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第6回JUC発表会開催される
 12月2日(日),電気ビル共創館4Fみらいホール(福岡市中央区)にて標記発表会が「再生療法の新たな展開と挑戦~今の再生マテリアルを検討する」をテーマに掲げて3部構成全10題の講演ならびにテーブルクリニック2題,40社の企業展示とともに開催された(会長:水上哲也氏/福岡県).
▲水上氏
 新人発表では,江口直文氏(福岡県)が「超高齢社会におけるノンメタルクラスプデンチャーの活用」の中でノンメタルクラスプデンチャーの設計原則に従うことを前提としたうえで,患者にとって違和感の出にくい設計にするための方法を話した.また小林善郎氏(佐賀県)は,「う蝕治療最前線~診査と処置法~」と題し,う蝕検査において複数の検査方法を組み合わせることの重要性に言及した.
 Part1「エムドゲインとリグロスの臨床的有効性」では,池上龍朗氏(福岡県)が「歯周組織再生用マテリアルがもたらすもの~症例からみえてきたbFGFの特性と展望~」において,歯周組織再生におけるリスクの存在に触れ,リグロスのメカニズムから起こりうるリスクを計算して治療メカニズムへ応用する展望を明かした.雑賀伸一氏(福岡県)は「エムドゲインまたはリグロスを用いた歯周組織再生療法において臨床的有効性を引き出すための考え方と可能性を探る」と題し,リグロスを用いた歯周外科治療においてより高い効果を引き出すための方法を提示した.村川達也氏(福岡県)は「歯周外科治療におけるリグロスとエムドゲインの選択~歯周形成外科治療後の創傷治癒から見えてきたこと~」の中で,歯根面被覆術における両マテリアルを比較して各々の臨床的特性について考察し,現場における選択について見解を示した.
▲左から,村川氏,雑賀氏,池上氏,基礎説明を担当した三浦真由美氏
 Part2「再生マテリアルの検討」では吉松繁人氏(福岡県)が「インプラントトレンドの検証と骨補填材使用について」として現在発売されている骨補填材について骨吸収のスピードやスペースメイキングなどを比較し,効果的な使用のためにデータのみならず経過を目で見ていくことの重要性を強調した.土肥博幸氏(長崎県)は「歯周組織再生療法におけるコンビネーションセラピーの中長期的な評価」として,主に骨移植材との併用において,中長期的な経過観察が再生療法の成功につながると話した.「GBRの変遷と生理活性物質の活用を臨床的に考える」と題した馬場正英氏(福岡県)は術式の歴史的変遷を振り返りながら細胞組織工学の研究結果が応用されてきた背景を説明し,リグロスが臨床応用されるに至った現在での使用方法や結果について考察した.
▲左から吉松氏,土肥氏,馬場氏

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