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Seattle Study Club of Japan2018年11月プログラム/Dr. Seiko Min VISTAハンズオンコース 開催される
 11月24日(土),大阪市内にて標記スタディグループのプログラムが,同会顧問のSeiko Min氏(アメリカ・テキサス大学)を招いて開催された.
 今回,Min氏からは本年6月のEuroPerio9にて公表された,ほぼ20年ぶりの改定となる歯周疾患の新分類のうち,新設された病期分類(Stage)と等級分類(Grade)に関して解説が行われた.これは,従来の分類において侵襲性歯周炎と慢性歯周炎の組織像に大きな差がないこと,両者が異なる病気であることを支持するエビデンスがないこと,糖尿病など全身疾患を伴う症例ではホストレスポンスが低いなど勘案すべき事項が反映されていないこと,初診時のX線像の診査では元々の骨の位置が不明であり軽度歯周炎を見逃す可能性があることなどの議論を踏まえたもので,病期分類では歯冠部の臨床的アタッチメントロスから重症度と範囲を判断し,等級分類では骨吸収のスピードから歯周病の進行度を読み取り,HbA1cの数値と喫煙をリスク因子として総合的に判断するものであるとして,症例を用いたワークショップを通じて理解を促した.
 また,23日(金・祝)にはジンマー・バイオメット・デンタル株式会社大阪セミナールーム(大阪府),25日(日)にはストローマン・ジャパン大阪セミナールーム(大阪市)にてMin氏によるVISTA(Vestibular Incision Subperiosteal Tunnel Access)テクニックのハンズオンコースが同会主催にて行われた.Min氏は歯肉退縮の原因と根面露出の問題点を整理し,根面被覆術における歯肉の厚みの重要性を指摘したうえで,複数歯の歯肉退縮に対し目的の位置に確実にフラップを固定でき,また切開線が一箇所のみとなり血液供給に有利な手法であるVISTAテクニックの概要と手技,専用器具であるVISTAキットの使用法を説明し,豚顎を用いた実習を行った.

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