2021/11/10
2021年11月8日（月），丸ビルホール（東京都千代田区）において，標記の賞の授賞式が行われた．「ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー」は「8020運動」推進の一環として公益社団法人日本歯科医師会主催のもと毎年開催されており，本年で28回目となった．
開会挨拶として，堀 憲郎氏（日本歯科医師会会長）が，口腔の健康が全身の健康と関係しているというエビデンスがあることを示し，今後の歯科医療は口腔機能を向上させることによって国民に寄与するものでありたいと抱負を語った．
「ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー」では，毎年11月8日の「いい歯の日」にちなんで“とびきりの笑顔”を表彰． 2021年の今年はともに俳優の黒谷友香氏，間宮祥太朗氏が受賞．
授賞式で「今年のベストスマイルの瞬間は？」という質問に対し，間宮氏は「応援しているプロ野球チームの調子が良かったので，一年を通じて笑顔が多かった」と振り返った．
乗馬歴も長く馬（ラルフちゃん）を所有する黒谷氏は，愛馬との撮影の思い出に言及．「普段は地上で撮影するのですが，初めてドローンで撮影し，愛馬も頑張ってくれたのでそれがとても嬉しかった」と，はじけるような笑顔で語った．
続いて『歯とお口の健康維持のために普段心がけていること』とのお題に対して，黒谷氏は「3カ月に1回，歯医者さんでチェック！」と回答．「痛くなってから歯科医院に行くのではなく，かかりつけの歯科医院でチェックしてもらっています」と自身の歯のメインテナンスについて明かした．「車にガムを置いています」と書いた間宮氏は，自家用車でも仕事の移動車でもボトルでガムを持ち歩いていることを告白し，日常における口腔ケアの秘訣を話した．
小山茂幸氏（日本歯科医師会）が講師となり，デンタルIQという言葉を「初めて聞いた」と話す黒谷・間宮両氏に対して，デンタルIQチェッカーのなかから歯と口の健康に関する2問のクイズを出題．クイズに挑戦した感想を求められると，黒谷氏は「たいへん勉強になりました」と笑顔で答え，間宮氏は「まだまだ知らないことばかりなので，伸びしろしかないと思っています」と回答して会場を笑顔にさせた．
最後にメッセージを求められると，黒谷氏は「受賞を本当に嬉しく思っています．これからもいろいろな役，仕事を通して笑顔を届けたい」と抱負を語った．間宮氏は「俳優は歯が命」という言葉を引用し，「その命を大切にしたいと改めて思いました．口の健康が全身の健康に密接に関わっていることを本日知ることが出来たので，ケアをしていきたいと思いました」と力強く話した．