2021/12/13
12月10日(金),HILIFE DENTURE ACADEMY Online Salonが主催する標記ウェビナーが「長期予後を得るためのポイント~~欠損をどう診て,どのようにアプローチするか」をテーマに,倉嶋敏明氏(新潟県)をゲスト講師に招いて開催された(メインパーソナリティ:松田謙一氏/大阪府).
倉嶋氏は冒頭,欠損歯列に対する視点として,「残存歯のできる限りの保存と以後の保全」,「咬合支持の確保」,「適正下顎位の継時的維持」,「治療終了後に最小限の介入で済む設計」によって咀嚼機能回復と咬合崩壊への転落防止・是正が図れることを強調.
さらに自身が手掛けた,コンベンショナルな補綴装置によって20年を超える長期経過を得ている症例の数々を供覧しながら,欠損補綴治療における長期予後を得るためのポイントを示した.