2024/07/16
7月12日(金)~15日(月),一橋講堂(東京都千代田区)にて「子供の未来を守る」をテーマに標記大会が行われた(大会長:泉 英之氏,滋賀県).
14日(日)の一橋講堂Room Aで行われた講演演題と演者は下記の通り.
Nestor Tzimpoulas氏「When and how to use Bioceramic materials after Traumatic Dental injuries.」
Cesar de Gregorio氏「Management of complications in Dental Traumatology.」
泉 英之氏「接着ブリッジの科学と臨床 ~保存不可能な外傷歯の補綴治療~」
平井友成氏(福岡県)「自家歯牙移植の手技と勘所」
斎田寛之氏 (埼玉県)「自家歯牙移植による歯周組織の再生」
月星陽介氏(愛知県)「Digital application in autotransplantation: How to make a 3D replica with free softwares.」
講演のなかで,Nestor Tzimpoulas氏は,外傷後にどのような種類のマテリアルをどんな方法で使うかという実践例を動画で示し,バイオセラミックスが生体活性につながっていく様子を供覧して会場を沸かせた.平井友成氏は自家歯牙移植を行った症例を紹介し,術後の縫合・固定を含めた時系列を網羅的に解説した.斎田寛之氏は症例の振り返りをおこなったうえで,自家歯牙移植が「悪玉となる歯を善玉として活用」できる点を指摘し,かつ歯周組織も再生できるというメリットを強調した.
Nestor Tzimpoulas氏
平井友成氏
斎田寛之氏