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Denture Cafe 第10回 開催される
 10月30日(金),HILIFE DENTURE ACADEMY Online Salonが主催する標記ウェビナーが「世界のデジタルデンチャー最前線!~第2部印象・咬合採得・試適はどうするべきか」をテーマに開催された.
 竜 正大氏(東歯大)は「AVADent,DENTCAシステムによる印象~試適までの流れとその特徴」と題し,熱可塑性印象用トレーと既製の咬合採得用トレーを用いるAVADentシステムと分割可能な既製トレーを用いるDENTCAシステムにおける印象採得・咬合採得,人工歯選択,3Dプリントによる試適用義歯を用いた咬合圧印象の流れと手技のポイントを供覧.そのほか,デジタルデンチャーのワークフローでは患者の来院回数を最低2回に抑えられるが,豊隆の調整や再咬合採得,咬合圧印象による対応が可能になる点から,試適のステップをさらに一度挟んでおくことが望ましいと述べた.
 金澤 学氏(医科歯科大)は「IOSによる印象採得,咬合採得は可能?~そのポイントと限界~」と題し,口腔内スキャナを用いた無歯顎顎堤のスキャンはスムーズにいけば上顎では操作一人で2分程度,下顎も操作一人+舌圧排一人で5分程度でスキャン可能であるものの,スキャナ側で可動粘膜を認識しづらいことから「スキャンウィンドウの少なくとも2/3は非可動粘膜を映す」,「スキャン動作がスタックした際に戻れる位置を上下顎それぞれに確保してから操作を始める」ことが重要と指摘.また,iTeroエレメント口腔内スキャナの画像重ね合わせのアルゴリズムが無歯顎顎堤のスキャンに適しているとの臨床実感も述べた.
 最後にメインパーソナリティの松田謙一氏(大阪府)が,デジタルデンチャー製作術式は以前よりフレキシブルな対応が可能となっており材料物性のさらなる向上が望まれること,IOSの応用については現状,辺縁形成が行えない点とIOSだけでは厳密な咬合採得が行えない点が最終義歯への応用のハードルになることを指摘した.

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