2020/02/19
2月13日(木),大阪市内にてSSCJの主催する標記会が,米国歯周病専門医の斎藤花重氏(メリーランド大)を講師に招いて開催された.
斎藤氏は「The effect of provisional restoration and its materials in the flapless immediate socket implant」と題し,前歯部抜歯即時インプラント治療における歯周組織の吸収を防ぐコンセプトであるThe Dual Zone Therapeutic Conceptについて説明.フラップレス+骨補塡材使用+プロビジョナルレストレーション使用により骨吸収を有意に抑制できるとリサーチベースで解説し,骨吸収抑制をより効果的にする器材を紹介したほか,自身の所属するチームが取り組む今後の研究の方向性にも言及した.