2026/01/27
1月24日(土),25日(日),中日ホール&カンファレンス(名古屋市中区)にて標記イベントが「これまでの10年、これからの10年」をテーマに開催された(大会長:飯田吉郎氏・愛知県).
開会に先立つプレ企画として,本イベント運営グループであるSSRG(代表:飯田氏)の若手会員らによるプレゼンテーション「Next Sperkerを探せ!」が行われ,丸山 優氏(愛知県)が「Decision―Making for Direct vs Indirect Restorations for Diastema Closure」,幸田洋明氏(愛知県)が「Light & Beauty―若手臨床家における症例写真の重要性―Mastering the Art of Dental Photography」,前迫真由美氏(愛院大)が「ライフステージから考えるMI審美修復―ホワイトニング✕ラミネートベニア―」,若杉俊通氏(愛知県)が「審美領域における補綴前処置として歯周外科を行った一症例」,飯田悠介氏(愛知県)が「上顎臼歯部に対する自家歯牙移植に矯正的挺出を併用し顎堤の回復を行った一症例」と題して,それぞれ発表を行った.
セッション「インプラント周囲炎の理解と対応~これまでとこれから~」(座長:飯田氏,松浦貴斗氏・愛知県)では,石川知弘氏(静岡県)と大月基弘氏(大阪府)が同疾患の病因論・病態・有病率・現時点で行われる治療法と臨床成績等について議論した.
セッション「補綴修復のトレンドと未来像~The Future of Prothodontics: A Global Dialogue~」(座長:吉木雄一郎氏・愛知県)では,青島徹児氏(埼玉県),岩田 淳氏(兵庫県),南野卓也氏(大阪府)らが前歯部補綴修復における低侵襲アプローチからの治療戦略やデジタル技術の活用,中長期予後の可能性についてディスカッションした.
セッション「口腔機能低下症を支える~高齢者歯科医療のパラダイムシフト~」(座長:安藤壮吾氏・愛知県)では,鈴木宏樹氏(福岡県)と松村香織氏(公立八女総合病院)が口腔機能低下症の病態・検査と保険算定,管理とリハビリテーションについて概説し,客観評価からのサポートを行う重要性を述べた.
セッション「歯周組織再生療法の挑戦と進化―10年の歩みとこれからの未来予想図―」(座長:相宮秀俊氏・愛知県)では,北島 一氏(静岡県),尾野 誠氏(京都府),小川雄大氏(東京都)らが同手法の歴史と歯冠乳頭を温存するための低侵襲フラップデザイン,上顎根分岐部病変3度症例への応用可能性について報告した.
セッション「月星家の自家歯牙移植―進化の過程と未来の展望―」(座長:月星太介氏・愛知県)では,月星光博氏(愛知県)と月星陽介氏(愛知県)が登壇.月星光博氏が確立した自家歯牙移植のプロトコルや失敗症例の省察を通じた治療成功率向上のためのポイント,月星陽介氏が臨床に取り入れた3Dレプリカの有効性などが示された.
また,ホール内別会場のDHセッション(座長:近藤智裕氏・愛知県,西尾いづみ氏・歯科衛生士)では,「デンタルX線写真から読み解く読影と診断(演者:斎田寛之氏・埼玉県)」,「歯科衛生士の臨床力~SRPにおける根面蝕知の真価~(演者:片山奈美氏・歯科衛生士)」,「ペリオ心理学~心理学を応用した“伝わる!”歯周基本治療~(演者:鈴木隆太郎氏・愛知県)」,「DHが知っておきたい,臨床で活かせる全身疾患の検査値(演者:菊池友香氏・岡山県)」,「じぶん改革・2026~いま必要な5つの力~(演者:柴原由美子氏・長崎県)」の各プログラムが行われた.