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第8回日本歯科衛生教育学会総会・学術大会開催される
カテゴリ:歯科衛生士
 11月25日(土),26日(日),関西女子短期大学(大阪府柏原市)にて,「歯科衛生学の確立に向けて-歯科衛生士に求められる視点-」をメインテーマに標記学術大会が開催された.

 教育講演Ⅰでは「科学する歯周病学-できる歯科衛生士はバイオフィルムの病原性を見分ける-」と題し,天野敦雄氏(大阪大学大学院歯学研究科口腔分子免疫抑制学講座予防歯科学講座 教授)が登壇し,細菌学的な観点から歯周病,歯周治療について解説した.関西弁でのジョークを交えたテンポのよいスピーチとともにいくつかの症例を紹介し,年に数回行われるメインテナンスの重要性を繰り返し訴えた.
天野敦雄氏
 教育講演Ⅱでは村上伸也氏(大阪大学大学院歯学研究科歯周病分子病態学・歯周病診断制御学 教授)が登壇し「歯周病学の未来-歯周組織再生療法の近未来を俯瞰する-」と題した講演を行い,歯周組織再生療法について語った.歯周組織再生剤リグロスを用いた治療を紹介し,本薬剤の効果を発揮するためには,歯科衛生士による口腔管理がなにより重要になると歯科衛生士にエールを送った.
村上伸也氏
 シンポジウム「人に寄り添う歯科衛生士養成を求めて」では,吉田幸恵氏(神戸常磐大学短期大学部口腔保健学科 教授)を座長に,田村照美氏(居宅介護支援事業所 丸ふくケアセンター 管理者),由比由香氏(大阪府立むらの高等支援学校 養護教諭),時岡奈穂子氏(特定非営利活動法人はみんぐ南河内 副理事長)による発表が行われた.
 田村氏は「在宅復帰に向けた歯科医療との連携について-介護支援専門員として求めるこれからの歯科衛生士-」と題し,要介護になる前に患者にアプローチできるという歯科衛生士の強みについて触れ,ケアチームとして共通認識を持つことが重要であると語った.
田村照美氏
 由比氏は「支援学校における歯と口の健康づくり」と題し,生徒たちに自身のことをよく知ってもらうことが生徒たちの自己管理能力を培うことにつながると話し,それには歯科衛生士が強く関わる「歯科疾患の予防」が鍵になると論じた.
由比由香氏
 時岡氏は「地域の栄養支援-いただきますのお手伝い-」と題して登壇.管理栄養士として在宅訪問栄養指導をしてきた自身の活動経験から,医療を支える日常をサポートすることの重要性について語り,地域の底上げという観点から歯科衛生士に求める力について論じた.
時岡奈穂子氏
 26日(日)には長岡英一氏(鹿児島大学 名誉教授)による特別講演「長寿社会を健やかに生きる口腔管理」が行われた.はじめに,NBMに基づいた顎関節症の治験例と表情の関連を紹介し,口腔状態と言語的・非言語的コミュニケーション,社会参加との関連について提言した.
 また,義歯使用者には一般的な口腔ケアに加えて,骨ケア,義歯ケアが重要であり,口腔機能の低下,重症化を防ぐことが公的空間でのQOLを高めることにつながると語った.
長岡英一氏(左)と畠中能子氏(右)
 そのほかにも数多くの口演発表やポスター発表が行われ,盛況な2日間となった.次回は平成30年12月1日(土),2日(日)に朱鷺メッセ:新潟コンベンションセンター(新潟市中央区)にて開催予定.
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