2021/02/17
2月15日(月),標記スタディグループ(代表:中尾 祐氏・福岡県)によるウェビナーが五島朋幸氏(東京都)を講師に招いて開催された.
五島氏は「食べること 生きること~変わるものと変わらないこと~」と題し,自身の来歴を振り返りながら,訪問歯科診療においては通常の歯科外来診療に比べて「食べる機能」を診て支える場面が多く,地域高齢者の食支援を多職種で担う必要性を実感したことを紹介.五島氏が代表を務める新宿食支援研究会(新食研)の活動を通じて,食支援の実践例や多職種連携の望ましいあり方を示した.
また会員が提示した症例に招待演者がコメントするチャレンジ企画も新たに実施され,今回は鈴木宏樹氏(篠栗病院)が示した,高齢患者の口腔機能の維持・向上を図った義歯治療2症例に対して五島氏がアドバイスするとともに,参加者からの積極的な質疑応答もなされた.