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第48回 北九州歯学研究会 開催される
2月15日(日),JR九州ホール(福岡県福岡市)において,標記大会が「歯を活かす」をテーマに開催された(大会長:白石和仁氏,福岡県).
第48回となる今回は,それぞれの会員がもつ全顎症例のなかから選考会を行い,選ばれた症例を個人発表として提示した.

新人発表で登壇した山本哲史氏(広島県)は,「『歯を残す』〜保存を軸に考える臨床〜」の演題名で,広汎型慢性歯周炎の患者に対して行った,歯科保存を軸とした補綴設計の症例を供覧した.

個人発表では,5名の演者が登壇した.
樋口 惣氏(福岡県)は,「一歯単位の精密治療が咬合崩壊を防ぐ-マイクロスコープ活用による信頼関係とモチベーションの向上-」の演題名で登壇し,マイクロスコープを用いて治療を可視化することで患者の行動変容を促した症例を示し,一歯単位での基本手技を積み重ねることの重要性を強調した.筒井祐介氏(福岡県)は,「インプラントと天然歯の共存〜インプラントの対合歯を考える〜」の演題名で登壇し,リスク因子に着眼した考え方をもとに,インプラントと天然歯の共存をテーマに症例を示した.中島稔博氏(福岡県)は,「残根を保存し,咬合再構成を行った症例とその経過〜19年前に行った治療を振り返って〜」の演題名で登壇し,多数の残根を有する患者に対して咬合再構成を行った一連の時間経過を振り返り,当時と現在で変化する最善と思われる治療についても率直に述べた.樋口琢善氏(福岡県)は,「咬合崩壊への挑戦:残存歯保存を基軸とした臨床戦略〜歯を活かすことが患者の未来を変える〜崩壊患者への歯を活かすという選択」の演題名で登壇し,天然歯保存を基軸に咬合再構成を行い,保存困難な歯をあらゆる方法で咬合の支柱として機能させる臨床戦略を提示した.中野宏俊氏(福岡県)は,「重度歯周炎における非外科的治療の効果と長期経過」の演題名で登壇し,重度歯周炎患者に対して非外科的治療で対応した長期経過症例を提示し,臨床においての要所を共有した.

基調講演で登壇した甲斐康晴氏(福岡県)は,「咬合崩壊の予防を目指した術者30代,40代,50代の全顎治療とその経過」の演題名で,長期経過症例のうち複雑な要素が多い患者の口腔内をいかに咬合崩壊させずに治療を成立させるかという視点で発表した.

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