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Denture Cafe 第39回 開催される
 3月8日(水),HILIFE DENTURE ACADEMY Online Salonが主催する標記ウェビナーが「やってみよう! IARPD~エビデンスと臨床応用例~」をテーマに開催された(メインパーソナリティ:松田謙一氏/大阪府).
 金澤 学氏(医科歯科大)はIARPDのエビデンスを総攬し,高い生存率と患者報告アウトカムの改善が示される一方,下顎遊離端欠損症例では支台歯と清掃性を考慮した埋入位置設定が求められることや,大臼歯にマグネットアタッチメントを応用すると大きな応力集中が見られることなどを述べた.
 佐藤洋平氏(鶴見大)はまず,IARPD/IRPDについて本邦で用語統一が図られていない現状を指摘.そのうえで,すれ違い咬合の受圧条件を改善するために有用なアプローチであること,大きな応力がかかる場合に立体的な補強構造を埋入して高い剛性を確保することの重要性を,臨床例から示した.

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