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神奈川歯科大学 包括的口腔機能回復外来セミナー「歯科における心身医療と心身医学のこれからを考える」開催される
 4月8日(木),標記のPSE(Postgraduate Student Education)セミナーがZoomにてリモート開催された.
 最初に和気裕之氏(みどり小児歯科院長,神歯大客員教授)により「歯科心身症を再考する」と題し,歯科心身症に関するこれまでの言説を整理し,歯科としての評価と対応方針をフローチャートなどで解説,最後にそれらを踏まえた歯科心身症の概念を提案した.
 次に宮岡 等氏(北里大名誉教授・精神科)が「歯科臨床において心身症というとらえ方は必要か」と題し,狭義の心身症の定義を整理したうえで,歯科口腔外科におけるリエゾン診療の経験を踏まえて,いわゆる心身症の傾向をもつ患者に対する歯科治療の特徴や問題点を解説した.
 最後に玉置勝司氏(神歯大教授)が「咬合違和感を口腔心身症と捉えた時の論点」と題し,咬合違和感についてのこれまでの研究や定義を紹介し,不可逆的な咬合治療により発症したため患者の不安感なども伴った咬合違和感に関しては口腔心身症として捉えるという試案を呈示した.
 ディスカッションにも十分な時間がとられ,心療内科医や臨床心理士も加わってさまざまな立場で意見が闘わされるなど,歯科におけるリエゾン診療を主導してきた本講座ならではのセミナーとなった.

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