2022/07/20
7月17日(日),18日(月・祝),ホテルグランヴィア京都(京都市下京区)にて標記会が「伝統がもたらす革新~我々は何を学び何をすべきか~」をテーマに開催され,ドクターセッション,歯科技工士セッション,歯科衛生士セッションの3部構成のもと,約800名が参加する盛会となった(大会長:瀧野裕行氏・京都府).
ファウンダー講演では,山崎長郎氏(東京都)が「Interdisciplinary management of Complex Implant Area」と題して登壇.冒頭,メリーランドブリッジの有効性に触れ,低侵襲かつシンプルな審美補綴のオプションとして治療戦略に組み込むことを提案.そのうえで,位置不良インプラントに対する外科的対応法や,複雑な症例に対してペリオドンティスト,オルソドンティスト,インプラントロジストらと挑んだケースを供覧した.また,インターディシプリナリーな連携に際しては,お互いに他科の基礎的な知識を備えたうえでカンファレンスに臨む必要があると述べた.