2022/11/09
2021年11月8日(火),丸ビルホール(東京都千代田区)において,標記の賞の授賞式が行われた.「ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー」は「8020運動」推進の一環として公益社団法人日本歯科医師会主催のもと毎年開催されており,本年で29回目となった.
開会挨拶として,堀 憲郎氏(日本歯科医師会会長)が,コロナ禍において高まりをみせる健康意識と,受診行動にずれが生じている現況について話し,口腔の健康が全身の健康と関係している事実の周知をしていくことで国民に寄与するものでありたいと抱負を語った.
「ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー」では,毎年11月8日の「いい歯の日」にちなんで“とびきりの笑顔”を表彰. 2022年の今年は俳優の神尾楓珠氏,モデルでタレントの井桁弘恵氏が受賞.
受賞について,大学のゼミで“笑顔の研究”をしていたという井桁氏は,「自然に笑顔が出せる女性になりたい」と語った.役柄クールにみられることの多い神尾氏は受賞を「驚いている」としつつ,「子どもの頃は友達の親御さんから『笑顔がかわいい』とよく言われていたので,久しぶりに笑顔を褒められた」と明かした.
その後のトークセッションでは,今年一番のベストスマイルだった瞬間について,神尾氏は「友達と一緒にいるときはリラックスしていて,一番自然な笑顔が出ていると思います」と話した.井桁氏は,「初めての主演ドラマの撮影が終わったとき,いろんな感情がミックスされた笑顔でしょうか」と振り返った.
普段から心がけている口腔ケアについて,井桁氏は「こまめに水分補給をして,口の中を潤してきれいにするようにしています」と話し,神尾氏は「高校生のときから意識的に口呼吸をしないように気をつけています」と話した.
事前におこなった二人のデンタルIQの結果発表もあり,イベントは盛況のうちに終了した.