2021/01/14
1月13日(水),HILIFE DENTURE ACADEMY Online Salonが主催する標記ウェビナーが「総義歯の最終印象をアルジネートで成功させる!」をテーマに開催された(メインパーソナリティ:松田謙一氏/大阪府).
金澤 学氏(医科歯科大)は「既製トレーで成功させるポイント」として,顎堤に合ったトレーの選択法や調整法を解説し,印象採得においてはトレーを圧接するまでの一連の流れを術者・患者双方で事前に練習(素振り)しておくことが肝要と指摘.シリンジ法や積層印象による対応についても言及した.
松丸悠一氏(フリーランス総義歯臨床専門歯科医師)は「個人トレーで成功させるポイント」として,個人トレーをデザインする際には基本に忠実な外形とし,厚みを確保するスペーサーを設定すること,必要に応じて保持孔や遁路を付与することが重要としたほか,印象手技や模型製作時のコツも示した.