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Denture Cafe 第38回 開催される
 2月10日(金),HILIFE DENTURE ACADEMY Online Salonが主催する標記ウェビナーが「BPSで挑める!?難症例~BPSでも難しい症例とは~」をテーマに開催され,「Section1 閉口印象・GoA時に注意が必要な症例」,「Section2 咬合平面の設定が困難な症例??」の2部構成にて,松田謙一氏(大阪府)と熱田 生氏(九大)がディスカッションを行った.
 Section1では,顎堤の傾斜が強いことで,閉口機能印象やゴシックアーチ記録時にトレーや記録床が滑って偏位が生じたとみられる症例を通じて,同様のケースでは偏位が生じないように咬合力をコントロールしたり,手指で位置を保持しながら印象採得やゴシックアーチの記録を行うことが重要とした.
 Section2では,顎堤の高さがない難症例において,顎堤の傾斜と咬合平面の左右差がみられる場合には義歯が滑って偏位してしまうとして,咬合平面と顎堤の傾斜をできるだけ平行にするなど,生理学的要件より物理学的要件を重視した対応が求められる場合もあると指摘した.

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