイバー補強あり/なし)の材料評価について,研究データを中心に解説し,臨床例を供覧した.