2024/11/03
さる10月26日(土),27日(日),御園座(名古屋市中区)において,第9回日本臨床歯科学会合同例会(大会長・吉木雄一朗氏)が開催された.
日本臨床歯科学会(理事長・山崎長郎氏)では2年に一度,全国12支部の持ち回りで合同例会を開催しており,今回は名古屋での開催となり,全国から約700人が参加した.
講演は全国の支部を代表して15名が発表し,またSKCD(Society of Korean Clinical Dentistry)所属のJongwon Yoon氏による特別講演「Improving Mandibular Position with Dental Implants in Cases of Posterior Bite」が行われた.
優秀な発表に贈られるアワードには,1位・中野忠彦氏(東京支部)「包括的歯科治療により審美・機能的改善が認められた症例」,2位・林 丈裕氏(東京支部)「複雑な条件を抱えた下顎側方偏位を伴う難症例に対するインターディシプリナリーマネージメント」,3位・奥田浩規氏(大阪支部)「Strategic Treatment Sequencing in Comprehensive Reconstruction」が選ばれた.また特別賞としてクラレノリタケデンタル賞に中野氏,日本補綴歯科学会賞に安田 裕氏(名古屋支部)「下顎位が不安定な患者に対しMIコンセプトで治療咬合を付与した一症例」が選ばれた.
次回は,2026年9月5日(土),6日(日)に国立京都国際会館(京都府)にて開催予定である.