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日本私立歯科大学協会 第12回歯科プレスオンラインセミナー 開催される
 10月22日(金),標記セミナーがオンラインにて開催された.
 最初に同協会会長の三浦廣行氏(岩医大副学長・歯学部長)がコロナ禍における社会貢献の一つとして,歯科医師によるワクチン接種に大学が協力してきた状況を紹介,また歯科医院の減少傾向のなかで安定した医療を提供するための見通しなどを解説した.
 次に同協会専務理事の羽村 章氏(日歯大)が私立大学が先行してきた歯学の歴史や,同協会の活動を紹介した.
 講演では,「ここまで進化! 歯科の最先端技術は患者さんにも社会にも大きなメリットが! Society5.0時代の歯科医療におけるDX」と題し,片倉 朗氏(東歯大)がこれまで“匠の世界”であり,また多くの廃棄物を出していた歯科医療が,デジタル化によってさまざまなメリットがあることを紹介.また,3Dプリンタを用いた顎顔面外科手術や,カンファレンス・手術支援などの遠隔医療の様子など,先端の状況を解説した.
 次の「コロナ禍のマスク生活で気になる 口臭の仕組みと対策」では,亀山敦史氏(松歯大)が「マスクをするようになって,自分の口のニオイが気になるようになった」という回答が39.4%にのぼったという私立歯科大学協会のアンケート結果を紹介.口臭のメカニズムや,口臭の自覚と有無には関連がないことを解説した.現在市販されており効果があると考えられる口臭ケアグッズを紹介し,口臭が気になるようであれば歯科医師への相談を勧めた.

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