2017/10/16
10月12日(木),コンファレンススクエア エムプラス(東京都千代田区)にて,標記会が開催された.
最初に,日本私立歯科大学協会会長の三浦廣行氏(岩医大副学長・歯学部長)より,本セミナーの主旨を説明した.次に,日本私立歯科大学協会専務理事の羽村 章氏(日歯大生命歯学部長)より,日本の歯科医学教育において私立大学が果たしてきた役割の解説や,本会の説明が行われた.
講演は2題行われ,1題目は「自分では分からない口腔がん」と題し,高田 訓氏(奥羽大教授)が口腔がんをめぐる日本の現状,現在わかっていることや診断・治療の実際など,わかりやすく解説を行った.さらに,歯科医学教育における進歩の状況も説明した.
2題目は「歯科治療で進む技術革新の流れ 先進医療から生まれたCAD/CAM冠」と題し,疋田一洋氏(北医大教授)がCAD/CAM冠やデジタル歯科の現状の説明から,疋田氏自身も関わってきたCAD/CAMシステム開発の流れなどを解説した.