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若手歯科医師プレゼンコンペ 開催される
 1月12日(月・祝),JR博多シティ会議室(福岡市博多区)にて“九州の若手発掘”をテーマにした標記イベントが開催された(主宰:Zookey Night/鈴木宏樹氏・福岡県,司会:吉岡和彦氏・福岡県).
 若手歯科医師発表として,藤原嗣正氏(福岡県)は「Tooth wearの進行による咬合崩壊に対し,審美的・機能的回復を行った症例」と題し,重度ブラキサー患者に対する包括治療における歯周外科のポイントや補綴装置のマテリアルセレクション等を考察した.
 続いて大串侑暉氏(福岡県)は「ARPを応用した垂直的骨造成による低侵襲治療の一症例」と題し,Alveolar Ridge Preservation(歯槽堤温存術)の特徴や術式の流れ,侵襲を抑えられ手術の難易度も下げられる等のメリットを整理.下顎左側第一大臼歯インプラントケースへの応用例を供覧した.
 佐野大成氏(福岡県)は「前歯部開咬を伴う咬合崩壊が予測される症例に対し,インプラントを用いた一症例」と題し,標題の症例において矯正治療の同意が得られないなか,補綴的介入によって適切なアンテリアカップリングと臼歯離開の達成を試みるうえでの工夫を報告した.
 丸本貴之氏(福岡県)は「上顎中切歯単独欠損に対して硬・軟組織のマネジメントを行いインプラント治療を行った1症例」と題し,審美領域のインプラント治療における適切な埋入時期決定,補綴主導での埋入位置決定,必要な硬軟組織の獲得について考察した.
 佐々木大地氏(福岡県)は「部分矯正と補綴により審美回復した1症例」と題し,クロスバイトと不良補綴物による審美機能障害を呈するミドルエイジ層の患者に対し,口腔内に対する隠れたニーズを拾い上げながら,ライフステージや費用面も考慮した無理のないゴールを設定することで高い患者満足を得たケースを提示した.
 田中 礼氏(福岡県)は「高度顎堤吸収のケースにフルデンチャーで対応した症例」と題し,下顎義歯の痛みを訴え骨粗鬆症の既往を有する高齢患者に対し,問診,口腔内・現義歯検査を通じて問題点を把握,BPS法によって適切な辺縁封鎖と平衡咬合を獲得した症例を示した.
 若手歯科医師の発表後は『先輩歯科医師基調講演』として,毛利收孝氏(大分県)が「卒後10年間を振り返り後輩達に伝えたいこと」,陶山新吾氏(福岡県)が「卒後21年の軌跡 人の巡り合いと臨床の変遷」,鈴木氏が「これからの時代を創る君たちに今伝えたいこと」と題してそれぞれのラーニングカーブを提示し,歯科医師としてのキャリアを積むうえで“人との縁”,“メンターとの出会い”,“医療者としての矜持”の大切さを訴えた.

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