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JUCオンライン発表会 “ The One ” limited web live講演 開催される
 12月6日(日),標記大会が「繋がる絆 JUC 元気が出る講演会――縁・精進・継承」をテーマにオンラインにて開催された(大会長:小山浩一郎氏・長崎県).
 本大会は,本来同時期に開催される予定であった第8回JUC発表会が新型コロナウイルス感染拡大の状況を受け延期されたため,恒例の発表会とは別にJUC会員向けに行われたもの.
 講演では4名の演者が登壇し,これまでスタディグループであるJUCで学んで得られた知識や術式,そこに至るまでの学ぶ姿勢について語った.
 「歯科医としての凹ませないメンタルの保ち方」との演題で登壇した馬場正英氏(福岡県)は,うまくいかなかった症例について考え続けた日々が咬合と全身の関係性について知るきっかけになったと話し,スタディグループで叱咤されるなかで新たな術式に出会った体験を語った.
 講演「執筆までの道のり――人々との縁が今の自分を支えている」では,金成雅彦氏(山口県)が近刊書籍の執筆までを振り返り,特に若手の頃に読んださまざまな文献のなかで学びたい先生にとことん教えを乞い勉強することの大切さを強調し,その縁が臨床での成功ひいては出版活動に繋がったと話した.
 小山浩一郎氏は,「掘り下げGPのススメ」と題し,コロナ禍の理不尽な状況のなかであっても,患者のために文献を読みディスカッションをして知識を深める歯科医師としての本分は変わらないと話し,特に患者の舌に注目して治療を続けてきた自身の経験から,自分が興味のあるものを深掘りしていくことの大切さを語った.
 講演「後悔しない,させないJUC」のなかで,水上哲也氏(福岡県)は,歴史上の偉大な人物や歯科界の先達から学ぶ姿勢の大切さを強調し,師と仰ぐ人物たちから受けた影響や歯科医師としての矜持を振り返り,現在の若手会員たちにとってスタディグループがどのような場所であるべきかを問いかけた.

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