2023/09/26
9月22日(金),庭のホテル東京(東京都千代田区)にて標記会がITDN-Tokyo(代表:加藤英治氏・東京都)の主催にて開催された.
西村氏が主宰するUCLAワイントロープ再建生体工学研究所では,特に顎顔面領域の組織欠損患者への再建を研究テーマの一つとしている.最初に,欠損の再建が患者の尊厳という意味での重要性を指摘し,考古学的・神話学的な骨補填の歴史について解説を行った.その後に,骨吸収がどうやって起こるか(What Happened?),骨吸収は遺伝的に決まっている可能性の指摘(What to Do?),現在の骨補填剤の問題と軟組織マネジメントの重要性(What to Use Why?),期待される骨補填剤の性格と”Recombinant Bone Matrix”の開発をめぐる研究の紹介(Future)をテーマに,幅広いテーマで講演が行われた.