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第5回 Greater Nagoya Dental Meeting開催される
 1月17日(日),標記講演会が「コロナに負けない歯科医療の本質を探る」をテーマにオンラインで開催された〔大会長:飯田吉郎氏(愛知県),実行委員長:高田智史氏(愛知県).配信:Doctorbook academy〕
▲大会長の飯田氏
 Aki Yoshida氏(アメリカ・マサチューセッツ州)は「歯科医師,歯科技工士,患者の三者がWin Win Win になる為に」と題し,補綴物の再製やチェアサイドでの調整を可及的に減らすための精密なシェードセレクション,模型の咬合器装着や咬合器上でのコンタクト調整,高透光性ジルコニア応用時の注意点について語った.
 築山鉄平氏(福岡県)は「人生を影で日向で支える歯科医療の未来」と題し,個々の患者のリスクに応じたオーダーメイドの予防・メインテナンスプログラム提供の重要性に言及したほか,自身がかかわる地域における医科歯科連携や,自治体と連携したポピュレーションアプローチなどの取り組みも紹介した.
 石川知弘氏(静岡県)は「再生療法における難症への対応」と題し,GTR法のコンセプトや歯周組織再生における3つの鍵(血餅の安定,スペース確保,感染の予防)に触れた後,骨壁数の不足する骨縁下欠損症例や,軟組織が不足し安定的な軟組織の治癒も求められる症例に対して歯周組織再生療法を行う際の注意点を示した.
 寺内吉継氏(神奈川県)は「破折器具除去方法の勘所」と題し,破折器具の診査では末端部の位置を把握し除去の必要性をX線写真やCT像で判断すること,破折器具の長さ・太さと根管の湾曲度,使用溶液の種類がバイパス形成・破折器具除去の作業時間に影響すると述べた後,超音波チップを用いた形成・除去の要点を詳説した.

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