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綾の会35周年記念ミーティング開催される
 2018年11月18日(日),松本歯科大学図書会館(長野県塩尻市)にて,「”人生100年時代のプラークコントロール”」をテーマに標記ミーティングが開催された.本会は,スタディグループ・綾の会(金子至代表・長野県大町市開業)が主催するもので,県内外から歯科医師,歯科衛生士,歯科技工士など220名あまりが参加した.
会員の集合写真会員の集合写真
 会の冒頭では「綾の会35年を振り返る」と銘打って代表の金子氏,副代表の宮下徹氏(長野県伊那市開業)が登壇.自分の家族に受けさせたい患者中心の歯科医療,チーム医療の実践を掲げた会の歩みを振り返った.
 つづく「人生100年時代のプラークコントロール」では,金子氏のほか,歯科衛生士の伊藤美穂氏(金子歯科医院),市川美由紀氏・橋詰由美子氏(宮下歯科医院)らが,残存歯の増加に伴い問題になってくる根面齲蝕に配慮したプラークコントロールの手法や,患者さんの生活習慣やライフステージに配慮した口腔衛生指導のあり方,将来的な訪問診療を見据えた補綴設計等について,多面的な視点より解説を加えた.また,「長く歯科衛生士を続けたからわかった歯科衛生士という仕事のすばらしさ」では松本絹子氏(金子歯科医院)が,ドイツの内科学者・フーフェランドの言葉「医という職業は何よりもまず誠意に発し,これを実行し,よく考え,心,技が相互に協力しあうこと」を引用しながら,患者のライフステージに寄り添いながら“最期まで口から食べる”ことを支援する歯科衛生士の役割について私見を述べた.
会長の金子氏
 午後の分科会は歯科医師,歯科衛生士,歯科技工士,受付スタッフに分かれて開催.歯科医師分科会は「重度歯周病を有する症例における欠損補綴の選択と予後」(「歯界展望」2017年7月号~11月号にて一部掲載).金子氏,宮下氏,松井力氏(長野県伊那市開業),内川宗敏氏(長野県塩尻市開業),汲田剛氏(長野県松本市開業)らが,重度歯周病の欠損補綴について,それぞれ部分床義歯,インプラント,可撤性ブリッジ等で対応した症例を供覧.ディスカッションでは,インプラントなどの侵襲性が高い治療について,”若年の患者さんには治療介入しすぎない”ことや,逆に高齢になってからは大がかりな治療が難しくなることからライフステージ全体を見据えた治療介入のタイミングをはかることが話題となった.
また,歯科衛生士分科会では「シャープニング&ブラッシング実習」,歯科技工士分科会では「最新 ジルコニアについて」(カナレテクニカルセンター ・山田和伸氏),受付スタッフ分科会では「考える接遇は患者さんの歯を守る」(英 HANABUSA スクール オブプロトコール・白田英美氏)がそれぞれ行われ,チーム医療の推進のために各職種が研鑽を重ねるという同会の理念にふさわしい会となった.

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