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『平成30年度榛原歯科医師会災害対策研修会』開催される
 7月14日(土),榛原医師会館(静岡県牧之原市)にて標記研修会が開催された.
 災害時の歯科保健医療や地域支援,地域防災の仕組みづくりに携わり,自らも災害支援やボランティア活動を行っている中久木康一氏(東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科顎顔面外科助教)を講師に招き,『もしも被災したらどうなる?~地域歯科保健の受援を含めた視点から~』というテーマのもと,有事の体制づくり目的としたグループワーク研修が行われ,約30名の歯科医療関係者(歯科医師20名,歯科衛生士10名)と,約20名の行政関係者が参加した.
講師を務める中久木氏
 榛原歯科医師会のある地区は,駿河湾に面し,大井川など大小さまざまな河川が市中を流れていることに加え,ほぼ全域が中部電力浜岡原子力発電所の半径20km以内に位置している.参加者は,近隣地域ごとに少人数のグループに分かれ,自分たちの地域が被災したとき,どのような行動をとり,どのような支援が行われるかを想定,検討し,意見交換を行った.
侃々諤々の議論の様子
さまざまな状況を仮定した話し合い
 その後,中久木氏は,東日本大震災や熊本地震の支援現場で実際に起きた運営上の問題点や注意点を紹介し,平時にどのような準備し,課題にどのように対応すべきか,地域の保健医療や介護・福祉における連携のあり方を確かめた.
 研修参加者からは「実際に被災した際の流れのイメージを共有できた」「今後の災害時体制づくりにおける連携のきっかけになった」などの声も聞かれ,最後に中久木氏は,継続的な検討が必要であるとし,「平常時の準備と地域連携」がなによりも大切であると締めくくった.
 研修会は4時間もの長時間に及んだが,参加者たちは誰一人として集中を切らせることなく,夏日続きの陽気にも負けない活発な議論が交わされた.
中久木康一著「歯科医院の防災対策ガイドブック」
https://www.ishiyaku.co.jp/search/details.aspx?bookcode=444140

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