2022/09/27
9月23日(金・祝),SSCJの主催する標記会が,Dr. Vincent O Kokich (Vincent Kokich Jr..アメリカ・ワシントン州)を講師に招いてWEB開催された(会長:筒井純也氏・大阪府).
Dr. Kokich Jr.は「The challenging Ortho-Restorative Patient-understanding the value of orthodontics in creating interdisciplinary success」と題し,“矯正と補綴のインターディシプリナリー”を成功に導くための要件について解説した.
冒頭,治療に対する視点は人によって,経験によって異なるとして,他分野の専門家の視点・知識を結集するチーム歯科医療の有効性に言及.そのうえで,Dr. Frank Spearの提唱するFacially Generated Treatment Planning(審美主導の治療計画)の実際を矯正医の立場から臨床例を通じて供覧し,同手法によって「大きな問題を小さなピースに分けて解決」することが可能になる点を強調したほか,治療の必要性を視覚的に患者に説明して理解してもらうことも重要になるとして,プレゼンテーションソフトウェアやiPad専用イラスト制作アプリを応用した説明用資料の作成法を紹介した.